月・火曜は学校教育話。今回は、年度末に考え、実践した話です。
令和6年度はガンガ授業を進めていたので、3月に入ると、どの教科も教科書が終わってしまいました。そのため、最後の3週間ほど…と言っても、日数では10日ほどですが…は、やる事が無くなってしまいました。
一応、「何か授業しなくちゃなぁ」とは思っていたのですが、卒業式に向けた活動だの、進級に向けた活動だの、まぁ、色々とあって気持ちに余裕がありません。その為、「ま、後で考えようっと」と後回しにしていました。
しかし、徐々に学級内の雰囲気がルーズになっていき、トラブルも増えてきました。このままズルズルと、適当な授業ばかりしていたら、間違いなく学級が荒れてきそうな感じです。
「これはイカン! やはり、きちんと授業をせねば…」と考えた私。家にある資料に次々と目を通し、取り敢えず目に付いたものから授業してみました。授業したのは、以下の内容です。
1.齋藤孝『声に出して読みたい日本語』の「弁天娘女男白波」で
国語の音読の授業。
2.同「付け足し言葉」で国語の音読の授業。
3.同「寿限無」で国語の音読の授業。
4.『齋藤孝のこくご教科書小学1年生』の「たんぽぽ」で
国語の読解の授業。
5.同「くもの糸」で国語の読解の授業。
6.同「心のスイッチ」で国語の読解の授業。
7.真山知幸『10分で世界が広がる 15人の偉人のおはなし』の
「アメリア・イアハート」で国語の読解の授業。
8.『TOSSペーパーチャレラン全集③』の
「やじるしチャレラン」で算数の授業
9.横10マス縦17マスの算数ノートを使って
算数「なんばんめ」の授業
10.国語で野口芳宏先生の「うとてとこ」の授業
この内、10番目に行った野口芳宏先生の「うとてとこ」の授業だけは、年度当初から最後の授業として計画していました。それ以外の9つの授業は、大急ぎで計画して実施した授業です。
結論を言うと、こうやって「きちんと」授業する様にした事で、最終日まで良い雰囲気で学級を維持する事が出来たと感じています。
私の学級では、修了式の日に向けたカウントダウン表示をしていたので、数字が0に近づくにつれて、別れを惜しむ(学級解体するので、新年度は新しい仲間と新しい学級を作っていく事になるので…)様な行動が増えていきました。その関係もあって、多少はルーズな面も見られましたが、概ね許容できる範囲だったと思います。
これは、「きちんと」授業した事で、いわゆる「学習規律」が再認識された事が、大きな要因と言えるでしょう。その結果として、学級全体に、最後まで規律のある状態が維持された訳です。
若い頃、「学級経営と授業は車の両輪みたいなものだ。両方に力を入れる事で、授業も含めた学級全体が上手くいく」と教わりました。改めて、その言葉が本当だったと実感する令和6年度末でした。
令和6年度はガンガ授業を進めていたので、3月に入ると、どの教科も教科書が終わってしまいました。そのため、最後の3週間ほど…と言っても、日数では10日ほどですが…は、やる事が無くなってしまいました。
一応、「何か授業しなくちゃなぁ」とは思っていたのですが、卒業式に向けた活動だの、進級に向けた活動だの、まぁ、色々とあって気持ちに余裕がありません。その為、「ま、後で考えようっと」と後回しにしていました。
しかし、徐々に学級内の雰囲気がルーズになっていき、トラブルも増えてきました。このままズルズルと、適当な授業ばかりしていたら、間違いなく学級が荒れてきそうな感じです。
「これはイカン! やはり、きちんと授業をせねば…」と考えた私。家にある資料に次々と目を通し、取り敢えず目に付いたものから授業してみました。授業したのは、以下の内容です。
1.齋藤孝『声に出して読みたい日本語』の「弁天娘女男白波」で
国語の音読の授業。
2.同「付け足し言葉」で国語の音読の授業。
3.同「寿限無」で国語の音読の授業。
4.『齋藤孝のこくご教科書小学1年生』の「たんぽぽ」で
国語の読解の授業。
5.同「くもの糸」で国語の読解の授業。
6.同「心のスイッチ」で国語の読解の授業。
7.真山知幸『10分で世界が広がる 15人の偉人のおはなし』の
「アメリア・イアハート」で国語の読解の授業。
8.『TOSSペーパーチャレラン全集③』の
「やじるしチャレラン」で算数の授業
9.横10マス縦17マスの算数ノートを使って
算数「なんばんめ」の授業
10.国語で野口芳宏先生の「うとてとこ」の授業
この内、10番目に行った野口芳宏先生の「うとてとこ」の授業だけは、年度当初から最後の授業として計画していました。それ以外の9つの授業は、大急ぎで計画して実施した授業です。
結論を言うと、こうやって「きちんと」授業する様にした事で、最終日まで良い雰囲気で学級を維持する事が出来たと感じています。
私の学級では、修了式の日に向けたカウントダウン表示をしていたので、数字が0に近づくにつれて、別れを惜しむ(学級解体するので、新年度は新しい仲間と新しい学級を作っていく事になるので…)様な行動が増えていきました。その関係もあって、多少はルーズな面も見られましたが、概ね許容できる範囲だったと思います。
これは、「きちんと」授業した事で、いわゆる「学習規律」が再認識された事が、大きな要因と言えるでしょう。その結果として、学級全体に、最後まで規律のある状態が維持された訳です。
若い頃、「学級経営と授業は車の両輪みたいなものだ。両方に力を入れる事で、授業も含めた学級全体が上手くいく」と教わりました。改めて、その言葉が本当だったと実感する令和6年度末でした。
…と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。