福井市・ふとんの安井【株式会社 安井】店長ブログ♪

ふとんの安井【株式会社 安井】店長です。「ふとんアドバイザー」の資格を持っています。趣味&気になったことを気ままに!

「臨場」横山秀夫さん読了!最初の「赤い名刺」短い物語なのですが凄いの一言(@_@;)面白かった。

2012年02月28日 | 

臨場:横山秀夫

出版社/著者からの内容紹介

‘終身検視官’、死者の人生を救えるか--。

辛辣な物言いで一匹狼を貫く組織の異物、倉石義男。
その死体に食らいつくような貪欲かつ鋭利な「検視眼」ゆえに、
彼には‘終身検視官’なる異名が与えられていた。

誰か一人が特別な発見を連発することなどありえない事件現場で、
倉石の異質な「眼」が見抜くものとは……。

組織と個人、職務と情。警察小説の圧倒的世界!

臨場―警察組織では、事件現場に臨み、初動捜査に当たることをいう。
捜査一課調査官・倉石義男は死者からのメッセージを的確に掴み取る。
誰もが自殺や病死と疑わない案件を殺人と見破り、また、殺人の見立てを「事件性なし」と覆してきた。
人呼んで『終身検死官』―。
組織に与せず、己の道を貫く男の生き様を、ストイックに描いた傑作警察小説集。全八編。


面白かったです。横山秀夫さんはハズレがないですね(笑)
『終身検視官』倉石義男。カッコイイ・・。

最初の「赤い名刺」で、ヤッタって思いました。
良く出来た「物語」です。
短編侮ることなかれ・・・。

面白い・・・・。お勧めします。


大阪市営バス運転手の給与4割削減へ! 労組の反発必至(@_@;) そりゃそうでしょう!

2012年02月26日 | 日記


<大阪市>市営バス運転手の給与4割削減へ 労組の反発必至


毎日新聞 2月26日(日)2時31分配信



大阪市交通局は、民間バス会社より高額と指摘されている市営バス運転手の年収(平均739万円)について、来年度から4割程度削減する方針を固めた。「民間並みに合わせる」との橋下徹市長の方針に基づき、在阪の大手私鉄系バス会社の最低水準に引き下げる。交通局は週明けにも橋下市長の了承を得て労働組合に削減案を提示するが、労組の反発は必至とみられる。

 交通局によると、市営バス運転手は計約700人。平均年収(49.7歳)は、在阪大手5社(阪急、南海、京阪、近鉄、阪神)の平均(44.5歳、544万円)より195万円高い。しかし、バス事業は28年間、赤字決算が続いており、累積赤字は10年度で604億円に上っている。

 運賃収入に見合った給与体系とするよう橋下市長から指示を受けた交通局は1月下旬、民間の平均をやや上回る2割強の削減案を橋下市長に提案。「これまでにないすさまじい削減」(交通局幹部)としたが、橋下市長は「民間は赤字を出さないよう必死なのに、赤字だらけの交通局が民間平均なのはおかしい」と突き返した。

 このため、交通局は削減案を練り直し、在阪大手5社のうち最低水準の近鉄(447万円)、南海(441万円)程度まで引き下げる方針を決めた。

 給与カットには条例改正が必要。市交通局側は労使交渉での妥結を経て、今月28日~3月27日に開かれる2月議会で可決させ、4月1日からの実施を目指したい考え。実現すれば20億円以上の人件費削減となるという。

 市役所全職員の給与は来年度から平均7.2%削減される。交通局の現業職員約5400人の給与は更に引き下げることとしており、バス運転手の下げ幅が最大になる見通し。【津久井達】


私が、市バスの運転手だったら・・。
やっぱり、反発しますよね。そりゃ(笑) 笑い事ではないか・・。

しかし、今までが美味しい思いしてきたってことでしょ・・。
民間で頑張っている人もいる訳ですし・・。

運転手さんの入れ替わりもあるんでしょうね。
また、そうでなきゃいけないのでしょう。きっと・・・。



「憲法無効論」なんて考えがあるのですね。今まで全く考えもしませんでした。Youtubeより

2012年02月25日 | 日記
「憲法無効論」なんて考えがあるのですね。
「憲法改正より破棄」石原慎太郎知事が数日前に言っていましたが・・。
国民にとって何が良いのでしょう?
護憲、改憲、破棄、無効(@_@;)

私にはさっぱり判りません。
まず私の家族が幸せに・・・。
そして、出来ればみんなが幸せになれますように・・。

理想です。

道尾秀介「骸の爪」最後の謎解きが長~い(T_T)少々懲りすぎ?でも、映像化すると面白そう(笑)

2012年02月22日 | 

道尾秀介:骸の爪


内容(「BOOK」データベースより)


ホラー作家の道尾は、取材のために滋賀県山中にある仏像の工房・瑞祥房を訪ねる。
彼がその夜見たものは、口を開けて笑う千手観音と、闇の中で血を流す仏像。
しかも翌日には仏師が一人消えていた。
道尾は、霊現象探求家の真備、真備の助手・凛の三人で、瑞祥房を再訪し、その謎を探る。
工房の誰もが口を閉ざす、二十年前の事件とはいったい。

真備庄介シリーズの第2弾!
話が長~い・・・。正直途中で大分飽きてきました。
特に、最後の謎解きがまたまた長~い(-_-)zzz
少々懲りすぎ?
緻密に計算されているのですが?
チョット理屈っぽ過ぎたかな?

でも、映像化すると面白そう(笑)

また、道尾秀介さんの他の本も読んでみます。

リミット:野沢尚さん。読了!気持ち悪い描写があわなかった?ストーリーは良かったので残念

2012年02月21日 | 

リミット:野沢尚


内容(「BOOK」データベースより)


連続幼児誘拐事件の謎を追う警視庁捜査一課・特殊犯捜査係勤務の有働公子。
婦人警官でなく、一人の母親として事件の当事者となってしまった彼女は、わが子を取り戻すため、犯人のみならず警視庁4万人を敵にまわすことに…。
驚愕の展開、そして誰も予想だにしなかった戦慄の結末。
ミステリーの到達点。

読み始めて、気持ち悪くなってしまった(ーー;)

臓器売買、異常性癖、SEX描写など、むかつく描写が気に入らない。
それでも、何とか読み終えた。

むかつく描写は別として、愛する息子を誘拐され取り戻すために犯人に挑んでいく主人公(有働公子)の物語としては良かった。
息子も助かったし・・。

しかし、読むのが辛く、長かった(T_T)
結局は読んでしまった訳ですが・・・・。

アクション物としては楽しめたかな?

野沢尚さん「深紅」は面白かったのになぁ・・・。



「動機」横山秀夫さん。貝瀬(主人公)の心の揺らぎが手に汗握る展開!短くても読み応え十分。お薦めです。

2012年02月18日 | 

動機:横山秀夫


内容(「BOOK」データベースより)


署内で一括保管される三十冊の警察手帳が紛失した。
犯人は内部か、外部か。
男たちの矜持がぶつかりあう表題作(第53回日本推理作家協会賞受賞作)ほか、女子高生殺しの前科を持つ男が、匿名の殺人依頼電話に苦悩する「逆転の夏」。
公判中の居眠りで失脚する裁判官を描いた「密室の人」など珠玉の四篇を収録。

短編集ですが、どれも面白かった。
横山秀夫さん。良いですね。好きです。

「動機」は特に面白かった。
続けて読みたいと思います。


半落ち:横山秀夫さん。面白かった(^_-)-☆ 今頃読んだ?遅いですね。こんなに有名な小説

2012年02月17日 | 

半落ち:横山秀夫

内容(「BOOK」データベースより)

「妻を殺しました」。
現職警察官・梶聡一郎が、アルツハイマーを患う妻を殺害し自首してきた。
動機も経過も素直に明かす梶だが、殺害から自首までの二日間の行動だけは頑として語ろうとしない。
梶が完全に“落ち”ないのはなぜなのか、その胸に秘めている想いとは―。
日本中が震えた、ベストセラー作家の代表作。


ぐいぐい話しに引き込まれ面白かったです。
警察官、検察官、裁判官、新聞記者、弁護士、刑務官・・・。
物語は、色んな人物の章から語られていて読みやすかったし。

「半落ち」直木賞の選考時には、問題があったようですね。
物語として面白ければいいのではないのでは?
内容とは別に「組織」の中で生きるっていう個々の登場人物の葛藤も良かった。

私は、好きです。
「半落ち」もっと早くに読んでいれば・・って思いました。
まだの方、お勧めします。


背の眼(下)読了!霊現象探求所を構える「真備庄介」と助手の「北見凛」と作家「道尾秀介」が登場!

2012年02月14日 | 

背の眼:道尾秀介


内容(「BOOK」データベースより)


「ゴビラサ…」道尾の前で謎の言葉を呟いた男は、数日後に刺殺体で発見された。
やがて、彼の残した言葉と度重なる霊現象が結びついた時、孤独な少年の死に端を発した一連の事件にまつわる驚愕の真実が明らかになる。
美貌の助手を伴う怜悧な霊現象探求家・真備と、売れないホラー作家・道尾のコンビが難事件に挑む。


背の眼読了
すらすら読めたが、なんだか、だらだら長かった・・(笑)

デビュー作ということで、その後の作品とは随分違う印象でした。
私には、やっぱり「背の眼」というより「白峠天狗伝説殺人事件」という感じでした。

映像化には良いのではないでしょうか・・。
きっと、面白いと思います。

霊現象探求所を構える「真備庄介」と助手の「北見凛」と作家「道尾秀介」が登場!
「背の眼」がドラマ化 !
「真備庄介」主演は渡部篤郎さん。3月31日(土)にBS日テレで放送。楽しみです。



背の目(上)道尾秀介さんのデビュー作。テレビドラマ「真備庄介」主演は渡部篤郎さん。

2012年02月13日 | 

道尾秀介:背の目(上)


内容(「BOOK」データベースより)


児童失踪事件が続く白峠村で、作家の道尾が聞いた霊の声。
彼は恐怖に駆られ、霊現象探求所を営む真備のもとを訪れる。
そこで目にしたのは、被写体の背中に人間の眼が写り込む、同村周辺で撮影された4枚の心霊写真だった。
しかも、彼ら全員が撮影後数日以内に自殺したという。
これは単なる偶然か?第5回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞作。

道尾秀介さんのデビュー作。すごく読みやすい物語です。

道尾秀介さんのデビュー作(背の目)は、正統派のミステリーだったのですね。(上巻を読んだだけですが・・。)
「向日葵のさかない夏」「カラスの親指」「龍神の雨」「シャドウ」「ラットマン」とは趣が全く違います。(上巻では・・)

霊現象探求所を構える「真備庄介」と助手の「北見凛」と作家「道尾秀介」が謎解きする。
すごく分かりやすい設定です。

今のところ、内田康夫さんの浅見光彦シリーズみたいな感じがしています。(笑)
笑っちゃいけないのかな?旅情ミステリー?って感じもします。

楽しくスラスラ読めます。下巻に続く・・・。

「背の眼」がドラマ化 ! 「真備庄介」主演は渡部篤郎さん。
3月31日(土)にBS日テレで放送。楽しみです。

疾走(下)重松清。読了!辛い、辛すぎる。重松清さん初めての方にはお薦めしません。

2012年02月10日 | 

疾走(下)重松清

内容
誰か一緒に生きてください―。
犯罪者の弟としてクラスで孤立を深め、やがて一家離散の憂き目に遭ったシュウジは、故郷を出て、ひとり東京へ向かうことを決意。途中に立ち寄った大阪で地獄のようなときを過ごす。
孤独、祈り、暴力、セックス、聖書、殺人―。人とつながりたい…。
ただそれだけを胸に煉獄の道のりを懸命に走りつづけた少年の軌跡。
比類なき感動のクライマックスが待ち受ける、現代の黙示録、ついに完結。

下巻は一気読みでした。
読む事をやめられない・・。
暴力、セックス、殺人・・・。

シュウジは、たった「ひとり」でもがき苦しむ・・。
とっても、辛い、苦しい、物語でした。
もう少し、「救い」があっても良かったのでは・・・・。

シュウジは、つながれたのでしょうか?
ラストも悲しい・・。重い、重い物語でした。

重松さんは、どうして「疾走」を書いたのでしょうか???
テーマは「いっしょ」でも、今まで知っていたと思っていた「重松清」とは違う「重松清」でした。
あぁ、辛い・・・・・・・・・・・。



疾走(上)重松清。読むのが辛い(ーー;)何か救いがないと。重松清さんの作品では異質です。

2012年02月09日 | 

疾走(上)重松清

内容
広大な干拓地と水平線が広がる町に暮す中学生のシュウジは、寡黙な父と気弱な母、地元有数の進学校に通う兄の四人家族だった。
教会に顔を出しながら陸上に励むシュウジ。
が、町に一大リゾートの開発計画が持ち上がり、優秀だったはずの兄が犯したある犯罪をきっかけに、シュウジ一家はたちまち苦難の道へと追い込まれる…。
十五歳の少年が背負った苛烈な運命を描いて、各紙誌で絶賛された、奇跡の衝撃作、堂々の文庫化。



読んでいて「辛い」
こんな「重松清さん」初めて(-_-;)
今のところ、全く救いがありません。
凄い『ひとり』です。
読みかけたんだから、下巻も読みますが・。
もっと辛くなりそうな予感・・。
最後まで全く、救いのない物語なのでしょうか?

こんな「重松清さん」もあるんですね・・。


重松清『卒業』読了!「ゆるす/ゆるされる」の構図を持った短編連作集。

2012年02月05日 | 

「卒業」重松清

まゆみのマーチ
あおげば尊し
卒業
追伸

「卒業」内容
「わたしの父親ってどんなひとだったんですか」ある日突然、十四年前に自ら命を絶った親友の娘が僕を訪ねてきた。
中学生の彼女もまた、生と死を巡る深刻な悩みを抱えていた。
僕は彼女を死から引き離そうと、亡き親友との青春時代の思い出を語り始めたのだが―。
悲しみを乗り越え、新たな旅立ちを迎えるために、それぞれの「卒業」を経験する家族を描いた四編。
著者の新たなる原点。

「ゆるす」「ゆるされる」の持つ重さを噛みしめた作品集。
重松清さんらしい作品が4編。


「龍神の雨」道尾秀介さん読了!上手く騙されたな・・。っていう感じで面白く読めました。

2012年02月01日 | 

「龍神の雨」道尾秀介

「内容」
添木田蓮と楓は事故で母を失い、継父と三人で暮らしている。
溝田辰也と圭介の兄弟は、母に続いて父を亡くし、継母とささやかな生活を送る。
蓮は継父の殺害計画を立てた。
あの男は、妹を酷い目に合わせたから。――そして、死は訪れた。
降り続く雨が、四人の運命を浸してゆく。
彼らのもとに暖かな光が射す日は到来するのか? 
あなたの胸に永劫に刻まれるミステリ。大藪春彦賞受賞作。


「感想」
面白かったです。
道尾さんの小説は、「ラットマン」「シャドウ」「カラスの親指」「向日葵の咲かない夏」についで5冊目になります。

この「龍神の雨」は、途中から、上手く騙されたな・・。っていう感じで面白く読めました。
そんなに、おどろおどろらしくなく(笑) 最後も期待が持てそうな終わり方で・・・。

最後のビルのくだりなどは、手に汗にぎる攻防もあり楽しめました。

道尾さんの作品は読みたいのですが、
04年『背の眼』で第5回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞し、デビュー。
「ホラーサスペンス」に、ひっかかっているんです。
ホラー嫌いなんですよ。

「背の眼」読んでいないのですが・・・?
「向日葵の咲かない夏」は、私的にはあんまりだったものですから(^_^;)

「カラスの親指」が一番好きなんです。今のところ(笑)
でも、気になる作家さんです。

寸評を参考にしながら、次も何か読みたいと思います。

「龍神の雨」はお薦めですよ(笑)