おはようございます
昨日はW杯アジア最終予選の最終戦、グループAではウズベキスタン対カタール、韓国対イランの試合が同時刻キックオフで開催されました
ウズベキスタン代表の戦いぶりには本当に感動しました
僕はブハラのクラブハウスのTVでチームメイトたちとみんなでウズベキスタン対カタールの試合を観戦していました
この試合、カシモフ監督は4−4−2の布陣で2トップにスキンヘッドのゲインリフと現在ウズベクリーグ得点ランキングトップのファラの元パフタコールコンビを起用する攻撃的布陣をしいてきました
ちなみにファラは前回の南アフリカW杯の予選で、カタールと対戦した試合でハットトリックを決めています
韓国がイランに勝った場合はウズベキスタンはカタールに勝てばいいのですが、もし引き分け、もしくはイランが韓国に勝つようであれば得失点差をひっくり返すために大量得点が必要だったため、試合開始から猛然とウズベキスタンはカタールを攻め立てました
ゲインリフとファラのコンビ、そして右サイドはこの写真のトゥルスヌフ(ロコモティフ・タシケント)が再三チャンスを作り、

左サイドはジャスル・ハサノフが幾度となく突破してクロスをあげていました
しかし、クロスバーや相手GKの攻守に阻まれ、なかなか得点できないでいるとDFラインからのパスミスを相手に奪われあっさり失点。
その後も攻め立てるもゴールが奪えず嫌なムードのまま0−1で前半を折り返しました。
前半のコーナーキックがウズベキスタンは13本、カタールは1本ということからもウズベキスタンのゴールを決めきれない嫌なムードがわかると思います
後半、韓国対イランのほうはイランが先制したことにより、ウズベキスタンはそのままだと大量得点しないとW杯出場権の2位になれないという状況になりました。
しかし、後半残り30分、ウズベキスタンの気合いと意地は凄かった
交代で入ったナシモフがファーストタッチでゴールを決めて同点に追いつくと、ゾテエフ、再びナシモフ、アクメドフ、そしてロスタイムにもバカエフと、立て続けにゴールを奪い5得点。
自力突破まではあと2点というところまで迫り、最後まであきらめずに彼らはゴールを目指して戦い続けました。
残り30分で7点取らないといけない状況から5点取ったウズベキスタンの猛攻には鳥肌が立ちました。
しびれました。
韓国対イランが0−1でイランが勝ったことにより、韓国と勝ち点で並ぶも得失点差でわずかに1点及ばず、試合後はウズベキスタンの選手たちも相当落胆していました
結果的には3位でプレーオフにまわることになってしまいましたが、昨日の試合の勢いがあればきっとプレーオフでも勝ち進んでW杯出場権を手にすることができるでしょう
頑張ってほしいですね!
そして激戦を終えて先程うちから代表に行っていたサルドールもブハラに帰ってきました
朝食をみんなで食べながらサルドールと昨日の試合の話をいろいろしました
そして、明日からリーグ戦再開。ネフチとの試合
26年間務めた監督が先日交代し、新しくなったネフチ・フェルガナ
今季初めての本当の意味でのうちのホームゲーム
昨シーズンから続くホーム無敗記録を継続し、勝ち点3を獲得できるように頑張ります