しようしようと思いつつ、更新がなかなかできませんでした。
前回の記事に書いた、ハブ棒の詳細です。
沖縄では私はあまり見た記憶がないのですが、奄美では、どこの集落に行っても、あちこちでこの棒が目につきました。
(フゥ~さんによれば、宮古の池間島にはあったとのこと。)
数メートルおきに石垣に立てかけてあり、わかりやすいように先端の20センチくらいを赤や黄色に塗ってあるものも多かったです。
使い方は…
道を歩いていてハブに出会ったら、おそわれる前にこの棒をさっと掴んで追い払う!
…簡単?ですね。(笑)
ただ、ハブ棒がこれだけあちこちにおいてある割には、
「私は一度もハブを見たことがない」
なんていう島の人も少なからずいるようでした。
夜にあえて出歩かないようにしている人は、ハブに出会うこともないのでしょう。
ちなみに、ハブを生け捕りにすると、役場が3000円くらいで買い取ってくれるそうで、島の人のちょっとしたお小遣い稼ぎになるようで、
夜になると、ハブを探しの軽トラが畑道をさまよっている様子が見られました。
(なお、生け捕りにする場合は、このような棒きれではなく、金属と木を組み合わせた、専用の捕獲棒を使うようです。)
奄美では、「とにかくハブに気をつけろ」という感じが強く、
道を歩くときも端の方を歩かない!
草むらには絶対に足を踏み入れない!
…といった習慣が(たった数日の滞在にもかかわらず)身についてしまい、
こちらに戻ってきてからも、なんとなく草むらには近づいてはいけないような錯覚が、しばらく抜けませんでした。(笑)