パソコン教室 下総中山駅前教室の部屋

生徒の皆さんとのコミュニケーションに役立てたいと思います。

驕る平家、久しからず

2017年07月03日 19時44分13秒 | お出かけ

7月に入ったとたんに、30度越えの真夏日と熱帯夜。急に暑くなってきたとおもったら、火曜には台風3号が上陸しました。激しい夏に突入の感があります。

日曜は東京都議選があり、結果自民歴史的大敗。都民ファーストの会が第1党になりました。驕る平家久しからず、こんな言葉が頭に浮かびます。
投票率は51.3%だそうです。これほど注目された選挙なのに、こんなもんですか。この投票率の低さを見ると、残念ながら日本の民主主義のレベルを感じてしまいます。

先週は大人の休日パスを利用して2泊3日で盛岡に行ってきました。
私の旅のパターンは予定は決めずに、明日の泊まるホテルを予約するだけで出かけます。後はipadを使ってどこへ行くか、行きの電車でいろいろ調べます。

行き先が決まったら、結構調べることが出てきます。電車の時刻、新幹線の指定席の具合、天候、次のホテルの予約等々です。特に地方の電車やバスは余りにも本数が少ないので、時刻をしっかり調べておかないと、とんでもない事になってしまいます。緊張感があって疲れますが面白いです。こんな事ができるのも、ネットがあってこそです。

少し長くなってしまいますが、以下に詳しく書いておきます。

今回最初に盛岡にしたのは、盛岡は私がサラリーマン時代に仕事でよく行った町だったからです。しかし、当時忙しくてほとんど見て歩くことができなかったので、20年ぶりにリベンジする感じでいろいろ見て歩きました。

盛岡のホテルで明日の予定をいろいろ考えていた時、TVから三陸鉄道のことがふと聞こえてきました。三陸鉄道と言っても、津波で相当被害を受けていること位しか知りませんでしたが、これで行き先が決まりました。

調べると、盛岡~釜石(JR釜石線経由)~大船渡市盛駅(三陸鉄道南リアス線)というコースです。思い出すと、3.11で大きな被害を受けた時のニュースが頭に浮かびました。

三陸鉄道から次は、戻って来て行きやすいので、泊まりは一ノ関、そして行き先は平泉中尊寺にしました。以下に写真と一緒に詳しく載せておきます。

1日目 6月26日 盛岡泊
初夏のような清々しい気持ちのいい天気で、梅雨とは思えない青空でした。

    
盛岡市の中心を流れる北上川。開運橋は中心地に入る入り口になります。
盛岡銀行赤レンガ館、盛岡啄木・賢治青春館、盛岡城跡(石垣は立派ですが公園だけで何もありません)

2日目 6月27日 三陸鉄道南リアス線=釜石~盛(さかり)
沿線の多くの土地が津波の被害を受けています。

釜石駅の車窓からの写真 イオンも建物が残っているだけ


レトロ列車の車内 トンネルが多い

終点の盛駅から大船渡市内まで3km弱ありますが、大船渡駅まで歩いてみました。

大船渡駅は工事中で駅があったことも分かりません。

人の姿があったのは復興商店街があるところだけです。
3キロ近く歩く間、車だけで人の姿はほとんど見ませんでした。道を歩いていると普段と感覚が狂います。向こうに見える白い色の壁は堤防の工事です。

営業していないホテル 本当に人に会いません。東京の工事だらけの賑わいを思い出すと、
勃然と怒りがわいてきました。あれから6年以上の月日が経っているのです。

   車窓より

3日目 6月28日 平泉 中尊寺~毛越寺
40数年前、学生時代に訪れたことがありました。平泉駅~毛越寺~中尊寺まで歩いた記憶がありますがそれほど距離はなかったように思っていました。実際歩いてみたら、結構遠かったです(2.5km)。
歩いている時記憶がよみがえってきましたが、当時は田んぼの中の道を歩いて行ったようです。今は住宅地になっています。


入り口から金色堂までやく1km、きつい坂道ですが、月見坂と優雅な名前がついています。

向こうに見えるのは金色堂を覆っている建物の、古い旧覆堂です。現在のは新しすぎて……。

ここでデジカメの電池が切れてしまいました。

中尊寺は世界遺産でもあり、すごい所だと思われますが、実際に見ると金色堂以外はそれほど驚きではありません。
しかし、900年前の藤原3代の栄華を表す金色堂、義経との関係、頼朝の滅ぼされるまでの歴史が、世界遺産の
価値があるのでしょうか。ここではじっと目をつぶって、時の流れを感じていると、芭蕉となったような気持ちになれます。

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