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疾走(下)重松清。読了!辛い、辛すぎる。重松清さん初めての方にはお薦めしません。

2012年02月10日 | 

疾走(下)重松清

内容
誰か一緒に生きてください―。
犯罪者の弟としてクラスで孤立を深め、やがて一家離散の憂き目に遭ったシュウジは、故郷を出て、ひとり東京へ向かうことを決意。途中に立ち寄った大阪で地獄のようなときを過ごす。
孤独、祈り、暴力、セックス、聖書、殺人―。人とつながりたい…。
ただそれだけを胸に煉獄の道のりを懸命に走りつづけた少年の軌跡。
比類なき感動のクライマックスが待ち受ける、現代の黙示録、ついに完結。

下巻は一気読みでした。
読む事をやめられない・・。
暴力、セックス、殺人・・・。

シュウジは、たった「ひとり」でもがき苦しむ・・。
とっても、辛い、苦しい、物語でした。
もう少し、「救い」があっても良かったのでは・・・・。

シュウジは、つながれたのでしょうか?
ラストも悲しい・・。重い、重い物語でした。

重松さんは、どうして「疾走」を書いたのでしょうか???
テーマは「いっしょ」でも、今まで知っていたと思っていた「重松清」とは違う「重松清」でした。
あぁ、辛い・・・・・・・・・・・。




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