月・火曜は学校教育話。今回は前回(R7.2.17)の続きで、スキー学習での低学年指導について書きます。
低学年のスキー指導で有効な言葉について、妻と話している内に閃いた私。
さっそく、令和7年2月某日のスキー学習で実践しました…と言うのが、前回までの内容です。
子供たちをスキー山の登坂斜面(山に向かって右側と左側にあり、真ん中が滑降斜面となります)の登り口から、左右各1列の合計2列横隊にして並べました。そして、真ん中に立って説明します。
私「今日のスキー学習では大事な言葉を覚えてもらいます。
それは、『ポテト』『ピザ』『いやーん』です。
はい、繰り返して」
子「ポテト、ピザ、いやーん」
私「ポテトは真っ直ぐ伸びていて、スキー板に似てるでしょ。
だから、ポテトはスキーを指しています。
『ポテト』と言われたら、自分の滑る方向に真っ直ぐスキーを向けます」
ここで、理解させる為に少々の間を開けます。
私「次はピザだけど、これは膝の事です。
『ピザ』と言われたら、膝を曲げて、左右の膝をくっつけてください」
ちょっと、やらせてみせます。
私「ポテトやピザを食べ過ぎると、先生みたいに太って、お腹が出てきます。
見られるのは恥ずかしいので、『いやーん、見ないで』とお腹を隠しましょう。
両膝に手を当てて、腕でお腹を隠すポーズ…これが『いやーん』です」
子供たちは笑っています。ボランティアで参加の保護者も笑ってます。
ここで、「見本を見せますね」と言って、実際にスキー山を登りました。そして、「ポテト」でスキーを下に向け、「ピザ」で膝を曲げて両膝を合わせ、「いやーん」と言って両膝に手を当て、腕でお腹を隠しながら滑りました。当たり前ですが、コントロールを効かせたプルーク滑降なので、スピードが出ず安定して滑っていきます。子供たちから、感心した様な声が聞こえました。
この後、子供たちを登らせ、ひたすら「ポテト」、「ピザ」、「いやーん」で滑らせました。残念ながら、令和6年度のこの日は雪面がガチガチに凍っていて、子供たちがスキーをコントロールするのは至難の業でした。
でも、指示通りにポーズをする事が出来た子は、転ばずに滑る事が出来ていた…子の割合が高かったです。もう1回指導すれば、かなり定着し、転ばずに滑る事の出来る子が増えると思われます。
言葉としては、なかなかインパクトがあり、子供たちにもイメージし易かったのではないか…と考えています。
…と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
低学年のスキー指導で有効な言葉について、妻と話している内に閃いた私。
さっそく、令和7年2月某日のスキー学習で実践しました…と言うのが、前回までの内容です。
子供たちをスキー山の登坂斜面(山に向かって右側と左側にあり、真ん中が滑降斜面となります)の登り口から、左右各1列の合計2列横隊にして並べました。そして、真ん中に立って説明します。
私「今日のスキー学習では大事な言葉を覚えてもらいます。
それは、『ポテト』『ピザ』『いやーん』です。
はい、繰り返して」
子「ポテト、ピザ、いやーん」
私「ポテトは真っ直ぐ伸びていて、スキー板に似てるでしょ。
だから、ポテトはスキーを指しています。
『ポテト』と言われたら、自分の滑る方向に真っ直ぐスキーを向けます」
ここで、理解させる為に少々の間を開けます。
私「次はピザだけど、これは膝の事です。
『ピザ』と言われたら、膝を曲げて、左右の膝をくっつけてください」
ちょっと、やらせてみせます。
私「ポテトやピザを食べ過ぎると、先生みたいに太って、お腹が出てきます。
見られるのは恥ずかしいので、『いやーん、見ないで』とお腹を隠しましょう。
両膝に手を当てて、腕でお腹を隠すポーズ…これが『いやーん』です」
子供たちは笑っています。ボランティアで参加の保護者も笑ってます。
ここで、「見本を見せますね」と言って、実際にスキー山を登りました。そして、「ポテト」でスキーを下に向け、「ピザ」で膝を曲げて両膝を合わせ、「いやーん」と言って両膝に手を当て、腕でお腹を隠しながら滑りました。当たり前ですが、コントロールを効かせたプルーク滑降なので、スピードが出ず安定して滑っていきます。子供たちから、感心した様な声が聞こえました。
この後、子供たちを登らせ、ひたすら「ポテト」、「ピザ」、「いやーん」で滑らせました。残念ながら、令和6年度のこの日は雪面がガチガチに凍っていて、子供たちがスキーをコントロールするのは至難の業でした。
でも、指示通りにポーズをする事が出来た子は、転ばずに滑る事が出来ていた…子の割合が高かったです。もう1回指導すれば、かなり定着し、転ばずに滑る事の出来る子が増えると思われます。
言葉としては、なかなかインパクトがあり、子供たちにもイメージし易かったのではないか…と考えています。
…と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。