アトリエVerde

猫と七宝と四季のくらし

クロッカス受難の春

2017-03-23 09:15:57 | 七宝焼

まだ陽気は寒いのですが庭のクロッカスが咲き始めました。
鳥が蜜を吸いに来て花びらをつついてしまうのでネットをかけているのです。
ところがルルにとっては暖かい?のかその中に入ってしまいます。
結局…クロッカスは鳥につつかれるか、ルルに潰されるかどちらかになってしまうのです。

諏訪の北澤美術館に行くとガレ・ドームの作品の中にクロッカスをモチーフとした作品があり
とてもきれいで伸びやかなガラスです。七宝でも挑戦したいモチーフです。
まだ先ですが北澤美術館で12月から個展の予定です。

ただ今は4月5月にある展示会いろいろに向けて作品をつくったり
オーダーをいただいた猫・犬ちゃんの作品作りです。
初めての場所では目黒雅叙園の百段階段に出展予定です。(4/16~5/14)

「彩り春」の作品です。春の新緑と目覚めてまどろんでいる猫のイメージでつくります。
何作もつくっているのですがそのたびにイメージが少し変わっていきます。

 


3.11のクラシックコンサート

2017-03-12 11:40:45 | 日記

昨日3月11日に下諏訪総合文化センターでクラシックのコンサートがありました。

6年前何をしていたか、家にいて余りにも揺れて金魚鉢の水が溢れそうになり手で押さえた。
それから、外に出てみた。周りの木々が揺れていた。家も揺れていた。
あの日の寒さや不安をつい先日のように思い出す。
それから6年たち、コンサートに行ける自分は幸せなのだと思う。

「はまくんと仲間たちオーケストラその7」というタイトルで何年か前にその2を見に行きとても感動した。
市民オケである「諏訪交響楽団」(なんともうすぐ100周年だそう!)の指揮者、濱一さんが
企画したコンサートで本当に地方の小さい会場でのコンサートであるがその内容は素晴らしいと思う。
(ピアノはちゃんとベーゼンドルファーがあります。)

最後の曲は誰でも知っているチャイコフスキーの「バイオリン協奏曲」私もお気に入りのCDを持っているので
良く知っている曲だが、コンサートで初めて生で聞いた。
その驚き、狂気、超絶技巧、会場の手に汗握る緊張感、すべてが新鮮で素晴らしかった。
バイオリンは「会田莉凡」さん(りぼんさんと読むらしい)という若い女性でその迫力には皆拍手を贈った。
心技体が一つになって感動を呼ぶのだと思う。

アンコール曲のNHK「新日本紀行のテーマ曲」も今日3.11にふさわしく東北を思いしみじみしました。

最近オリンパス「TG-4]というカメラを買った。これは接写に優れているというカメラで
軽くて良い。
これからキノコ、苔、その他小さい生き物を撮りたいと思う。
とりあえずうちの猫たちと、オオイヌノフグリを撮ってみました。