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定年後の人生に花咲かせよう!

明日を生きるために きょう1日を大切にする 青春を忘れない

健康志向の暮らし

2025年05月19日 | 暮らし

 情報社会の発展で、TVやSNS(X、Instagram、Facebook、Blog、LINE、YouTube、TikTokなど)を通じて、健康に関する情報が簡単に手に入る現代は、健康に対する意識が高まり、過剰な健康志向が健康に悪影響を及ぼさないよう、バランスを取る必要さえ感じるこの頃です。

 また、医療技術の進歩により、病気の予防や早期発見が重要視されるようになり、病気を未然に防ぐために日々の生活習慣を見直す人々が増えてきました。

 高血圧症や糖尿病などの生活習慣病と診断されている人や、健康でも肥満の人を含めて、日本人は約2割いるそうですから、健康に気を使わざるを得ないのでしょう。

 また、このような背景から、極端に健康にこだわる人々が現れるのは自然な流れとも言えるでしょう。「脂肪の吸収を抑える」「糖類ゼロ」「カロリーオフ」など、体にやさしいことを宣伝する飲料が、やたらと増えたように思います。

 歩くことが健康に良いといって、足の疲労骨折、呼吸器疾患、循環器系の疾患を悪化させる事例は後を絶たないと言われます。日中は暑く熱中症になったとか、また暑いからと、夕方から深夜に歩く人も増えたようですが、犯罪や交通の安全で問題が生じることもあり、注意して行動したいものです。

 健康的な生活をすることは素晴らしいことですが、過度に追求することではなく、自分自身の心と体を大切に行動することが肝要です。

                            

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山が新芽によって明るく色づき「山が笑う」日々の暮らし

2025年04月24日 | 暮らし

 新緑がまばゆい季節、アゼ草刈には絶好の日和となり、数日前から軽トラックに刈り払い機2台を載せ、田畑に囲まれての作業はキツイのですが、野山は新緑とのコントラストもまぶしく、ツツジやシャクヤク、ヤマブキに彩られ、足元は道端の小さなタンポポやレンゲの花に目がいき、この土地で暮らすことの幸せをかみしめます。

 雨が降ったあとは、山の木々の間から吹き寄せる風が心地よく頬をなで、草刈りで一汗かいた後の爽快さは言葉にならないほど味わい深いものがあります。

 作業の中で、平たんな田畑の周辺の草刈りは回転刃を付けた刈払い機を用いて刈り、急な斜面の田んぼの土手はナイロンロープを付けた機種で約1時間刈り、休憩10分、その繰り返しで4回を4日間、計画した通りに刈ることができました。

 5月連休中には町内の小規模農家が総出で導水路の掃除を行い、中旬には田植えが始まります。しかし、私の田んぼは転作中で麦畑です。世間ではコメが不足しているとマスコミが伝え、急な値上りで驚いています。

 いろいろな花が咲く季節となり、生け花をする人にとっては展覧会など、最も盛んに行われています。たいていの花材の芯は、自分の持ち山へ入れば直ぐ手に入ります。生け花には季節感が欠かないことから、恵まれているといつも思っています。

 切り花は短命で、日々表情を変えていきます。その瞬間に出会うからこそ、生け花に魅せられます。人との出会いに似ていて、変化が巡ってきたことに喜びを感じるのです。

          

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水を制することが命を守ります

2025年04月03日 | 暮らし

 田んぼで良いコメを作る決め手は、澄んだおいしい水が必要で、矢作川水系は上流の山から流れ出る澄んだ水を使っていますので、炊き立てのつやつやした我が家のご飯を見ると、思わず顔がほころびます。

 人の体は約2/3が水分で、この水分は飲料水で1.2リットル、食物で1リットル、食物代謝で0.3リットル、あわせて1日に平均2.5リットル程度も飲んだり食べたりして補給し、尿や便などのほか、汗や呼吸などから体外へ出しています。

 水は体の中へ吸収されやすく、体の中を浄化するといわれています。体の中でいらなくなった物(脂肪も)を外へ運び出してくれるので、ダイエット効果があるともいわれています。

 水の力といえば、かつて「水理工学」という科目を学んだことがありますが、この水が伊勢湾台風や東北地方太平洋沖地震で大量に暴れ出し、想定をはるかに超過した洪水や津波となって大きな被害を出していました。

 駿河湾から九州沖まで延びる海溝「南海トラフ」でM9クラスの巨大地震が発生した場合、内閣府の有識者は3月末に、最悪29万8千人の死者が出ると想定しました。

 当然のことながら、建物の崩壊や崖崩れなどの他に、津波の被害が多くの人の命を失うことが考えられ、国や行政の対策はもちろんですが、過酷な被害想定から目を背けることがなく、命を守るために各々自ら防災を考え、行動することです。

                                   

 

 

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高齢者は「親孝行を期待」してはなりません

2025年04月01日 | 暮らし

    親が子どもを必死で守ろうとするのは生物の本能からくる行為で、野生動物をみても、すべての動物に当てはまるわけではないですが、親は必死で天敵から子どもを守っています。

    子が親を守るのは、愛情や感謝、喜び、哀れみ、ひいては義務という感情や考えが元になっており、本能ではないからです。 本能でなければ、親を守るように指導しなければならず、 それが「親孝行という教育」でした。

 戦前の教育勅語にも、「・・・は、父母に孝行をつくし、兄弟 姉妹 仲よくし、夫婦互に睦び合い、友とは互に信義をもって交わり、・・・」という下りがありますが、現実には「親孝行しない子ども」が多かったのでは・・・。

 “まあ、そのうちに親孝行をするよ”と、言っている間に親は死んでしまい、「いつまでもあると思うな 親とカネ」また、「孝行を したいときには親はなし」ではなかったかと・・・。

 私が受けた戦後の教育には「道 徳」という授業はありませんでした。なぜなら、あまりにも「親孝行などを押しつけてきたため、戦争を導いた戦前教育だ」と言って、抵抗する人が多かったように思うのです。

    時代劇に出てくる“大岡裁き”とは、大岡越前が行ったとされる裁判の総称で、親孝行を称賛し、奨励したストーリーが時々出てきました。儒教の流れか、長い歴史の中で親孝行は、人の規範として「親孝行すべし」として扱われてきたことに違いなさそうです。

 したがって、今では「知識のあるデジタル動物集団」ができあがりました。高齢者は直接子どもに老後の世話はさせなく、親孝行は社会保障を充実させて、親はそれに期待するしかない世の中になったのです。

                                         

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うだつが上がらない公的年金生活

2025年03月29日 | 暮らし

 美濃市街地には江戸時代中期から明治初期の「うだつ」が上がる家を中心とした古い町並みが保存されていて、『うだつ』の町並みとは、屋根の両端を一段高くし、火災の時の類焼を防ぐ防火壁のことで、後に装飾が施されるようになったようです。

                                                     

 「うだつ」を造るには相当の費用がかかったため、裕福な家しか設けることができず、「うだつが上がる」は富の象徴で、これが「生活や地位が向上しない」「状態が、今より良くない」「みばえがしない」という意味の「うだつが上がらない」の語源のひとつと考えられて、年金生活者には厳しい言葉と聞こえそうです。

 昨年は、CPI(国内消費者物価指数)が前年比2.5~3.0%の上昇となり、特にエネルギー価格や食品価格の上がり幅は大きく家計を直撃しました。2025年に入ってもこの物価高が続き、この値上げラッシュの背景には、昨今のさまざまな要因が絡み合った原材料の物価高騰があります。

 地球規模の気候変動、ロシアのウクライナ侵攻・中東紛争による穀物や資源価格の高騰、急激な円安の進行などが重なり、企業のコスト増加に拍車をかけています。

 3月も終わりとなり、4月から物価の伸びに対して実質的に年金の価値は目減りするため、高齢者は生活への影響をじわりと感じることになりそうなのです。

 日本年金機構によると、令和6年度における夫婦2人分の標準的な老齢年金受給月額は、23万483円で、夫が会社員で厚生年金に加入し、妻が専業主婦で第3号被保険者として国民年金に加入していた場合の受給額は21万8,176円で年額に換算すると約261.8万円です。

 総務省統計局によると、高齢の夫婦無職世帯では、毎月3万7,916円の赤字が発生する結果となり、平均すると毎月3万7,916円ずつの資産を取り崩しながら、老後生活を送っているということで、老後生活を20年と仮定すると必要な資金額は約910万円、30年の場合は約1,365万円が必要になります。

 これでは「うだつが上がらない公的年金生活」で、何とかしなくては・・・・。

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景気はどう動くか

2025年03月15日 | 暮らし

 景気はGDPの最大要素、個人消費の伸びが不可欠で、人々の購買意欲をどの様に感じているかが影響すると言います。つまり「景気は気から」と言うことでしょう。

 今年の春闘で、要求に対して「満額」回答が出始め、人手が不足から大卒初任給30万円という会社もあるようです。給料が上がれば消費が伸びると言いたいのですが、物価高も見逃せません。幅広い経済指標などから景気の予想をするのに、株価の動きにも注目したいと思います。

    株価の予想について具体的には、日米の金融政策、米国の雇用統計です。アメリカ2月の雇用統計では失業率が上昇し、労働市場が「変曲点」に接近したと報道されています。トランプ政権は政府機能を民間にシフトさせる狙いがあり、「過渡期」に伴う痛みとも言われているようです。

 現在日本の株価を見てみると、石破首相のあいさつからは「楽しい日本」をキャッチフレーズに掲げていても、「どういう国にしたいのか」「何を目指していくのか」が感じられません。いまの日本は世界の手本になる革新的な技術開発や、経営モデルを生み出してはいません。一時は日経平均株価が4万円をこえました、バブル絶頂期に近いのですが、人々に当時のような高揚感はありません。

 株で詳しい人が語るには、投資のための市場環境はまだ「買い」という判断になるようですが、はたしてアメリカの関税政策次第でどの様に動くことやら・・・・。

         

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AI(Artificial Intelligence=人工知能)のメリット&デメリット

2025年03月07日 | 暮らし

 生成AIの情報技術が実用の段階で、歴史上の人物や架空のキャラクターを再現することができ、教育分野や創作活動の幅を広げたりすることが可能になり、従来、既存のキャラクターを使用するには、権利者からの許可が必要です。

 しかし、全く新しい架空キャラクターを生み出せば、著作権や使用料を気にせず、思い通りのキャラクターを低コストで登場させることが可能になります。AIはこれまで不可能だった新しい表現や体験を生み出す可能性を秘めています。
 
 ところが、インターネット上の偽情報が大きく前進し、住宅が水没した災害時の偽画像や、著名人になりすました投資詐欺広告など、巧妙な偽情報が拡散し、トラブルになっていると報じています。

 実際にトランプ大統領やゼレンスキー大統領になりすました偽動画も登場し、不安をあおる報道など深刻な影響を与えていると言います。このような状況を受け、総務省は、画像・音声などの加工の有無など判断技術の支援に乗り出すことになったようです。

 CGでは難しかった微妙な表情や感情の変化を自然に表現することができ、まるで本人が演じているかのようなリアルさ、複雑な動きやアクションを表現し、選挙民を引き込みさえすれば、人に深い没入感を与えることが可能で、選挙運動も大変革しそうです。

 また、投票妨害など、「ああ、恐ろしやAIの進歩」となれば不安です。信頼性を判断できる技術を確立しておかねばなりませんし、人は正しい判断能力を持たねばなりません。

                

                 

                  写真:この花は「造花」です。

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自宅以外の 第二の居場所

2025年03月01日 | 暮らし

 昨日は岡崎市で最高気温が19度、最低気温が9度と、冬から春を急に感じさせる陽気になりました。岡崎市は、豊田市、安城市西尾市刈谷市などと並んで自動車産業をはじめ製造業の盛んな市です。

 この地に住む高齢者は、戦後の苦しい時代を乗りえて製造業に従事し、若い労働力として産業を支え、大げさに言えば日本の製造業を引っ張って戦後の復興を成し遂げました。

 諸外国からすれば奇跡の原動力だったと思います。「年齢を重ねれば昔のようにいかない、昔は良かった」と、よく話を聞きますが、頑張って仕事をしてきた時代が懐かしいのでしょう。

 会社や役所で定年を迎え、畑仕事やアルバイトに尽力する人もいますが、そうでなく悠々自適に暮らそうと思う人もいて、自宅以外の第二の居場所が必要な人も多くいます。家の中にばかりでは、息が詰まってしまうのではないかと思うのです。

 生涯現役で元気に暮らそうと「中高年の再就職支援事業」で、セミナーや相談会に参加してきました。就職も結婚も共通するところがあって、成功させるには世話をする「ご縁」ではないでしょうか。縁は結ばれたり、そうでなかったり、さまざまなのが世の中だと思っています。

 最近では、人生を楽しみながら、「縁」を大切に少しでも世の中に貢献すべく、前向きに過ごす様にしています。私自身も「幸福な老い」にならねばと思いつつ暮らしています。

           

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春は別れと出会いの季節

2025年02月28日 | 暮らし

 3月末で定年退職あるいは区切りをつけて退職する人も多くいると思います。周囲の人に支えられて仕事を終え、達成感や満足感を持つことができた人も多いことでしょう。

 この季節、転勤、昇格・昇進、賃上げ、新入社員、定年退職と、サラリーマンにとって複雑でやり場のない心境を抱えている人もいると思います。3月初旬は内示が出る頃で、引っ越しを伴った転勤の場合は、住宅の手配などに追われ、複雑でやり場のない心境の人もいると思います。

 夫婦共働きで転居を伴う転勤の場合は、区切りをつけて退職する人が増え、「転勤命令では仕方なし」の時代から、人材の確保をするため人事制度を変更して対応する企業も増えたと言います。

 退職と言っても、人生が終わったわけではありません。むしろ今から人生の最終章に向かってスタートするわけで、人生に定年はありません。春は別れと出会いの季節なのです。

 退職しても、続けて仕事をする人も多いと思います。できるだけ早く次の就職先を決めて、生きがいにつなげることが大切だと思います。歓送迎会など酒を飲む機会が増え、こんな時こそ出会う人からの情報を得て、今後の身の振り方を決めるチャンスです。

 年齢を重ねれば、節目ごとに気分転換ができ「気合!」が入ります。好き勝手に自分流に節目を作って、その都度「目標」を持って前に進みましょう。

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定年退職後の生活費はどのくらいか

2025年02月21日 | 暮らし

 アメリカでの高齢者は、日本やドイツより平均収入が多いと言いますが、調査すると不思議なことに、「日々の暮らしに困ることがある」といいます。アメリカでは主な収入源に占める〝公的年金〟の割合が55%と、日本やドイツ(70%台)より極めて少ないのが実情のようです。

 公的年金に頼れないアメリカ、そして収入の少ない日本では、〝高齢者が収入を得るために働かざるを得ない〟という現実があるようです。

 働く目的で多いのが家計維持のためですが、自身の生きがい、能力をいかすためとか、健康維持など、ほぼ共通して挙げられ、社会貢献がしたいという人もいます。

 2023年に公開された「国民生活基礎調査」によれば、「年金だけ」で暮らしている人が4割、「年金が80%以上を占める人」まで入れると6割です。この調査によれば、65歳以上の人を含む「高齢者世帯」の平均年間収入は「318万円」でこのうち「年金」が約63%を占めています。

    厚生労働省の資料によれば、現在の年金の平均受給額は国民年金が月56,000円前後、厚生年金が月145,000円前後でした。そして総務省統計局「令和4年 家計調査報告書」では、65歳以上の夫婦のみ、無職世帯の1カ月の生活費は平均236,000円が必要だといいます。

    つまり、これだけでも老後に必要な暮らしの生活費は不足しているのに、毎月30万円以上の支出を見込んでいる世帯では、大幅なリストラクチャリングが必要、あるいは別の収入を得るしかないのです。

                     

 

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人生の最終章

2025年02月13日 | 暮らし

 長く再就職支援を仕事としてきましたが、自説の「1人前になるには10年の経験が必要だ」と述べて、10年はとっくに過ぎても、まだまだ未熟さを感じています。

 求職者の話から、その人生を垣間見る事が度々あり、過去を幸せだったと思い出す人が多いのに驚きます。男性は職を失い、定年を迎えると社会的に孤立してしまい、精神的な病や離婚、そして自殺する原因になりやすく、中高年の男性にその傾向が強いといわれています。

 自殺の原因は、複雑な人間関係によって引き起こされ、家族や仲間から逃避する気持ちになる時、ふとしたことから行動に出るようです。

 自殺する人の約半数が無職者で占めていること、それほど仕事を持っていることが生がいにつながることだと意識しないといけません。自殺者を減らす意味でも、人生経験が豊富な高齢者は積極的に相談相手になる事に乗り出す必要があると思います。

 「死ぬ気でやれば・・・何でも出来る」と自分に言い聞かせて頑張ることがありますが、 セーフテーネットが死ぬことでは何の意味もありません。いろんな手を尽くし生きて成し遂げることに意義を感じなければなりません。

 中高年者は仕事をしていることに生がいを感じ、世の中と関わって他人から生きることを期待されていると思うべきです。高齢者も、経済的に豊かになって今は幸せな家庭生活だと、本当に思っているのでしょうか。独居生活者が増える一方、幸せな家族、幸せな家庭はどんな姿なのでしょうか。

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フレイル(健康な状態と要介護状態の中間状態)

2025年01月30日 | 暮らし

 1月24日(金)名古屋駅前の豊田通商ビル地下、「嘉文」で、長年 付き合っている飲み仲間6人で話題になったのが「フレイル」でした。

        

     写真:嘉文のホームページから借用「センチュリー豊田ビル店内」

   「フレイル」は、 高齢になるにしたがい体の機能が衰え、日常の生活に影響するようになることを言うらしいのです。感染症、脳血管の異常、認知症、腫瘍、骨粗しょう症、うつ、その他 転倒、尿失禁などの症状があるようです。

 ある程度の病を抱えながら1カ月1回の飲み会「嘉文会」に参加できることを喜び、互いの健康と新年を祝いました。全員が若い時は縁のなかった何らかの薬を飲むようになり、医師の世話になりながら年齢を重ねて来ました。

 高齢者が抱える疾患「老年症候群」に対し、安全で効果のある治療法は世界的にみてもないに等しく、高齢者の医療は現状を受け入れなければならないと思います。つまり、現状では若者と高齢者の治療法とは異なると考えるべきでしょう。

 2014年に日本老年医学会は、加齢に伴って老い衰えた状態から、何らかの介入で再び健常な状態に戻る概念を取り入れた言葉を「フレイル」とし、高齢者の体の機能・社会的な負の概念を共通の認識として取り組んでいく必要性を提唱しました。

 食事や運動、仲間との会話などでフレイルの一次、二次予防を行い、介護に関わる費用の減少が期待できるのではと、月1回の飲み会「嘉文会」もフレイルの予防になる?・・・のかも(笑い)。

 

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毒がある季節の暮らし

2025年01月24日 | 暮らし

 寒い冬はフグがもっともおいしい時期で、ちり鍋にするのが定番です。フグ(河豚)は白身魚で、淡泊ながらも上品で奥深い味わいが魅力、ほかにフグの刺身や唐揚げなどがポピュラーな食べ方があります。

 フグといえば、世界の大半の国が食べない毒魚を、私たち日本人は好んで食べます。和食では代表的な料理ですが、外国人からすれば疑問に思われることでしょう。全種類のフグに共通して言えるのが、”フグの肝は猛毒”ですが、肝を除いて食べてみれば美味しいことが分かると思います。

 1月から2月にかけて香りの強い蝋梅(ろうばい)が黄色い花を付けて、花びらが”ろう細工”のようで、透き通り一段と輝きを増します。この花の種には毒を含みますが、花やつぼみから抽出した”ろう梅油”は漢方薬として売られています。

 また、この時期に咲くスイセンも毒成分リコリンとシュウ酸カルシウムの毒性分を含み、ニラなどと間違えて食べれば食中毒を起こします。

 毒といえば、春から夏にかけて実を付ける梅も、未成熟な実を食べると、腹の中で分解されて青酸を生じ中毒を起こします。梅は天日で干して「梅干し」にする、あるいはアルコールなどに漬ければ酵素が働き、健康を保つための整腸作用や、駆虫、止血、強心作用があります。

 毒物が生体へ影響を与えるのは、毒の種類と程度によって決まるようです。また、影響を与える毒に対して、別の物質を与えて解毒させ、医薬品として用いる場合もあります。

 美しい花やおいしい食べ物にも毒があったりします。何とか解毒の方法はないものかと・・・・。食べてしまうと、「気の毒」だけでは済まされません。

       

 

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「ハクション・・・」 風邪をひかない様に

2025年01月22日 | 暮らし

 2019年から新型コロナウイルス感染症が流行し、世界では6億人をこえたと言い、2023年には、ワクチンを接種した私へも感染して、自宅で1週間も療養した1人でした。

 味覚や臭覚が低下するとのことでしたが、その影響はありませんでした。1時的に高熱が発症して検査を受けましたが、症状は風邪をひいたかなと思われる程度でした。

 風邪の原因は9割以上がウイルスの感染らしいのです。寒冷や乾燥などが風邪の誘因らしく、温度変化などのほかに、疲労や睡眠の不足によっても風邪をひくそうです。周囲で風邪を患っている人がいれば感染し、厳寒期よりもこれから春先など、1日の気温差が激しい時期にかかりやすいこともよく知られています。

 風邪でクシャミが出れば、誰かに「うわさ」されている、1回のクシャミなら 褒められ、2回なら振られ、3回では 愛され、4回なら本物の風邪・・・・と言うらしいのです。

 いかなるうわさが立っても、それは一時的なもの「人のうわさも七十五日」で、七十五日は昔の暦で春・夏・秋・冬の季節を表し、季節が過ぎる頃には人のうわさも忘れられると言うのです。

 嫌なことや、つらいことは早く忘れて、楽しいことや嬉しいことだけを覚えておくようにしたいもの、脳天気とうわさされようとも・・・・・。時には「ハックション・・・」と、思わず出てしまうことがあっても、気にしない、気にしない・・・・・。風邪かな?と思えば何てことはないのです。幸せです、脳天気なればこそ・・・・・。

    

これ何で できている・・・ペットボトルのフタ? (岡崎城西高校にて)

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健康の維持に野菜を食べる

2025年01月20日 | 暮らし

 暑い夏が終わる9月下旬に種をまいた大根が暮れから正月にかけて大量に収穫でき、食卓をにぎわしています。厚く皮を剝いて輪切りにし“おでん”の材料に、千切りにして煮物の材料へ、ステック状に切って生で食べ、おろしてカツオ節をかけるなど、いろいろな方法で食べています。

 大根は、日本人の食卓(鍋・おでん)などには欠せない野菜となっていて、葉はビタミンAを多く含み、青汁の原料として使われ、ビタミンC,ジアスターゼを多く含み、消化酵素を持ち、血栓防止作用や解毒作用があります。

 台所に常備されている野菜は、「ジャガイモ」「キャベツ」「白菜」「大根」「玉ネギ」「ニンジン」などで、ダイエットに適した食材といえば、やはり野菜でしょう。

 なかでも「ジャガイモ」は、腹持ちの良さで、消化がゆっくり進むレジスタントスターチという成分のおかげで、血糖値の上昇を抑えてくれ、カリュウムが多く含まれ、免疫力の向上や健康な骨の維持に効果が期待できると言います。

 豚カツ定食には必ずといってよいほど千切りのキャベツが付いてきますが、キャベツにはビタミンU(キャベジン)が含まれていて、胃壁を守る働きがあり、生のキャベツとトンカツを一緒に食べると豚肉の酸化を抑えて胃もたれを防ぐと言います。

 ところがキャベツは、昨年の猛暑の影響で、愛知県をはじめ主要産地の生育が遅れ、小売価格の高騰で、1玉100円前後の品が400円を上回り、食卓から遠のくという事態です。

 料理に欠かせないのが、キャベツや白菜です。健康効果が、畑に期待できる野菜で、豊富な食物繊維があり、胃腸の働きを活発にして便秘を解消し、大腸がんの予防と治療に役立たせます。                             

 

 

 

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