人間の身勝手

　　今朝の新聞記事を見て、私はショックを受けた。

　雄のひよこは、生まれたら直ぐに殺処分されるという記事だ。

　知らなかった。

　記事はドイツのことについて書いてあった。
　
　毎年、4,500万羽の雛が雄とわかると殺処分される。

　その殺処分の方法も様々だ。窒息させる。ガスで殺す。圧縮する。卵の殻と一緒に大型シュレッダーにかける方法などがあるようだ。

　なぜ雄の雛は殺されるのか。

　　①卵を産まない
　　②食肉用にも適さない
　　③飼育すると餌代が倍かかり、卵の値段が上がる

　などの理由からということらしい。　

　日本も同じことをしているようだ、しかも、殺処分の数は１億羽にもおよぶとのこ。

　ドイツでは、殺処分禁止の動きが2000年ごろから高まり、動物愛護団体、世論の後押しもあり、


「殺処分禁止法案」が最近成立したとのこと。

　ホッとした。さすがはドイツだ。

　一割ほど卵の値段が上がったらしいが、それで済むなら納得だ。


　日本もドイツにに追従してほしい。


　人間の身勝手な行動によって、たくさんの他の動植物も絶滅危惧に追い詰められている。

　毛皮をとるため動物を殺したり、角を取ったりと数えると枚挙にいとまがない。


　改めて思ったのは、人間の身勝手さここに極まれりである。

２０１１年

　「我々のUYクラブが昨年２０周年の記念の年だった」のではないか？ということをikeikeさんが活動記録の中で書いてありました。

そこで、一応調べてみました。確かに昨年の２０２１年は２０周年でした。

ということは、２０１１年が１０周年だったということになります。

この年の活動記録を見ると大変な年でしたね。東日本大震災があった年で、津波による甚大な被害がありました。

たくさんの家が流されたくさんの人が亡くなりました。

未だに解決できないでいる福島原子力発電所の事故も発生し大変な事態になりました。

いったん事故が起きてしまえば、核（原子力）は人類では制御できない、コントロールが出来ないということが確実に解ったような気がします。

福島第一原発では、事故で溶け落ちた核燃料の冷却などによって1日140トンのペースで汚染水が発生しているとのこと。

汚染水を1000基あるタンクに溜めているがもう９割以上に達しています。満杯になるのも時間の問題だという。

そこで、この汚染水を基準以下に薄めて海に流すという案が発表された時、福島をはじめ諸外国からの漁業関係者から猛反対にあいました。

それはそうでしょう！！　毎日増え続けるこの汚染水さえどうすることもできない人類なのです。

他にも汚染水の処理方法はあるそうですが、現実的にはかなり難しいとのことです。いったいどうするのでしょうね？


　一方、この大災害に隠れてあまり目立ちませんでしたが、九州新幹線の全線開通の年でもありました。

JR九州では大々的にお祝いをする予定でしたが、自粛を余儀なくされ、時間がたってから流されたCMがこれです。
　
コロナ禍のこの時節、この動画を見ると元気が出ます。活動記録にもリンクを貼りましたが何度見てもいい気分にしてくれます。

いくつかのバージョンがありましたので一つ追加しました。

幻のCM 九州新幹線　2011.3


祝！九州　九州新幹線全線開CM１８０秒


　昨年の２０周年記念は、コロナが明けてから盛大にやりましょう。