今回の東京都知事選を振り返ってみると、メディアが取り上げた4人の候補者がそのまま上位4位を占めており、こうなる事は私も確信していた。たった数千万円で出来るはずの都庁プロジェクションマッピングを電通子会社に48億円で落札させた時点で、メディアによる都知事選キャンペーンのシナリオが出来ていたはずだ。全てはメディアと小池都知事の筋書通り。
2位の石丸候補は答弁を聞けばお粗末なもので、有識者と意見を交わしても全然会話が噛み合わず、決められた言葉以外に何も喋れない事がよく分かる。その程度の人間がまかり間違って当選したとしても、おそらく都知事の職務は務まらず、一ヶ月と持たなかっただろう。
先月、石丸候補が統一教会や創価学会のブレーンから協力を得ている事実を綴った。そして小池都知事も、自民党や公明党の後ろ盾を得て選挙活動していた。敵対する両者の後ろ盾が同じならば、対立の構図がそもそも出来レースだった事になる。石丸候補は、アンチ小池の票が対抗馬である立憲共産陣営に流れないようにする為に立てられたのだろう。
因みに石丸候補は、今回の選挙活動で2億円もの献金を受けたらしいが、選挙戦が終わった今、この2億円何に使うのだろう。小池都知事の不正を暴き、リコール活動の資金にでもするかな。でもお仲間だったらそんな事出来ないね。だからと言ってそのまましれっと自分の懐に入れちまったら、カンパした有権者の皆さんは黙っちゃいないだろうな。
