やんばるといえば、ヤンバルクイナ。
(今、日本語変換しながら知りましたが、漢字では「山原水鶏」と書くようです。)
初日の夜に宿の屋外テーブルで泡盛を飲んでいると、「キャッ キャッ キャッ キャッ キャッ キャッ キャッ キャッ ・・・」とけたたましく鳴く鳥の声が聞こえました。
宿のご主人によると、ヤンバルクイナが縄張りを主張している鳴き声であるということで、かなり遠くからでも聞こえそうな大きな鳴き声でした。
その後もこのような声だけは何回か聞くことができたのですが、声を聞いたからには、そして、せっかくやんばるに来たからには、実際にこの目で見てみたい!
しかも、どうせ見るなら、人工的な観察施設で見るのではなく、やはり野生の状態を見てみたい!
ヤンバルクイナは昼間でも舗装道路を横切ったりすることがあるとは聞いていたので、昼間、運転中はスピードを落としてきょろきょろしながら走っていたのですが、数十メートル先の動く黒い影に反応しては「なんだカラスか…」という落胆の繰り返しでした。
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宿のおかみに聞いたところ、夜の寝込みを狙えばじっくり観ることができるということで、飲みたい酒を我慢して(← 正確には妻に我慢させて)20時半頃、懐中電灯とカメラを持って、車で繰り出しました。
数キロ走ったあたりの風力発電用の大型風車の柱の部分で1羽目を発見!(上の写真)
目を開けて、片足立ちで眠っていました。(笑)
眠っているので、ライトを当ててもフラッシュをたいても全く動じず…。
その夜は、その後も何カ所かで、合計4羽のヤンバルクイナを見ることができました!
↓ このヤンバルクイナは、半覚醒状態だったのか、水平な枝の上をゆっくり歩いていました。
よく撮れていますね~。奥様に感謝(笑)
でも・・・
虫類全体がみんな大きそうで怖いなぁ。
向こうに行くとごきぶりとか蜘蛛とか半端ない大きさに大騒ぎする私です。
部屋の壁にはりついてるヤモリなんか見たら一晩中眠れない
私も、こんなに近くでバッチリ撮れるとは思いませんでした。クイナが寝ていてくれてラッキーでした。
ヤモリ、かわいいじゃないですか。
我が家は皆ヤモリ大好きです。(飼えるものなら飼いたいくらい!)