タオ・カフェに顔を出す。マスターと旧知の常連さん3人で話す。話題の一つが東京都知事選の結果だったが、各々が異なる感想を抱いていた事が興味深かった。人それぞれ様々な意見を持つ事は尊重されるべきだが、開票直後には当確が出て、翌日の朝刊には随分前から校了されていたような立派な記事が一面を飾る。昨今の知事選の報道や投票に私は色々と疑問を抱いている。
9日、女性で初めて検察トップである検事総長に就任した畝本直美氏が記者会見を開き、抱負を語っていた。畝本氏は昨年1月に検察ナンバー2にあたる東京高等検察庁検事長に女性で初めて就任し、当時から検事総長候補として注目されていたが、彼女は今年、2億6千万円もの裏金問題で政治資金規正法違反の罪に問われていた自民党の二階俊博元幹事長を不起訴処分としている。また、畝本直美氏の夫である畝本毅氏も、大阪地検特捜部長だった2018年に森友学園裏金問題の隠蔽を指揮し安倍派幹部7名を不起訴処分にした。今回の畝本直美氏検事総長就任は閣議決定によって決められた。
昨今の不法滞在外国人によって引き起こされる様々な事件においても、理由は公表されないまま不起訴となるケースが散見されるが、多くの国民が納得出来ない審判しかしない今の検察に、果たして正義は存在するのだろうか。
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