近所の空地や道端の草むらで、メマツヨイグサ(雌待宵草)が咲き始めました。
太宰治の「富岳百景」 の「富士には月見草がよく似合う」の月見草はオオマツヨイグサ(大待宵草)だそうですが、「メマツヨイグサ(雌待宵草)には月がよく似合う」かもしれない。
竹久夢二の詞「待てど暮らせど来ぬ人を 宵待ち草のやるせなさ 今宵は月も出ぬそうな」も”宵待ち草”もこの花の仲間のことです。
この花は、名前の通り夕方を待ち開花します。暗くなり始める6時を過ぎた頃から7時頃に十数秒で見事に開花します。
今夕咲く花は、こんな感じに萼がやや開き加減で黄色い花弁がのぞいています。(18:36)
18:45には右上の花が開花。わずか10秒位の時間で開きました。ビデオを早送りした感じです。下の花が開花したのは、19:05でした。
その様子をどうぞ!
うっかり目を放したり、他の花に目移りしたりせず待つことが観察のコツです。
開花を初めて見たのは子供達のキャンプのお手伝いをしていた時で、開花の瞬間拍手が沸き起こりました。
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