新緑という言葉はまさしく今の信州にふさわしい言葉だと思います。
おにぎりを持って近くの山にハイキングに行ってきました。
鎌倉道といわれる諏訪大社の上社から少し登って高部そして前宮から茅野へと続く
今では山の中の眼下に諏訪、茅野の街を見下ろす細い山道をたどりました。
中世の鎌倉時代に開かれた鎌倉に続く道と言われています。
いつも見慣れている山の木々が一気に若葉を茂らせ「山萌ゆる」の姿です。
遠くは八ヶ岳
左側に諏訪湖
緑と言ってもなんと様々な緑色があるものだ、ただ「きれい」だというしかないのです。
素晴らしい季節を感じるという事が、今の禍から離れ、当たり前に季節は移ろうのだと実感します。
途中に藤森照信さんのつくった「高過庵」「低過庵」そして「空飛ぶ泥舟」があります。
高過庵
低過庵
空飛ぶ泥舟
そのうち近くの公民館が照信さん設計で建て直される予定もあり、また楽しみが増えます。
道の途中にマムシグサが次々と咲いていました。
ゆっくり写真を撮ったり休んだり約2時間の山歩きは今も脚の疲れを感じさせますが心地よいものでした。