野仏

　*(笑顔)*日射しが強いものの朝から爽やかな風が吹き心地よい一日が始まりそうな予感がしました。

　*(晴れ)*心地よい風に誘われ月に一度くらいしか歩かない「梅の里クラインガルテン」コースを歩くことにしました。*(足)*

　クラインガルテンと言うのはドイツで盛んな農地の賃借制度で、日本でも十年くらい前から取り入れている「市民農園」のことです。

　「梅の里クラインガルテン」は日本では初めてで、滞在型50区画、日帰り型25区画が運営されていますが、滞在型はコテージ付、日帰り型はクラブ・ハウス付で、都会から農業を楽しむための施設です。

　私のところでは毎年、梅酒を作っていますので、クラインガルテンの中に併設されている農産物直売所に中梅が売られているかの見定めを兼ねて、「梅の里クラインガルテン」コースを選んだところです。

　残念ながら小梅は出荷されていましたが、中梅はまだ売られていませんでした。

　*(シャイ)*午後、子供が中学校時代にお世話になった先生の家がお寺で、教師を退職後自分のお寺の住職を務めています。この先生からお寺の石仏を見に来るよう電話がありましたので、棲家から車で30分くらいかかりましたが、仏さんに会いに行ってきました。

　境内には約70体ほどの石仏があり、素朴な石仏ですが山の中の寺と言うことで、静寂さと新緑と仏様と、不信心な私でも何か心が落ち着き、日ごろ見失っているものを見られたような気持で帰ってきました。（海岸寺という寺です。県外からも訪れる人が毎日何人かいるそうです。）

　*(デジカメ)*「今日の一枚」は、心が洗われたような心持にさせてくれた仏様の一つを「野仏」とし紹介します。

photo by shawt from OCNフォトフレンド