すもーる・すたっふ
”愚直に”Th!nk Different for Serendipity
 



Asahi.comの「ケータイ着メロで聴力測定 産総研がシステム開発」という記事から。

携帯電話の着信メロディー機能を使って聴力測定をするシステムを産業技術総合研究所(茨城県つくば市)が開発した。簡易ではあっても国際規格を満たす「本格派」。主に中高年に手軽に測定してもらい、難聴や聴力低下を早期発見するのが狙いだ。

最近の携帯電話は、高品質の合成音源や、実際の音声をデジタルサンプリングした音源が内蔵され、多彩な着メロを出している。
ユーザのニーズに対して痒いところに手が届くような機能・効果とともに、実現するための適切な技術的な進化を伴っていることが、商品やサービスの実用化・普及には重要ですね。それでも、この技術が市場に受け入れられるかどうかはわからないが・・・

イヤホンを付け、音や数字を読み上げる声が聴こえたら、数字のキーを押すなどして、健康診断のときに行う検査とほぼ同じ測定ができる。結果は携帯電話の画面に表示されるが、データをサーバーに保管しておき、聴力が年を追うごとに衰えてきていないかチェックすることもできる。
健康オタクの人は別にして、実際にこういう健康診断チックなことをやる人はいるのでしょうか。やるにしても、どの位の頻度でやるのだろうか。ユーザが意識して検査を受けるような仕組みのうちはまだ普及しない気がする。

ユーザが携帯電話を使っているあいだに(知らず知らずのうちに)検査されてデータ蓄積し、必要なときに衰えを知らせてくれる、そんな技術が出てくれば一気に普及すると思う。こんな技術はまだ先の話なのだろうか?

対応機種が限られていることなどから、現在はシステムを一般に公開していないが、中村さんは「携帯電話には、検査室より実生活に近い条件で測定できるメリットもある。システムをあらかじめ組み込んだ、中高年向け携帯電話なども考えられる」と話している。
理想を言えば・・・使っていくうちに視力や聴力の衰えを検知し、かつ回復してくれる携帯電話が、「中高年向け携帯電話」の目指す姿かな(笑)。



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