学習塾 志気進研

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<記憶の深さ>

2007年04月07日 | 言わせてちょ~だい!
今日で講習は最終日。実に早いものだなあ。

ではでは、昨日の続きの新中学2、3年生について。


どのクラスもなかなか良い雰囲気で勉強できた。

やるときはビシッとやり、合間には笑いありと、

授業をしていくにつれ、とても心地よい空間になってきている。


陸上の練習で言えば、

勉強熱心な子には、講師が自転車で先頭を走るように、

「おらおらおら~!ついてこ~い!」と、どんどん引っ張っていく。

苦手な子には、「ほれ!1!2!1!2!」って感じで

声をかけながら一緒に走るようにとことん付き合う。

塾生ひとりひとりが前を向いてしっかり走れるように

サポートするのが僕らの仕事だろう。


さて、講習の内容は以前に書いたのだが、一番大事な復習が中心だ。

それに加えて、クラスや科目によっては予習分野も行った。

国語では、小説や論述文の読解問題はもちろん、

新学年での文法や古文の読解も取り組んだ。

数学では、新学年の最初の単元にも入った。

計算もかなりやったが、まだまだ中間テストまでに

もっと精度を上げる必要がある。

英語では、入試に向けた長文、対話文、リスニング

と実践的な問題も取り入れた。

理科と社会では、特に知識の差が随分あると感じた。

復習は、暗記テストで度々やるのだが、

どうしても普段は、勉強する単元がテスト範囲中心になるので

特に最初の方の1学期の内容などで穴が目立っていた。


どの教科でも言えるのだが、ただ、単に忘れるといっても

以前から塾に通塾している子とこの講座から入塾した子では大きな違いがある。

「え~!?こんな大事な事忘れたのかよ~?勉強しただろ~」

と僕が言うと、以前から塾にいる子は、

「あ~!!やったやった!え~っと、思い出せそうだ」

「あれだよ!あれだ!最初の文字だけ言ってくれれば出てきそう」

なんて言う声が飛んでくる。

一方、今回から入塾した子に多いのが、

「そんなのやりましたっけ?」

「習ってませ~ん!」という返答だ。

前者は、

勉強したことは覚えているが、はっきりした名前を忘れているのに対し、

後者は、

勉強したこと自体を忘れているのだ・・・。


物事をどれだけ覚えていられるかは、その分野への興味にもよるが、

やはりその知識の使用頻度によるだろう。

忘れない為には、いかに数をこなすかがポイントだ。

その場は覚えても、直ぐに忘れるのが人間。

何度も繰り返し、知識を深く脳に繋ぎ止めておくしかないのだ。


今後も何度も暗記し直し、テストの繰り返しでいく。

何回目で直ぐに答えられるかは、個人差があるが、

覚えられるまで努力をするしかない。

ドラえもんが、必要な時にポケットから直ぐに道具を出すように、

塾生たちも、必要な知識を直ぐに出せるようにせねば。


やるぞ!やるぞ!

「あ、忘れた」が復習のサイン。

知識を増やし、自分の道具にするには、やるしかないのだ。


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