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志穂 つぶやかないで、いってみよう。

日々の出来事を書いていきます。

東京へ

2011-03-22 03:03:43 | Weblog
突然「東京へ避難します」というメールに、ビックリの私

そういや、福島に引っ越すと決めた時も、
突然メールが来て「福島に引っ越します」って
書いてあったわ。。。

緊迫した状況だと、即決断する母親ですが、
毎度いきなり聞かされる私は「はぁ~…」って感じです

前の実家の近くに、母親が所属してたバプテスト教会があります。
(母親が洗礼を受けてクリスチャンになった教会でもあります。)
その教会が、受け入れてくれるというので、
母親所有の小さめのワゴンに荷物を積んで、
家族4人&犬1匹が東京に向かいました。

ニュースでも騒がれてるガソリン不足ですが、
福島県内で「県外へ避難する」というと、
目的地までのガソリンを入れてくれる、
という話を、先に避難した知り合いから聞いたそうで…

結局は、東京までのガソリンを入れてもらえなくて、
走れるところまで走り、給油してまた走り…

朝8時に出発して、夕方に教会に到着。
当日は、疲れきっているようだったので、
翌日に教会に会いに行くことにしました。

薬の受け渡し

2011-03-22 02:59:00 | Weblog
翌日、母からメールが来て、東京に居た時に主治医だった先生に
何とか1カ月分、薬を出してもらえないか?と書いてありました。

すぐに主治医のところに電話してお願いしたら、
ドクターはOKしてくれました。

でも問題は

  「どうやってその薬を渡すか?」

宅配便や郵便はストップしてますし、
電車は途中までしか走ってないし、
夫に車の運転(車持ってないからレンタカーだけど)を
してもらっても、現地は通行止めになっているので入れません。

郡山まで母が行くので、郡山まで来てくれないか?
というような話をしてたんですが・・・

母親側にキャッチホンが入ったので一旦電話を切ったら、
直後にメールが来て

  「東京に避難する」

と、書いてありました

薬の不足

2011-03-22 02:52:32 | Weblog
先の日記で、大地震により、福島県の実家の周辺が被害を受けた、
という話を書きました。

実家は福島原発から20~30km圏内にあるそうで、

   「屋内退避勧告」

が出まして、一日中ず~っと家の中。

外に出られないので、イライラとストレスはたまる一方


「放射能を浴びると怖いから」と、救援物資は来ず、
たまたま、地震の直前に食料の買い出しに行ったので、
食事は困らないものの、問題は病人と薬。

実家には病人がおりまして、ある意味、
薬が無いと命が危ない場合もありまして…
でも、その薬が残り2日分。。。

母親が隣の相馬市まで行き、総合病院で
何とか2週間分の薬を貰ってきましたが、
2週間が過ぎた後は、たぶん総合病院に行っても
薬は無いと思います。

それくらい、被災地では薬が不足していました。