「不安症を治す」を読了。「不安」を感じることが多い今日この頃。何かのヒントになればと思い、本書を読んでみた。
文章は読みやすくていいが、同じような内容が何度か出てきたりして、イマイチ理解しにくい構成になっているような気がする。
正常な不安と過度の不安の境目はあいまいだが、「不安のサイン」に関して自分自身で思い当たるところが少なくない。「不安はコントロールできる」(第5章)を参考に3Cに気をつけておこう。
不安のサイン(P.153)
◆体の反応
・動悸がする
・めまいがする
・顔が赤くなる
・汗をかく
・筋肉が緊張する
◆行動面
・不安になりそうな状況を避ける
・不安になってくるとその場を離れる
・ものごとを完璧にやろうと確認を繰り返す
・危険が起きないようなものごとを制限する
◆気分や感情
・神経質になる
・イライラする
・心配でたまらなくなる。
・パニックを起こす
◆ものの考え方
・目前の危険を過度に大きく見る
・自分の力を過小評価する
・周りから援助を期待することができないと考える
・悩んだ末に最悪の事態を考えてしまう
「不安」に対しては、一歩前に出る気持ちが大事。現実に向き合ったほうが楽になると本書では述べている。現実が見えないから「不安」が大きいのであり、見えると「不安」が小さくなることはよく経験する。
3つのCで立ち直る
Cognition ものの見方・考え方
Control コントロール感覚
Communication 人と人とのつながり
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