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REPORT

SHIMANO Racingの活動をブログで紹介します。

Report: TOUR OF JAPAN 第1ステージ(堺ステージ)

2014年05月18日 | チーム活動

Hatanaka

TOUR OF JAPAN 第1ステージ(堺ステージ)
野中竜馬が15位に食い込む

出場選手:畑中勇介/吉田隼人/入部正太朗/野中竜馬/木村圭佑/横山航太

・5/18(日)
第1ステージ(堺ステージ)
個人タイムトライアル/2.65km/大仙公園周回コース

午前中の堺国際クリテリウムに続き、13時35分からいよいよ第17回ツアー・オブ・ジャパン(TOJ)の幕開けとなる堺ステージ・個人タイムトライアルが始まった。出場93選手は仁徳陵古墳に隣接する大仙公園周回コース1周/2.65㎞のほぼ平坦なコースを、30秒おきにスタート。昨年は雨だった堺ステージだが、今年は快晴で風も穏やかな好コンディションの中、最初のリーダージャージ着用者を決める戦いの火蓋が切って落とされた。

3分20秒前後が優勝タイムの目安となる中、シマノレーシングは序盤に出走した新人2人、横山航太が3分36秒81、木村圭佑が3分34秒04をマーク。この直後、阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン)が、3分22秒70のタイムで暫定トップに浮上する。

沿道から大勢のファンが声援を送る中、シマノレーシング3人目の入部正太朗は3分28秒82、4人目の畑中勇介は3分27秒13、5人目の吉田隼人は3分26秒64とまずまずのタイムを記録。

昨年のこのステージで5位に入っているシマノレーシング期待の野中竜馬は、チームの中で最後の出走。懸命の走りでゴールラインに飛び込み、3分24秒53を叩き出した。

ステージを制したのは、最後から2番目にスタートしたウィリアム・クラーク(ドラパックプロフェッショナルサイクリング)で、タイムは3分14秒09。堺ステージでは2年ぶり2度目の優勝を飾り、リーダージャージも獲得した。2位はそのチームメイトのジョーダン・ケルビーで、ドラパック勢が1-2フィニッシュ。3位は今大会注目選手のフィリッポ・ポッツァート(ランプレ・メリダ)が続いた。

シマノレーシングは野中の15位が最上位だったが、各選手とも仕上がりには手ごたえを感じており、美濃ステージ以降の活躍が期待される。

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▲健闘したが目標とする順位には届かなかった野中竜馬

≪コメント≫
野中竜馬
「自分としてはこれぐらいのタイムを予想していたけど、今回は全体的にタイムがよかった。去年は路面が濡れていたけど、今年はドライだった分、脚の勝負になったと思う。(今後のステージに向けては)去年よりも体重は絞れているので、上りでの感覚もいい。去年、遅れたステージでも勝負できると思う」

畑中勇介
「無難に問題ないタイムで走れた。平坦に強い選手が上位を占めているけど、総合やステージ争いの相手となる選手を見た場合、チーム全体として悪い位置にはいないと思う」

野寺秀徳監督
「海外招待チームの選手のタイムが飛び抜けていたけど、野中のタイムを見る限り、集中して走れているし、悪くないと思う。チーム全体の調子のよさが確認できたので、これから期待できる。まずは美濃で盛り上げたいし、細かいアップダウンがある修善寺も日本人に有利だと思う」

第17回ツアー・オブ・ジャパン 堺ステージ
1位 ウィリアム・クラーク(ドラパック)3分14秒09
2位 ジョーダン・ケルビー(ドラパック)+2秒92
3位 フィリッポ・ポッツァート(ランプレ)+5秒03
4位 ジャック・ベッキンセール(アヴァンティ)+5秒04
5位 ブレントン・ジョーンズ(アヴァンティ)+5秒29
6位 ヴァレリオ・コンティ(ランプレ)+7秒04
7位 西谷泰司(愛三工業レーシング)+7秒31
8位 アンドレア・パリーニ(ランプレ)+7秒54
9位 テイラー・ガンマン(アヴァンティ)+8秒09
10位 阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン)+8秒61

15位 野中竜馬(シマノレーシング)+10秒44
28位 吉田隼人(シマノレーシング)+12秒55
30位 畑中勇介(シマノレーシング)+13秒04
35位 入部正太朗(シマノレーシング)+14秒73
61位 木村圭佑(シマノレーシング)+19秒95
73位 横山航太(シマノレーシング)+22秒72

グリーンジャージ(個人総合時間首位):ウィリアム・クラーク(ドラパック)

TOJ公式ホームページ
http://www.toj.co.jp/2014/index.php

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Report: 堺国際クリテリウム

2014年05月18日 | チーム活動

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「堺国際クリテリウム」
吉田隼人が日本人最高位5位

出場選手:畑中勇介/吉田隼人/入部正太朗/野中竜馬/木村圭佑/横山航太

・5/18(日)
27㎞/大仙公園周回コース
10:48 START
(2.7㎞x10laps)

ツアー・オブ・ジャパン(TOJ)開幕を前に、TOJ出場全選手が参加する前哨戦として堺国際クリテリウムが、TOJ堺ステージと同じ大仙公園周回コースで開催された。

TOJの総合成績とは関係ないものの、シマノレーシングにとってはお膝元の堺でのレース。シマノ社員、地元ファンなども多くの声援を送る中、見せ場を作りたい一戦である。

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▲スタートラインに並ぶ選手

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▲好天に恵まコース脇は多くの観客が

夏を思わせるような日射しと暑さの中、2.7㎞x10周、合計27kmのレースは、10時45分にスタート。序盤はシマノレーシングの新人、木村圭佑、横山航太らが逃げにトライするが、なかなか決まらず。4周目、ミルサマ・ポルセイェディゴラコール(タブリーズペトロケミカル)、エリック・シェパード(OCBCシンガポール)、阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン)の3選手の逃げが決まり、約10秒の差をつける。メイン集団はUCIプロチームのランプレ・メリダがコントロールする。

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▲木村が集団を牽引

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▲2周目逃げを試みる18歳の新鋭、横山航大

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▲中盤逃げた3名

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▲逃げとの差を、ランプレメリダが集団先頭に出てコントロールしレースは推移。

8周目、先頭3人が吸収されると、シマノレーシングが集団前方に出て、スプリンターの吉田隼人のための位置取りを行う。9周目には再びランプレ・メリダが主導権を奪うが、吉田もその後方でスプリントを狙う体勢を整える。

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▲ラスト2周、シマノレーシングがエース吉田を引き上げるためランプレの前に出る

迎えた最終ラップ、最後はランプレ・メリダとヴィーニファンティーニ・NIPPOのスプリント争いで、後続の選手が取り残されるかたちとなり、ニッコロ・ボニファジオ(ランプレ・メリダ)が優勝。2位グレガ・ボーレ(ヴィーニファンティーニ・NIPPO)、3位アンドレア・パリーニ(ランプレ・メリダ)、4位ピエールパオロ・デネグリ(ヴィーニファンティーニ・NIPPO)と続き、吉田が日本人最高位の5位に入った。

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▲優勝したニッコロ・ボニファジオ(ランプレ・メリダ)と2位のグレガ・ボーレ(ヴィーニファンティーニ・NIPPO)

≪コメント≫
吉田隼人
「ランプレとNIPPOが強いのはわかっていたので、その後ろに自分が入るのが重要だった。途中でシマノレーシングが前に出たことで狙い通りの位置に入れたけど、最後は自分が遅くて5位だった」

野寺秀徳監督
「海外プロチームのランプレが本気で勝ちにきて、レースを作っていたので、シマノレーシングとしては勝ちを狙うのは難しかった。その中でシマノが先頭に出て主導権を握り、いい位置で吉田が勝負できたことは評価できる。ランプレ、NIPPOには及ばなかったけど、吉田も最後まで集中力を切らさずに戦ったことは評価したい。これからのレースはもっといいチャンスをつかんで勝ちに行きたい」

堺国際クリテリウム
1位 ニッコロ・ボニファジオ(ランプレ・メリダ)
2位 グレガ・ボーレ(ヴィーニファンティーニ・NIPPO)
3位 アンドレア・パリーニ(ランプレ・メリダ)
4位 ピエールパオロ・デネグリ(ヴィーニファンティーニ・NIPPO)
5位 吉田隼人(シマノレーシング)

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