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ボリビア異文化見聞記

青年海外協力隊員としてボリビアの小学校へ!

最終講座

2013年11月09日 | スクレ・活動関連
大学で、教員向けの講座の最終回を行いました。

9:00から始まる予定で、8:30には大学で待機していたのですが、
「教室がいっぱいで、どこも空いてないわ!」とうちの校長先生。
もう、あんまりびっくりすることもなく(笑)、で、どーすんの??と、思っていると、
大学の裏手にある中学校の教室を借りられるように、話を付けてきてくれました。

なじみのある大きさの教室(大学の講堂はわたしには広すぎる・・)で、
落ち着いて講座を行うことが出来ました。

そして、大学の講堂とは構造が違い、
廊下と教室の境目が壁ではなく窓。
野次馬(??)が窓の外から、たくさん覗いている中で、講座が進みました。
タダなんだし、入ってくればいいじゃん・・と思いつつ。
聴講しに来てくれた人の数も、まずまずの50人程度。

でも、これで、最終回です。
なんか、ちょっと寂しい。

配属先の学校では、わたしの支援はあんまり期待されていないようですが、
大学に来ると、「もっと教えて欲しい」と言ってくれる人がたくさんいます。
支援が本当に必要としている人に届かない・・・ってよく聞く話だけど、
わたしのケースもそういう面が、なきにしもあらず。

そろそろ夏休みに入り、活動は休止状態になりそうですが、
もう、自分の小学校での活動には見切りを付けて、
残り少しですが、その期間、大学で活動する機会が持てないか、
知り合いに電話してみようと思いました。
(野次馬に刺激されて、わたしの講座、需要があるんじゃない???って思ったのです)

そして、帰宅後、さっちゃんに撮ってもらったビデオを確認。
動画で自分のボリビアでの活動を撮ってもらったのは初めてなんですが、
ひどいスペイン語で、単語の羅列で、しゃべっていました。
あれで、よく、みんな聞いてくれているなぁ。わはは!!

びっくりな、たとえ。

2013年11月06日 | スクレ・活動関連
3年生の教室で、先生が「テストするよ!」と言ったら、
子どもが「鉛筆忘れた!」と言いました。
よくあることなんですが、先生が一言。

「学校に鉛筆持ってこないなんて、
 戦場に、ピストル持たずに行くのと同じよ!
 戦場だったら、あなた、もう死んでるからね!」
・・・・と、言いつつ、鉛筆を貸してあげていました。

戦争放棄の日本では聞かない「たとえ」でした・・・。
ちょっと、ギョッとしました。

切り紙教室

2013年11月04日 | スクレ・活動関連
折り紙教室に続いて、切り紙教室をロクサーナのクラスで。

子どもが「やりたい!」と思える活動で、しかも、考えなければならない。
ボリビアの子どもにもってこいの活動でした。

なぜなら、ボリビア人は自分で考えるのが大の苦手。
先日も、他のクラスで、
「しのえ、教えてくれる?」と子どもが言いに来たので、
「もちろん!何が知りたいの?」と聞いたら、
「答え。」だってさ。1年生です・・。
正直すぎない????

今日は、「これであってる?」「どうやるの?」には、一切答えませんでした。
「分かるように説明するから、聞いててね。見ててね!」
その後は、「自分でやりなさい。失敗してもいいから」と突き放しました。
失敗してもいいから・・とは言え、わたしもあげられる折り紙は限りがあるし、
子ども達もそれは承知の上、だから、失敗したくない!!
でも、しのえは教えてくれない!
考えなければならない状況に、追い込まれました。
しめしめ(笑)!!

考えてみると、日本の学校では、こういう状況に子どもを追い込む機会がふんだんにある。
楽しい授業が、ふんだんにあるのです。
折り紙だってするし、読み聞かせだって楽しいし、
図工で絵を描いたり、朝顔の種を蒔いたり、理科の実験とか、
算数だって「あれ??なんで??・・・あ!そうか!」って思える授業がたくさんある。

悲しいかな、ボリビアの授業はつまらない。

校長先生に、切り紙教室の話をしたら、
「わたしだって、3年生と一緒にやりたかったわ!子どもは、大満足でしょ?」だって。
切り紙ぐらいで、こんなに喜ばれるんです。
あ~あ~、担任したいよ。楽しい授業して、子どもが育つところ、見たいよ!
わたし、することなく、教室の隅でちょんって座っているしかないクラスもたくさんあるんです。
(そういうクラスは、先生が、わたしを使ってくれないのです。)

楽しかったよ!切り紙教室。

子どものノート。
楽しいと、他のうまくいかないクラスのことを思って、切なくなります。


これでいいのか?

2013年11月03日 | スクレ・活動関連
9日には、最後の講座を行います。
分数についての第2回目。
通分が必要な足し算・引き算と、かけ算・割り算。

今日は、1日中その準備。
昨日とその前と2日にわたって、仕事しなかったしね。

さて、最後の講座の準備をしながら、
いよいよ、わたしの活動も終盤・・・なんて考えて、
今頃になって思うんだけど、わたしの活動、これで良かったのかしら?
・・・とは言え、今、もう1度考えても、他にいい方法が見つからないけど。

先生に対する算数指導が要請内容で、
算数指導自体にも、問題がたくさんあったので、
要請内容通り、算数指導をしてきたけれど、
もっと、基本的な、普遍的な教育の基礎がない・・気がする。

先生が、子どもをよく見ていない。
指示を出しても、見届けない。
一斉指導が機能しない(だって、子どもが聞いていないんだもん)。
ノートに間違えてはいけない雰囲気で、間違いはすべて、消される。
(先生が間違えても、誰も気づかないので、それは、ノートに残っている(笑)。)

まあ、一概には言えないんだけど、うちの学校に、
そもそも、わたしから学ぼうと思っている人が、少ない。

「教えて貰おうと思うな!見て、盗め!」なんて、思うんだけど、
そんなの、ボリビアでは、テレパシーのようなものです。
そんなこと出来るの、特殊能力(笑!!)。
1から10まで説明したって、伝わりゃしないんです(涙)。

わたしが授業をすると、「見て、盗む」どころか、
他の仕事を始めて、授業を遮って「しのえ、計算機持ってる?」って聞いてきたり、
ひどいときは、「ちょっと、銀行へ・・・」なぁんてこともあったっけ。
あくびして、休憩・・とか。

あと、4週間で夏休み。
夏休み直前に、ボリビア政府に対する活動報告会。

今日は、何度も「砂のお城」って言葉が頭に浮かんで、むなし~気持ちになりました。
自分のメンタルの波を観察している自分もいて、それが、一時的な感傷だとも分かっているんだけど。

まだまだだ。

2013年10月31日 | スクレ・活動関連
この前、サンポーニャの先生に、
「子どもが集中しないでしょ?」と言われました。
ええ、集中しないんです。それは、実感としてあるけど、何で?
「夏休みが目前だし、こう、暑いとね~、午後の学校は特にね~」だって。
「こう、暑いと・・」って言ったって、日陰はひんやり気持ちよく、
日本人からすれば、スクレなんて、年がら年中、過ごしやすいんだけど。

わたしも、夏休み前で、そわそわしているけど、
子どもも、先生もそうなのね~。
そりゃそうだわね~。

そして、そんな中、2年生のクラスで、割り算が始まりました。

10÷5の説明をしているけれど、
どうやって分けるの?と先生が聞くと、
2個ずつ囲む子ども。そして、「そうね!」と訂正しない先生。
÷5なら、5個ずつ囲むか、5人に分けるような図にならないと・・・。
2個ずつ囲むのは、÷2でしょ?

もう、今年度も終わりなんだけど、
なんだか、活動はまだまだだ・・・という感じなのでした。