警備の仕事(業務)は一般的に、何らかの事件・事故の発生を未然に防止する仕事で、「事が起きてから動くのは警察、起きる前に防ぐのが警備」と認識され、地味な仕事だと言われています。
警備業務の分類は、施設警備(1号警備)、交通誘導警備・雑踏警備(2号警備)、輸送警備(3号警備)、身辺警備(4号警備)が一般的で、よく知られているのが街頭で目にする工事現場などで片側通行、歩行者への交通整理があります。また、現金輸送などの輸送警備、身辺警護、通称「ボディーガード」なども、よく知られています。
19日、「イラン大統領死亡・ヘリ墜落 同乗の外相も」というニュースに、緊迫する中東情勢に「歯止めを失った」という報道がありました。最高指導者ホメイニ氏の後継者選出に、イランの指導部の動揺が始まりそうです。政治家など重要人物の身辺警備は、テロなどの他に気象情報など、入手に怠りはなかったか、プロの警備にしてはお粗末ではなかったかと・・・・。
油断大敵といいます。比叡山延暦寺の根本中堂にある「不滅の法灯」は、“最澄”の時代から約1200年間、菜種油を差し続けて光 輝いているそうですが、1日でも油を忘れることがないよう担当の僧が教えを守り、よくよく気を配って、怠慢や慢心のなきよう伝えられているそうです。
「不滅の法灯」では油を差し続けることこそ、厚い信仰と信頼が得られ、目立たないことですが、常に地道に謙虚に物事を続けることこそ、安全と安心が得られるものでしょう。慢心は没落に先立つと言います。また、継続は力なりとも言います。