6月に岡谷市の笠原書店2階の「ギャラリーあすなろ」で11回目の七宝展を行います。
今はそれに向けて新作を制作しているところです。
タイトルは「花鳥猫月」ということで今回は琳派の作品を七宝で挑戦してみようと思い何点かつくっています。
技法や新しい色などで今までやったことのないアイデアがありました。
下絵と途中工程、最終仕上げを載せてみました。
もとの日本画は「市川其融」の作品。六曲の屏風の一部です。子犬がかわいらしい。
線をとり色は七宝釉薬を考え色鉛筆で塗って下絵を描きます。
全体を有線七宝技法でつくります。日本画も線で表現しているので七宝に向いています。
色を2回目で焼成した段階。銀箔の質感をしっかり表現したい。
焼仕上げで仕上げました。
大きい作品ではないのですがやっているとおもしろい。次の作品のイメージがわいてきそうです。