水曜は介護狂詩曲。今回は、母の転倒事件の話です。
令和7年3月某日。この日は実家のケアマネさんの訪問日です。私も立ち会わないと、色々と不都合が発生する…ケアマネさんと母の意思疎通が出来ないなど…ので、年休を取って早帰りし、実家へ行きました。
実家に行くと直ぐ、「ドスーン」と大きな音。
「あ、こりゃ、母が転んだな」と思って居間へ向かうと、案の定、母が転んでいます。予想通り、椅子に座ろうとして浅く座りすぎ、座面からお尻が滑り落ちて転んでしまった様です。
頭を打ってないか確認すると、それは大丈夫との事でしたが、顔に傷があります。どうやら、転んだ時に座面に引っかけてしまい、頬の上の方が裂傷になった様です。大きな傷ではなく、出欠も少しなので絆創膏で何とかなりそうです。
他に痛む部分がないか確かめましたが、前回骨折した部分も含め、他に痛い部分はなさそうです。そこで、取り敢えず母をベッドに寝かせ、絆創膏と蓄冷剤を持ってきました。傷に絆創膏を貼り、蓄冷剤を布で包んで傷口に当てさせました。これは、打撲になっている場合を考えての対応です。
その後、直ぐに父と話し合いました。
この椅子に座ろうとして母が転んだのは、もう数え切れないくらいの回数です。私の体感的には、月に1度くらいのペースで発生している感じです。これは放置しておけません。幸い、父も同意してくれたので、居間の椅子を撤去する方向で考える事にしました。ちょうどケアマネさんも来ますから、意見をもらおう…と言う事になりました。
数分後、ケアマネさんが来ました。直ぐ、事情を説明します。ケアマネさんも過去の記録を見て、「居間の、この椅子に座る時に転ぶみたいですね」と言いました。やはり、事故は、この椅子で発生しています。
これまでも、色々と対応を考えてきました。
椅子が滑らなくなれば事故が減るかと思い、椅子の脚に滑り止めキャップを付けましたが、椅子が滑って転ぶ訳ではありません。母が浅く座ってしまう事が原因ですから、滑り止めキャップは意味がないと分かりました。
浅く座らない様に、座る前に背もたれを手で触ったり、座面の位置を確認したりする様に、母へ話をした事も多々あります。母も、言われた頃は気を付けてくれるのですが、段々気が緩んできて、油断した時に転んでしまいます。月に1度くらいのペースで発生しているのが、その事を裏付けています。
母の努力が期待できない以上、危険な状態を改善するには、椅子を撤去するしかないだろう…ケアマネさんと私は、同じ結論になりました。居間には、母が使っている椅子の他にソファもあります。椅子を撤去しても、座る場所が全く無くなる訳ではありません。
そんな訳で、ケアマネさんが帰った後、さっそく椅子を撤去しました。
ところが、その後、ちょっと困った事が発生しました…が、それを書くと長くなります。それは次回とさせていただきます。
…と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
令和7年3月某日。この日は実家のケアマネさんの訪問日です。私も立ち会わないと、色々と不都合が発生する…ケアマネさんと母の意思疎通が出来ないなど…ので、年休を取って早帰りし、実家へ行きました。
実家に行くと直ぐ、「ドスーン」と大きな音。
「あ、こりゃ、母が転んだな」と思って居間へ向かうと、案の定、母が転んでいます。予想通り、椅子に座ろうとして浅く座りすぎ、座面からお尻が滑り落ちて転んでしまった様です。
頭を打ってないか確認すると、それは大丈夫との事でしたが、顔に傷があります。どうやら、転んだ時に座面に引っかけてしまい、頬の上の方が裂傷になった様です。大きな傷ではなく、出欠も少しなので絆創膏で何とかなりそうです。
他に痛む部分がないか確かめましたが、前回骨折した部分も含め、他に痛い部分はなさそうです。そこで、取り敢えず母をベッドに寝かせ、絆創膏と蓄冷剤を持ってきました。傷に絆創膏を貼り、蓄冷剤を布で包んで傷口に当てさせました。これは、打撲になっている場合を考えての対応です。
その後、直ぐに父と話し合いました。
この椅子に座ろうとして母が転んだのは、もう数え切れないくらいの回数です。私の体感的には、月に1度くらいのペースで発生している感じです。これは放置しておけません。幸い、父も同意してくれたので、居間の椅子を撤去する方向で考える事にしました。ちょうどケアマネさんも来ますから、意見をもらおう…と言う事になりました。
数分後、ケアマネさんが来ました。直ぐ、事情を説明します。ケアマネさんも過去の記録を見て、「居間の、この椅子に座る時に転ぶみたいですね」と言いました。やはり、事故は、この椅子で発生しています。
これまでも、色々と対応を考えてきました。
椅子が滑らなくなれば事故が減るかと思い、椅子の脚に滑り止めキャップを付けましたが、椅子が滑って転ぶ訳ではありません。母が浅く座ってしまう事が原因ですから、滑り止めキャップは意味がないと分かりました。
浅く座らない様に、座る前に背もたれを手で触ったり、座面の位置を確認したりする様に、母へ話をした事も多々あります。母も、言われた頃は気を付けてくれるのですが、段々気が緩んできて、油断した時に転んでしまいます。月に1度くらいのペースで発生しているのが、その事を裏付けています。
母の努力が期待できない以上、危険な状態を改善するには、椅子を撤去するしかないだろう…ケアマネさんと私は、同じ結論になりました。居間には、母が使っている椅子の他にソファもあります。椅子を撤去しても、座る場所が全く無くなる訳ではありません。
そんな訳で、ケアマネさんが帰った後、さっそく椅子を撤去しました。
ところが、その後、ちょっと困った事が発生しました…が、それを書くと長くなります。それは次回とさせていただきます。
…と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。