エスせんブログ

ラノベ好きなB級小学校教師のエスせんが、教育中心に色々語るブログです。少しでも面白ければ「いいね」御願いします。

食事もワイルドな上里(カミサト)

2023-10-06 04:30:00 | 野外活動

 木・金曜は、八軒自然科学クラブの思い出話です。今回は先週からの続き(R5.9.28&29/R5.10.5)の続きで、サマーキャンプで使わせていただいた蘭越町上里(カミサト)について書きます。

 上里で使った建物も野性味溢れる感じですが、食事も相当に野性味溢れています。

 まず、上里で炊事をしようと思ったら、宿泊している分校の体育館から20~30分間は歩かなければなりません。何故なら、歩いた先にある、パンケ目国内川の河原で炊事をしなくてはならないからです。

 分校の体育館の横にグランドがあり、そこに水道もありますが、何と蛇口が1個しかありません。当時は10グループくらいが参加していましたから、蛇口が使えるのを待っていたら、冗談抜きで日が暮れてしまいます。だから、河原まで歩いて行き、川の水を使って炊事をする訳です。

 川の水は、そのまま飲むのは心配ですが、加熱してしまえば問題ありません。食器を洗うのにも使いますが、水気を十分に拭き取り、しっかり乾かせば大丈夫です。とにかく、流れている川の水なので、潤沢に使えるのは魅力的です。

 そして河原ですから、当たり前ですが、ブロックなどはありません。河原の石を積み上げてカマドを作ります…が、理科「流れる水のはたらき」で学習した通り、転がっているのは角の丸い石ばかりです。積み上げるのが極めて難しいので、大きな岩に立てかけるように積んだり、石と石の間を掘ったりして、何とかカマドっぽくしました。

 更に、燃やすための燃料…つまり、薪も自分たちで集めて来なくてはなりません。幸い、河原の周囲は林なので、探せば倒木が見つかります…が、そのままカマドに使える訳ではありません。まず、ノコギリで切ってカマドの近くに運び、そこで更に細かく切り、太い場合はナタなどで割る必要があります。しかも、林の中にあるので湿気っている事も多く、なかなか着火しにくい事もありました。

 いや~、こうやって思い返してもワイルドですね。当時の子供たち、本当に凄く頑張ったと思います。

 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。


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