これはいいです。(67.4)

　今日から日曜までお休み。引越しにまつわる届け出関係なんかをポツポツとこなしたり、久々にむかしの仲間と集まったりして過ごす予定。ちょっと長いような気がしなくもなかったけど、まそこは1つ大ヤマを越えたってことで勝手にご褒美。

　YouTubeで以前テレビで観て気になっていた曲を探してみる。中村中（なかむら あたる）という人の「友達の詩」という曲だった。いや、これはちょっと、何か揺さぶられるような感じがします。バックのチェロも泣かせます。（→これ: 音出ます）

　ちなみに最初にテレビで見たときは岩崎宏美、太田裕美（オウ、ザッツセヴンティーズ！）と3人で歌ってて（→こっち）、一瞬むかしのフォークとか演歌っぽく聴こえるところがあるなと思ったのだが、歌詞を字幕で見てて、これは歌詞のベースが七五調にかなり近いこととも関係あるのかも、と思った。いや、これはイイ。いいです。

　この人、ウェブサイトもけっこう充実してて、いろいろ読んでみても面白い。特に『「友達の詩」によせて 』っていう文章のなかの一節。たしかに臆面も無くなってしまうだろうなぁ、こんな歌ライブで聴いちゃったら。

この歌を聴きながら、じっと胸で手を組む少女や、臆面も無く涙を流す大の大人の男も見た。

　今さら取り上げるんじゃかなり遅い、って感じなんでしょうが、shiba's scopeとしても強力におすすめ、しときます。

そろそろ3年目、のはず。(67.0)

　ほぼ1ヶ月間、更新が滞っておりました。これまでで一番、間が空いたはず。気がつけば巷は夏休みの真っ只中、昨日からお盆の規制ラッシュで道路は渋滞、そーいえばオフィスの周りにも観光客っぽい人が増えてました。

　この間、シゴトをはじめとして何かと負荷がかかって、ここ数年でいちばんしんどかったような、そんな感じ。ま、それも一応ひと区切りつきつつあって、ようやくホッとしていると、いうことです。もともとが「ぐるぐるループ」気質なところにいくつかヤマが同時にやってきて、複数のループが同時に起こって（竜巻が2、3本発生しちゃったような）、それがお互いに絡み合った状態で自分の首にまでまとわりついて「チョークスリーパー」状態（ぐぐぐ）、あわててタップ...みたいな状況、って、よけい分かりにくい表現でしょうか、ハハ。でもまあ、こういう物言いができるくらいの「ゆとり」ができた、とも言えるわけで。

　そんなふうにして過ごしていた中で、自分で体感したことの1つ。身体を通って発せられた言葉のニュアンスは、自分が思っている以上にしっかり伝わるらしい、ということ。いつだったか、打ち合わせ中に「exhaustively」って単語を使ったことがあって、そのときは自分の身体もホントに"exhausted"のピークだったから、身体からそれこそ絞り出すような（大げさ）、けっこう切羽詰った感じが伝わったのかもしれない。その後、周りの何人かから「そう、あれはexhaustivelyだったんだよな」みたいなことを言われた。ん、そんな印象に残った？、みたいな、そんな感じ。まあ、またこの単語の音感、特に"hausｔ"あたりに「すっからかんになるまで消耗する」みたいな感覚が表れやすいのかもしれないけど。

　というわけで、ブログ開設からそろそろ3年目に突入するはずの、本日のshiba's scopeでした。すこし状況が落ち着いてきたので、またポツポツと更新していければと思っております。とはいえ、これから2ヶ月くらいの間には引越しもあるし、あ、ってことはこの界隈ともお別れなわけで、う～ん、まだまだドタバタはつづきそうですが。まあ、あまり構えないように、できるだけイージーゴーイングでいけるといいなと、思ってます。