shiba's scope

めざせ、ロジカルなロマンティスト。 

ざんす。(67.4)

2007-01-28 23:18:03 | 日々のあれこれ

 土曜日はみなとみらいの万葉倶楽部へ。お天気もよくて、海を見ながら露天風呂に浸かる。ゼイタク。

 先週末に借りていた「イン・ザ・プール」を観る。原作が面白かったからかなり期待していたんだけど、これはアカンかった。正直、ガッカリ。

 原作はオムニバス形式なのに、映画は全部一まとめにしてあって、その分出てくる人のキャラが印象薄い感じ。あと、人物設定が変わること自体はアリだと思うけど、それが全然面白い方に変わってないと思う。何より、主人公のイメージがちがうような...。たとえばドランクドラゴンの塚地とか、田口浩正とか、ああいう感じだと思うんだけどなあ。

 まあ、ところどころ小ネタで笑わせてくれるところもあるし、映画単独として観るならそれなりに楽しめるんだろうけど、原作→映画の順で観ると、「えー、何だかちょっと...」と思うかもしれない。

 ところで最近、なぜかトニー谷がウルトラマイブームだ。かなりの人が「誰それ?」ですよね。こんな人です。→Wikipedia

 わたしもリアルタイムでは知らなくて(もちろん)、ビートたけしがモノマネをやってたのを覚えているくらいだったが、地元のケーブルテレビ局の番組で実物の映像を見て、あのアヤシげな英語混じりの語り口(トニングリッシュというらしい)とソロバン芸が思いっきりツボだった。「おそ松くん」のイヤミはこの人がモデルだったんだって。いやー、今出てきても十分面白いと思う。こんなCDも出ているらしいから、これは「買いリスト」に追加ってことで。

 そう、YouTubeにもこの人の映像が1つ出てました。こんなのざんす→リンク(音出ます)


マカロニ。(67.4)

2007-01-22 00:14:28 | 日々のあれこれ

 しばらく前におかしくなって、こりゃもうダメだと放っぽっておいたshiba家のDVDプレイヤー。昨日思い出したように「知らん顔して火を入れてみたらナニゲに動いたり?」とやってみたら、あれ? ちゃんと再生してくれる。ナニが原因だったのかよく分からんがとにかく機嫌を直してくれたようで、それなら久々に映画でもと、レンタル屋さんへ。この土日で「アマデウス」のディレクターズカット版、「みんなのいえ」の2本を観る。もう1本、「イン・ザ・プール」も借りたけど、これは来週のお楽しみ。

 と、店でDVDを物色していて、久々に「マカロニ」が観たくなって探したのだけど見つからなかった。割と品揃えの多いお店だけどやっぱりないのかなと調べてもらうと、「かなり古っるい作品なんで、今は置いてないですね」。...そんなに軽く巻き舌で言うほど「古っる」くはない(80年代後半)と思うんだけど、まあないものは仕方ない。

 でも、いいんですよこの作品。おススメです。ジャック・レモンとマルチェロ・マストロヤンニの、力の抜けた、オトナな洒落ぐあいみたいなものが魅力なんだろーか。アマゾンにはパッケージ画像がないので、こんな感じです。↓



 今のところVHSでしか出てないみたい。今回観れなかった分、よけいに強く思い出されてしまいました、なんて書いているうちに、どーしても観たくなってきた(笑)ので、こんど探してみようっと。


とりとめもなく。(67.6)

2007-01-11 00:11:07 | 日々のあれこれ

 タイトルの数字も通常レベルの範囲内に収まってきて、一安心。

 年末に半沢一利 「日本のいちばん長い日」を読む。昭和20年の8月14日から15日にかけてのクーデター未遂についてのノンフィクション。なんでそこまでそうなってしまうのか?という大きな疑問と、わずか60年ばかりの間にそこまでの疑問を感じさせるまでに日本人が変わってしまったんだなーという感じが、わたしは強かった。でもって、自分を含む日本人が、今おこなわれているほどカンタンに近隣の独裁国家を「あそこは訳わかんない、異常だよな」って言えるのかな、とも。

 この本はノンフィクションですが、同じような時間帯を舞台にしたフィクションに浅田次郎 「日輪の遺産」があります。合わせて読むと、事実とフィクションが妙な(いい意味で)共鳴を起こしたような感じで、何ともいえません。浅田次郎といえば最近映画化されている作品が目立つようですが、この「日輪の遺産」にチャレンジする映画監督が出てきたら、たいへん面白いのではないかと思うね。

 話はいきなり飛ぶけど、ジャイアンツの工藤がベイスターズへ。あのチームは「勝ちゃなんでもいいんだろう」と本当に本気で考えているようだ。そこまで節操がないなら、バファローズを出て行くというあの選手を獲るところまで徹底すりゃいいんじゃないの、と思いますが。

 この工藤の一件は、その昔阪神にトレードされた翌年の小林繁(ミスターアンダースロー、さんまがモノマネやってましたね)が、シーズン通して対ジャイアンツ戦全勝だったことを思い出させます。同じことが今年起こりそうな?それにしても日本の野球、特にセリーグはどんどんつまらなくなっていくように思われてなりません。


それはそれはな新年。(68.6: 小ブタ注意報発令中)

2007-01-04 23:27:42 | 日々のあれこれ

 明けましておめでとうございます。笑門来福、今年1年が皆さまにとって笑いの多い年となりますようお祈りいたします。

 お正月の生活ぶりは、タイトルの数字のとおりですと書くだけでかなり正確に伝わるハズ。数字とはたいへん便利なものである。(って、何かちがくないか?)まあ、休みボケを覚ますのにはちょうどいい刺激かも。気を引き締めないと。シゴトは今日からだったけど、まだお休みの人も多いようで、電車はかなり空いていた。

 さて。

 昨日、あー明日からカイシャだわさとテレビのリモコンをガシャガシャやってたら、さんまと木村拓哉の番組をやっていた。ちょうどエンディングになっていて、木村くんがギターの弾き語り(こんな感じ→YouTube )を始めたら、その曲が「Kissin' Christmas」。おおぉっ、この歌は! 昔むかし、クリスマスイブにやったそれはそれは豪華な音楽番組で、そのエンディングのためだけに作られたモノです。ちょうど大学受験直前だったわたしは、この番組をビデオに録って、この曲を繰り返し聴いては、ナンとカッコいい曲だろうとそれはそれはシビれたのでした。

 そうした鮮烈な記憶があるだけに、わたしとしてはこの木村くんバージョンには何だか「ちょっと納得いかんよねぇ(ぶるぶるんっ)」なわけで、オリジナルを探索してみたら...。

 あった、ありましたです、こちらのサイト。しかも詳細な情報つきで。いや、何だかお年玉をいただいたようで、それはそれは嬉しい。管理人さんには感謝、感謝です。(YouTubeのリンクはこちら) 20年前なだけあって、みんな若いこと。ということで、ささやかではありますが、皆さまにもおすそ分けさせていただきます。

 そうそう、おすそ分けついでと言ってはナンですが思い出したのでご紹介を。村上龍が主宰するメルマガ「JMM」が、ようやく海外レポート/エッセイのバックナンバーを載せてくれました。以前にも書きましたが、わたしは春 具さんの「オランダ・ハーグから」の大ファンでして、このエッセイだけは3年分くらいを、それはそれは大切にストックしておりました。特にオススメなのは、51回64回76回、そして86回(これはスタンディングオベーションもの)でしょうか。既にご存知の方もおられましょうが、よろしければどうぞ。

 というわけで今年も相変わらずこんな調子ですが、どうぞよろしくお付き合いのほどお願い申しあげます