shiba's scope

めざせ、ロジカルなロマンティスト。 

プロマーシャルと石橋。(67.0)

2006-09-05 23:23:34 | 日々のあれこれ

 「プロマーシャル」ってのがあるらしい。今日初めて聞いた単語だ。プロモーションビデオとコマーシャルを掛け合わせてるそうな。週末テレ朝を見てたら、同じ曲、同じPVを使ったちがう商品のCMが3つ立て続けに流れて、「ん、なんだこれ?」と思ってたら、こういうことらしい。ほ~ぉ、ASIAN2っていうんだ。売れそう。これからこういうの、増えてくのかな。

 さて。

 「石橋を叩いて渡る」って、言いますね。goo辞書で「石橋」を引くと、「〔堅固な石橋を、さらにたたいて安全を確かめてから渡る意〕用心の上にも用心をする。」とある。

 よく使われるこの変形ヴァージョンが「石橋を叩いて渡らない」。あまりに慎重すぎるヒトに対して、どちらかというとネガティヴな意味合いを含んでいる。そういえば昔、ドリフの学校コントで「いかりやを叩いて殺せ」なんてのもありましたっけ。「~を叩いて」しか合ってないのに、わたしを含め当時の子どもたちは大ウケしてた、と思う。当時もそうだったんだろうけど、今なら抗議の電話ガンガンもののギャグだろう。文にして眺めてみると、やっぱりかなりブラックだよなー。担任の先生の名前を当てはめて喜んだ記憶のある方も、いますよね、多分。コドモって、無邪気な分、残酷だ。

 それはともかく、わたしのごとき小心者は、「石橋を渡った後でそれと気づく」とか、「石橋を気づかないまま渡ってた」くらいな勢いがあるというか、思い切りのいい人を羨ましく思ったりする。平日のオフィスアワーではある意味「取り越し苦労をしてウルサがられる」ことをタスクとして求められている(と自分では勝手に思っている)から、無いもの(勢い・思い切りのよさ)ねだりな気持ちも人一倍なのかもしれない。ま、そんなもん比べようがないけどね。ところでわたしの場合、「石橋を叩きすぎて足元が音を立てて瓦解」とか、「石橋を叩いたつもりが自分の足だった」とか、そーいうのパターンが多いように思うのは、気のせいだろか。

 と、こんなふうに考えてる時点ですでに思い切りがよくないわけで、相変わらず今宵もぐるぐるループなshiba's scopeでした。どーもごめんなさい


p.s. でもって、「石橋を...」で何かおもしろそうな変形ヴァージョンがありましたら、お寄せくださいませ。