沖縄離島ふぉとぐらふ +Plus+

沖縄の写真を中心に、てきとーに記載しております。

島イヌ

2009-08-31 | 与路島
前回のヤギに続いて、今度はイヌです。


老齢なのか、歩き方がちょっとつらそうでしたが、おとなしくて利口そうなイヌでした。



鎖につながれずに気ままに暮らしている島のイヌは、
遊びたいときには行きたいところに行き、
休んでいたいときは自分で木陰を探して昼寝をする・・・

・・・まさに「自由な生活」です。

島ヤギ

2009-08-29 | 与路島
与路島のヤギ小屋で飼われていたヤギ…。


少し離れた場所からでも、カメラを向けるとちょっとおどおどしていましたが、しばらく粘っていると、少し落ち着いてこちらを観察していました。




周囲のハイビスカスの花と葉っぱが額縁のような、お気に入りの一枚です。

サガリバナ

2009-08-18 | 与路島


夕方暗くなってから咲き、次の日の明け方には落ちてしまうという花、サガリバナ。


夜の間しか咲かないため、なかなか見ることができない比較的珍しい花であることから、「サガリバナを見るツアー」のようなものも、南の島では時々見かけます。




この写真は、与路島の小学校の裏の方にあるサガリバナの並木で撮影しました。

3夜連続で観察したところ、房の上の方から、1日目、2日目、3日目…というように、開花が降りてくるのがわかりました。
これを撮影したのは2日目ですが、翌日は下の堅く丸いつぼみが花をつけていました。

ハブ棒

2009-08-12 | 与路島



しようしようと思いつつ、更新がなかなかできませんでした。

前回の記事に書いた、ハブ棒の詳細です。


沖縄では私はあまり見た記憶がないのですが、奄美では、どこの集落に行っても、あちこちでこの棒が目につきました。
(フゥ~さんによれば、宮古の池間島にはあったとのこと。)



数メートルおきに石垣に立てかけてあり、わかりやすいように先端の20センチくらいを赤や黄色に塗ってあるものも多かったです。



使い方は…

道を歩いていてハブに出会ったら、おそわれる前にこの棒をさっと掴んで追い払う!

…簡単?ですね。(笑)










ただ、ハブ棒がこれだけあちこちにおいてある割には、
「私は一度もハブを見たことがない」
なんていう島の人も少なからずいるようでした。

夜にあえて出歩かないようにしている人は、ハブに出会うこともないのでしょう。


ちなみに、ハブを生け捕りにすると、役場が3000円くらいで買い取ってくれるそうで、島の人のちょっとしたお小遣い稼ぎになるようで、
夜になると、ハブを探しの軽トラが畑道をさまよっている様子が見られました。

(なお、生け捕りにする場合は、このような棒きれではなく、金属と木を組み合わせた、専用の捕獲棒を使うようです。)




奄美では、「とにかくハブに気をつけろ」という感じが強く、
   道を歩くときも端の方を歩かない!
   草むらには絶対に足を踏み入れない!
…といった習慣が(たった数日の滞在にもかかわらず)身についてしまい、
こちらに戻ってきてからも、なんとなく草むらには近づいてはいけないような錯覚が、しばらく抜けませんでした。(笑)


サンゴの石垣の島

2009-07-29 | 与路島
奄美大島の南側に浮かぶ与路島(よろじま)。



サンゴ石の石垣があちこちに残されていて、古き良き時代の奄美の風情を残した島です。



奄美諸島にはハブが多く、石と石の間に隙間のあるサンゴの石垣は、ハブの住み家となりやすいことから、近年は次々とこのような石垣は撤去されて、コンクリートブロックの塀に置き換えられてきたため、他の島ではなかなかサンゴの石垣が見られなくなってきました。

しかし、与路島の集落では、このような石垣が比較的よく残されていて、集落のあちこちでこのような風景に出会うことができます。



沖縄の竹富島などのサンゴの石垣と違うのは、「一つ一つの石が平たい」ということ。

なぜこのような違いがあるのか、結局理由はわかりませんでしたが、平たい方が積みやすそうですね…。









ちなみに、左の方に見える棒は、ハブ撃退用の棒で、奄美の集落ではあちこちで見かけます。