松浦亜弥の7枚目のシングル曲。
2002年9月19日に発売。
作詞・作曲：つんく♂、編曲：鈴木Daichi秀行。
オリコンには200２年9月30日付で、初登場2位（6.2万枚の売上げ）。
その週の1位は平井堅「大きな古時計」で、すでに4週連続1位を記録していた。
ちなみに「大きな古時計」の直前の1位は、w-indsの「Because of you」。
「The 美学」は、翌週には11位、翌々週には14位、その翌週にはベスト２０の圏外となる。
最終的に12万8千枚の売上げを記録した。
この曲あたりまでは、リアルタイムで”あやや”に注目していた自分であったが
「めちゃホリ」→「The 美学」という流れから
なんというか・・・・ゲテモノ趣味を感じて
気に熱が冷めてしまった記憶がある。
出だしからしばらくのカッコよい曲調は聴きものなのだが
いかにも軽い内容の歌詞と、サビが今一つ決まらない弱さがあって
全体として、あややのイメージに合わないなあという印象を持った。
この曲について、youtubeの再生回数をチェックすると
一番多いのが85万ビュー突破のPVで
その次が「松クリスタル」、そして「Aya the Witch」ライブと続くのだが
その次に再生回数が多いのが、田中れいなのライブ映像だ。
この”れいなバージョン”は、聴いてみると意外なほど心地よい。
この曲は、こういう声質の人が歌うべき曲なのかもしれない。
亜弥さんの歌唱だと、なぜかサビのところで退屈な感じが出てしまうのだが
れいなの歌唱ではそれが感じられず、一気に聴かせる、
今回の動画は
そういうことで
”れいな”バージョンと、「Aya the Witch」の二本立てです。
Tanaka Reina『THE 美学』LIVE 田中れいな
「The 美学」 松浦亜弥
トータル
モー娘時代は、問題児扱いされていたようですが、
彼女のライブパフォーマーとしての才能は、かなりのものと思います。
彼女と道重が、対照的なキャラで２トップをはっていたころのモー娘のライブも
なかなか面白かったです。（DVDですが）
松浦亜弥さんには、やはり不向きでしたね。
ある程度、年を重ねればサマになったようですけど。
当時のファンの間でも賛否両論で、ファンブログなどでもかなり話題になっていたようですし
、このへんから離れていったファンも多かったとか。
まあ、離れたのをこの一曲のせいにすることもできませんが、
この曲は、モー娘に歌わせて、できれば別の曲を・・・と思いましたが、
楽曲は全て、つんく♂氏が担当するという縛りのなかでは、やむを得なかったのでしょうね。
今回、あらためて何回も見直してみたのですが
こういうゲテモノというかキッチュな曲を歌わせると
不思議なくらいハマりますね。
亜弥さんのも悪くはないんですが（キレキレの動きとか）
これだけ歌えて、楽しそうにライブできるなら
もっと他の曲で聴きたいなあ、と思ってしまいます。
モー娘。といえば
ヤフーエンタメニュースで
新垣里沙のイメチェンの話が出ていました。
彼女も27才になって、大人になりましたね。
梶やんお気に入りのガキさんとか
道重、れいな、亀井あたりなら
ギリギリ分かるのですが
今のメンバーは
ほとんど分かりません。
メンバーチェンジのスピードが
異様に遅かったり
逆に早過ぎたりするので
だんだんと興味を失ってしまいました。
たしかに、道重、田中、高橋愛あたりが居たモー娘。は面白いので
リアルタイムでもっと見ておけば良かったと
後悔しています。
・・・・って、還暦もそう遠くないオッサンが語る内容ではないですが（爆）