【人生100年時代】シニアの仕事

生涯現役めざす実践者&ナビゲーター
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【毎日がワクワクする自分発見術 人生100年時代の社会人基礎力その4】

2019-10-24 07:19:22 | 日記
こんにちは!シンライフワークのウーマンユニットの倫です。

このシリーズ4回となります。
前回までのお話は過去の私のブログを読んでいただけると嬉しいです。

社会人基礎力としての3つめの項目

「チームで働く力」(チームワーク) ~多様な人々とともに、目標に向けて協力する力~

その能力の中にある能力要素は

1. 発信力(自分の意見をわかりやすく伝える力)
2. 傾聴力(相手の意見を丁寧に聴く力)
3. 柔軟性(意見の違いや立場の違いを理解する力)
4. 情況把握力(自分と周囲の人々や物事の関係性を理解する力)
5. 規律性(社会のルールや人との約束を守る力)
6. ストレスコントロール力(ストレス発生源に対応する力)

ですが、前回は「1.発信力」についてお話をしました。
その対となるものが「2.傾聴力」と考えます。

社会人なりたての時、「聞く」と「聴く」の違いを先輩から
「十四の心をもって耳と頭を使って聴くこと!」と教わり、
すごく神経を集中させて相手が何を伝えたいのかを
正しく理解するために聴くのだ!と、聞く心構えが今までと違う!
と感じたことをいまだに忘れることはできません。

マネジメント経験者は傾聴を示す行動(相槌、オウム返しなど)はとりますが
最終的に自分が持っていきたい方向へ相手を導いてしまうという
若干力業、テクニックを使うシーンを見ることはしばしば。

ここでは相手にこうなってほしいと導くというスタンスではなく
「何を言いたいのか」、「どういうことを理解してほしいのか」を
正しくとらえることに注意を払う必要があります。
ですから耳だけではなく頭もいっぱい使います。

ただ傾聴の効果として相手がちゃんと話を聴いてくれていると感じると
とても安心して心を開いてくれる効果もあると思います。
みなさんはどうですか?
私も心から聴こう、知ろうとしている人には心を開けるし、
話したい、聴いてもらいたいという気持ちになります。

「そんなのあたりまえ!わかりきっている!」と思っている方に限って
相手の話の入口できっとこういうことがいいたいのだろう・・・と
先回りして、返す答えを考えてしまう傾向があり、実際にこのような事例は多いです。
私がマネジメントしていた時のリーダーのほとんどがこの経験をしており
自分が「聴く」に徹していなかったと反省することは多かったです。

相手の話を聞いている時に「なんて答えよう?」なんて考えてはだめですよ(*^^*)

聴くことに集中し、言いたいことを正しく理解すること。脳も使います。

今一度、「聞く」ではなく「聴く」になっているかを振り返ってみましょう。

あなたの「きく」は「聴く」になっていますか?



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