傘

関東も梅雨に入り、すっかり雨の季節になりました。

…写真は晴れの日の日傘（竹富島にて）ですが・・・


雨の季節といえば「傘」ですが、先日、電車内に傘を忘れてしまいました。普段使いの安いものなら諦めもつくのですが、そのときはたまたま持ち出したお気に入りの（ちょっと高価な）傘だったので、ショックもひとしお…。

先ほど、お客様センターに問い合わせ、とても丁寧な対応で調べていただいたのですが、条件に該当する傘はないとのこと…。たぶん、乗客の誰かが持って行ったのでしょう。。。

鉄道会社（東京メトロ）によると、この日の傘の忘れ物はなんと900件以上！

特に傘の忘れ物は、落とし主が現れず、警察に引き取られるものがほとんどのようです。

私の傘は、誰かが持ち帰って大切に使ってくれるであろうと、前向きに考えて諦めることにしました。


それにしても、1日で900件とは、想像を遙かに超えた数字でした。これが平均的な数字なのかどうかはわかりませんが、仮に雨の日に平均900本の傘の忘れ物があるとして…。
気象庁によれば、東京の年間の降雨日数は100日以上。
超単純に計算して、年間で900×100＝9万本の傘が、車内に忘れられているということになります。しかも、東京メトロだけで…。

大量消費時代、特に傘は500円でも比較的見栄えのいいものが買えるので、昔よりも無くすことに無頓着な（無くさないように注意を払わない、無くしてもすぐに諦める）傾向にあるのでしょうが、それでもモノは大切にしたいですね。（人のことはいえませんが…。）