すもーる・すたっふ
”愚直に”Th!nk Different for Serendipity
 



「経営の構想力」を読了。「構想」とは何か、「構想力」と「編集力」の違い、「構想力」をどのように磨くか等。非常に参考になる。

構想とは、方向性を決める羅針盤。
・見えないものを見る
・想像するだけでなく、行為に繋げる
・行為を通して新しい価値を創造す

構想Initiative=想像Imagination+行為Action

構想力に必要なものは、
・哲学 経験に基づいた考え方
・大局観、洞察力 本質を見抜く
・現実に対する勝負勘

構想は「跳躍する、大きく広がる」もの。
既存のものの新しい組合せにより新しい価値を生み出す。
本物には、「哲学」(大局観)と「リアリティ」(現場)が必要。

編集は、秩序付けながら、「まとめて凝集する(ストーリーにする)」。
総論=各論の連立方程式 各論を高度にまとめ上げる機能(エディターシップ)

編集が土台にあって、「思考の化学反応」を通じて、構想に繋げる。
編集力+思考の化学反応=構想力

思考の化学反応
・考え抜く(問題を純化する)
・哲学と使命感を持つ。こだわり、信念。哲学が編集方針になる。
・異質な世界との交流(とらわれない目を持つ)

組織としての構想力
・現場が知恵を出す仕組み。人間系。現場の視点。
・ベクトルを揃えながら、組織として「知」を昇華させる。理念、ミッション。大局的な視点。

経営の構想力 構想力はどのように磨くか

東洋経済新報社

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