この間会社で、飲み会に行こうと同じ部署のメンバー何人かでエレベータを待っていたときのこと。AさんがBさんに「Bさんって、○○(きれい系の某女優)に雰囲気が似てますね」、Bさん(ちょっとうれしそうに)「えーそうですか」、周りの何人か「あー確かに」。
その女優さんと(女子高で)同級生だったという人をたまたま知っていたので、わたしはそれをネタに話をつなぎ、その後、誰かがその女優さんの旦那さんがどうだとかいうふう引き継いで、話は流れていった。
ただ、わたしのネタには後半部分があって、その「同級生」さんは女優さんについて、「いけ好かないイヤな女だったよ」とコメントしていたのだが、いくら口さがないわたしもそれは言えなかった。でも、物言わぬままでこれ以上腹膨るるのも困るので、ここに吐き出しておこうと思うのである。(いや、Bさんは好感度の高い、とってもよい人ですよ、念のため。)
さて
朝の電車で聴く音楽、気がついたらここ何ヶ月はほとんど毎日ピアノ曲だ。前はオーケストラものとかも聴いてたんだけど、なんか「朝から生姜焼き定食」みたいな、ちょっともたれる感が無意識にあるのか、朝からそういうバーンとした曲は聴かなくなった。(実際、朝食もトマトジュースだけだし)
そんな中、ゴルトベルク変奏曲は相変わらず不動の定番で、ピアノ・チェンバロ合わせて4パターンの選択があるんだけど、最近特にいいなあと思うようになったのはベートーヴェン。キオスクのワゴンセールにあったのを何となく買って、朝向きかなーと思って曲名もチェックせずに聴いてたんだけど、気がつくと「これはちょっと沁みるわ」っていう感じになっていた。
曲名を見たら、ピアノソナタの31番だった。まあ、ど定番なんだろう(映画版のだめカンタービレでも流れてましたね)けど、中でもお気に入りなのは第3楽章の後半。YouTubeで見たら、グールドの演奏があった。これ。
そうそう、ついでにこれも。のだめカンタービレで、千秋が最初にのだめのピアノを耳にする(「すげえでたらめ、これじゃ『悲惨』だ...ちがう。でたらめだけど間違ってるんじゃない」、っていう」)シーンの、あの曲ですね。
普通に演奏しているのをちゃんと聴いて、ドラマのバージョンがいかにかっ飛んだ演奏だったのか、初めて分かった、って、気が付くの遅いんだけどね、ハハ
まあ、そんな感じの近頃ではあります。