とぜんなかblog

2022年11月から透析生活が始まりました。
その透析について、思ったことや感じたことを綴っていきたいと思います。

針刺し(穿刺)

2023-02-09 17:09:02 | 日記
とうとう、死ぬまで後戻りのできない透析生活が始まりました。

これからは、毎週、月、水、金曜日の3回、実施しなければなりません。

苦痛以外の何物でもないのです。

しかし、避けて通ることは出来ません。

透析をするためには、血管に針を刺します。

やはり、一番いやなのはこの針刺しです。

出来るだけ多くの血液を取り出し透析の機械に通し、綺麗な血にした上で自分の体に戻す作業をしなければなりません。

多くの血液を流さなければならない為、結構太い針を使います。

一般的な採血、あるいは予防接種など通常の針の太さの2倍以上はあるとのことです。

具体的には、通常の針の太さは、0.4mm~0.8mmに対して透析用の針は1.2mm~1.8mmだそうです。

痛くないはずはありません。

その為、リドカインテープ(貼付用局所麻酔剤)というテープを使います。

                            
これを貼っておくと、痛みは随分和らぎます。
 
なので、このテープを貼り忘れたりすると “痛てっ” ということになります。

この針刺し(穿刺)のやり方は看護師さんによって様々。

ゆっくりと慎重にする人、丁寧に時間をかけてする人、いきなりグイッと刺す人。

“すみません、失敗しました、もう一度やり直します” とか言われた日には「殺意」さえ覚えます。

やはり、上手な人とそうでもない人がどこの世界でもいらっしゃいます。

こちらから指名できればいいのですが、そうもいきません。

上手な人に当たることを祈るしかありません。