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落日燃ゆ:城山三郎さん!激動の昭和を総理として外相として努めた広田弘毅の一生!

2012年10月03日 | 

落日燃ゆ:城山三郎

「内容」
東京裁判で絞首刑を宣告された七人のA級戦犯のうち、ただ一人の文官であった元総理、外相広田弘毅。
戦争防止に努めながら、その努力に水をさし続けた軍人たちと共に処刑されるという運命に直面させられた広田。
そしてそれを従容として受け入れ一切の弁解をしなかった広田の生涯を、激動の昭和史と重ねながら抑制した筆致で克明にたどる。
毎日出版文化賞・吉川英治文学賞受賞。

「感想」
普段は読まないが、今の時期だから読んだ1冊!
広田弘毅の波乱に満ちた一生が淡々と書かれています。

東京裁判で文官でありながら唯一絞首刑となった広田弘毅。
恥ずかしながら名前しか知りませんでした。
難しい時代背景の中で、一生懸命自分の出来ることをし、「自らかなわぬ」生き方に徹した広田弘毅。
悠々と自分の役割を果たした広田弘毅。
東京裁判では何の弁解もしなかった広田弘毅。
処刑の際に万歳と言わず、「マンザイ:漫才」と言った広田弘毅。

広田弘毅。こんな政治家がいたことを知って良かった。
日本人として、過去の戦争の事をもっと知りたいと思う一冊でした。


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