アトリエVerde

猫と七宝と四季のくらし

5月の終わり、春の終わり

2018-05-31 21:16:11 | 日記

今日で5月が終わります。早いもので庭の風景もすっかり初夏の感じになってきたように思います。

庭で採れた小梅は毎年梅ジュースや梅漬けに使います。ただ、そこまでにするのが一苦労。
洗ってから小梅のヘタを取るのが大変。ここを取っておくと美味しい梅漬けができるのです。





信州では梅漬けは梅干しではなくカリカリした梅漬けが昔からの定番です。
でも、うちでは梅干しが好きなのでまた、日を追ってまた別に大きめな梅で梅干しも作ります。

新作の七宝の試作品のリングです。七宝と真鍮を組み合わせたもので七宝は少し大振りにしました。







今回は猫でなくモダンなデザインで作ってみたくなりました。
ちょっとしたお出かけのおしゃれ用にフリーサイズです。


最近「食虫植物」にはまっています。なかなか諏訪で買える所はないのですが、
ホームセンターでいくつか売っていて早速ゲットしてきました。
一つは「ハエトリソウ」。ワニの口のような葉に虫が入っていくと閉じてしまい、消化されてしまうという恐ろしい植物。



でも、形態がかわいくて枝分かれしていたホンの一ミリほどの小さな葉も開いている姿が健気な感じです。
「ムシトリスミレ」はきれいな花が咲くのですが、葉っぱがベトベトしていてそれにコバエのような虫が引っかかるということです。



どちらも不思議。もともと土地がやせた所のもので、その為虫を取って栄養にしていたらしい。
できれば「ウツボカズラ」が欲しいけど寒い諏訪では難しいようです。

最後にムーチャのくつろぎポーズ。こちらもムーチャみたいにゆっくり昼寝などとってみたいなー。


 

 


雅叙園終了しました。

2018-05-16 21:13:45 | 七宝焼

目黒雅叙園での「猫都の国宝展」が13日に終了しました。今回は46日間という長い展示でした。
大勢の方に来ていただきありがとうございました。(4万人の来客があったようです?!)
13日の最終日には搬出に行きました。あいにくの雨の日となり、夕方は結構強い雨になりました。
その雨の日でも大勢の来場者があり私も驚きました。時間ぎりぎりまで見ていたお客様もありました。
若い方も大勢見に来ていて気取った展示でなくて親しみのある身近な企画展だったのだと思います。
見て来られたヴェルデのお客さまからも「良かった」と感想のハガキやメールや電話など
たくさんいただきました。本当にありがとうございました。
とりわけ「拝んできました。」というお言葉には恐縮しました(笑)

雅叙園に行く前に久しぶりに「山種美術館」の「琳派」展を見てきました。



自分が学生だった頃、茅場町にあった山種美術館には良く足を運びました。
速水御舟、奥村土牛、小林古径、加山又造、…日本画の素晴らしい作品を見てきました。
今は恵比寿から歩いて行きますが、今回、速水御舟の「翠苔緑芝」に出会いました。







その学生だった頃この絵を見てなんだこの変な絵は、御舟にしてはヘタな絵だなあと思っていました。
ずっとこの変な絵が頭の中にありました。
あれから何十年とたち、今回2度目に見て「本当に傑作、素晴らしい絵だ」と感激しました。
本当に変な絵なんです。でも素晴らしいとしか言えないのです。御舟34歳の絵です。
猫とウサギの絵ですがこんな猫がつくれたらいいなあと思っています(とても難しいのですが)。
次の3回目に出会えることがありますように…

ルルが自慢げに脚立の上に上って下を見下ろしています。




短い脚でも梯子に簡単に上れることが分かりました。


5月のムーチャ

2018-05-07 20:55:55 | 日記

5月の暖かい陽気になるとムーチャは外猫になります。
いつものお気に入りは小屋に積んである藁の上。たぶん涼しいからだと思いますがここでほぼ一日寝ています。
夕方薄暗くなると家の中に入ってきてご飯を食べてそれからいつもの布団の上で長い眠りに入ります。
結局一日中寝ているという事ですね。





ただ、何故かトイレはうちの中でするのは何故?外にいる時間が長いのに不思議です。
安心できるのかも。まあ健康状態をチェックできるのはいいけれど。
ルルはトイレは外でしかしないのに…ルルの方が怖いもの知らずなのかもしれません。

この時期は庭や畑のフキが元気に大きくなってきます。





我が家はフキが大好きなのでせっせと取っては下茹でして煮物にしたり、炒めたり、サラダにしたりと重宝しています。
食べられるようにするまでは大変ですが、この時期だけのものなので…

4月に咲きだしたサラセニアの花。不思議な形だとつくづく思います。





今年は昨年より花が大きいかも、来年はもっと大きくなる?のでしょうか。
異国の植物は想像がつかないです。