fiore.t 旅のように

旅のようないろんなことをつづる
ユヴェントス(デルピエロ)を応援しているシロウトサッカー感想。カルチョ&イタリア代表。

トリノ

2007-09-25 13:50:13 | イタリア

電車の車窓から郊外の緑豊かな田園風景を眺めているうちに電車はトリノに着きます。
トリノはイタリア北部の中世の風合いを残す都市でビエモンテ州の州都で人口は130万。
トリノ冬季オリンピックの開催されたことでも有名ですがやはりユヴェントスのホームタウン
ファイアット社があることでも有名なアルプスの麓の緑豊かな街です
晴れた日にはアルプス山脈が町の北側にくっきりと浮かびます。
もちろん歴史を刻んだ宮殿もありました。



ルネッサンス様式のドゥオーモ(教会)

アール・デコ様式のポルタ・ヌオーヴァ駅
イタリアの3大都市はローマ(270万人位)、ミラノ(150万人位)、ナポリ(100万人位)
フェレンツェが大体30万人位、ヴェネツィア(30万人位)ですが、
そのほかの都市は人口がそんなに多くないので比較的過ごしやすいらしいです。
ただ1966年にイタリア北部は大冠水に襲われたそうです。フェレンツェの街は1.5m
冠水したそうです。特にヴェネツィアは夏は冠水しないらしいですが、冬の旅行ではサンマルコ広場が冠水するそうなので注意が必要らしいです。


ミラノの街

2007-09-01 08:31:06 | イタリア

ミラノのドゥオーモと左側がガッレアリです
ドゥオーモはゴシック建築でも有名で135本の尖塔が天に向かって伸びています
14世紀後半に着工され完成は19世紀ナポレオンによってなそうです。
当時のミラノはフランス、ドイツなどの侵略や攻撃を受けて1870年の
イタリア統一まで長く他国の攻撃にさらされた時代が続いたそうです。

内部の美しいステンドグラスは聖書の話にもとづいて作られたそうです。
当時のイタリア人は字を読めない人が多くて、ステンドグラスの絵を見て
聖書に書かれていることを理解する人が多かったそうです。
とにかくこの教会のステンドグラスはとても素敵です。
ドゥオーモの屋上からミラノの街が一望できてとても綺麗でした。

サン・マルコ寺院 (ヴェネチア)

2007-08-28 08:00:14 | イタリア

サン・マルコ寺院です。9世紀エジプトから運ばれたヴェネチアの街の守護神
聖マルコの遺体を納めるために建てられました。

寺院内部は撮影禁止ですが礼拝堂もモザイク画が美しいです
十字軍がコンスタンィノーブルから持ち帰った戦利品などがあります
ヴェネチアの多くの作品はパリのルーブル博物館にあるらしいです
ヴェネチアの長い歴史ではイタリアの国境近くにあるので他国に攻められるという
困難な時代背景がありました。ナポレオン時代にフランス領となりその後
オーストリー領となり1866年にイタリア王国に編入しました。

鐘楼はサンマルコ広場にそびえる高さ96.8mの赤いレンガ造りで屋上からは
街を一望できますがとても素晴らしい景色が見渡せます
この広場では世界で一番古いカフェがありみんなくつろいでいました
この日は暑かったのでジュースを飲みました。
ヴェネチアングラスのお土産ショップもたくさんあり、たまたま入ったお店で
ユヴェントスのデルピエロファンの店員さんがいて10ユーロのヴェネチアングラスの
ペンダントトップをマケテくれました。ありがとう♪
なんかデルピエロの生家はヴェネチアの郊外にあるそうです。
ヴェネチアと言えば以前、名波選手が属していたチームなんですよね。

アドレア海

絵のように美しい水の街ヴェネチア.1

2007-08-22 02:16:58 | イタリア

ヴェネチアは絵のように美しいアドレア海の水の街で水上バス「ヴォポレット」に乗り
サンタルチア駅から大運河「カナル・グランデ」を通リサンマルコ広場へ行きました。
ミラノ~ヴェネチアは電車で約2時間半で着きました。

水上バスから眺めた建物はカ・ペーザロでバロック調の建物で飾り柱を多用した
優雅な建物です。



ここは魚市場です。手前に見えるのがゴンドラです。

ゴンドラの行き交う運河を通リヴァポレットはサンマルコ広場へと向かいます。

サンマルコ広場の対岸に位置するサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会が見えると
船は「サン・マルコ広場」へ到着します。約30分位船に乗りました。
試合の間に時間があったので今回は電車でヴェネチアへ行ってみました。
イタリアの歴史はベネチア抜きには語れません。それほどベネチアは何度も他国から攻め入られ悲惨な歴史を辿りましたが、イタリアと世界史に残る歴然とした都市国家と独自の文明を築いたイタリア屈指の歴史的背景があるのです。

ベネチアの建物の土台は丸太で出来ている世界でもっとも労力と経費がかかった街です。
今でこそベネチアは世界の観光名所になっていますが、長い間他国に攻められて、
仕方なくイタリアの住民はアドレア海に浮かぶ小さな島々に船で逃避して
不遇の時代を乗り越えて今のベネチアがあるのです。

今は地球温暖化でその貴重な建物の一部もアドレア海に浸水されているくらいです
次回は「サン・マルコ広場」の予定でしたが、移籍とニュースとセリエA開幕が
迫っていますので、試合の合間に追々アップしたいと思います。
何しろ筋肉痛が今頃になって酷いし、仕事に追われて記事を書くのがやっとです

アッピア旧街道(ローマ)

2007-05-29 08:38:23 | イタリア
アッピア旧街道は紀元前3世紀に築かれ「女王王の道」と呼ばれたそうです。
鳥のさえずりを聞きながら森林浴気分でカラカラ浴場跡地を散策しました。



カラカラ浴場跡は古代ローマ人の憩いの場だったそうです。
広大な敷地に造られた浴場で人々は思い思いにくつろいだのでしょう。
市も開かれていたそうです。




     
アッピア旧街道は「すべての道はローマに通ず」のとおり、ローマを起点に紀元前312年に建築されました。沿道にはローマ特有の唐笠松が茂り、ローマ時代そのままの墓や遺跡が残っています。
街道沿いにサン・カリストのカタコンベがあり歴代法王の墓がありました。

ローマ水道橋 (アッピア旧街道)

2007-05-25 21:16:14 | イタリア
ローマ郊外にあるローマ水道橋です

水道橋の起源は紀元前4世紀にさかのぼるそうです。皇帝達により、浴場や
ニンフェウム、あるいは生活用水として利用する為に作られました。
当時有数のローマの土木・建築技術が駆使されました。
ローマの空を翔るように延々と続く風景は今なお古代そのままの姿です。



犬を散歩している人がいました。

野原が広がる水道橋公園

サン・ピエトロ大聖堂 (バチカン)

2007-04-18 13:30:23 | イタリア
サン・ピエトロ大聖堂



イースターに備えて花がたくさん飾られていました

この日はイースター(復活祭)の前日でしたので世界中から大勢の人が訪れていました。
イースターの日と次の日(日、月)はどこの美術館もお休みでした。
という訳で土曜日の美術館は長蛇の列で何時間待つか分からないので
パスしました。回廊上には140体もの聖人像が並ぶ壮大なスケール
バチカンに来てこの景色を見ただけで満足している私でした。



日曜日のイースターの日はローマ法王が演説をするらしいのでたくさんのイスが
並べられていました。ヨーロッパではイースターがとても重要な日なのですね。

フォーロ・ロマーノ~コロッセオ(ローマ)

2007-04-17 08:10:50 | イタリア

ヴェネッイア宮殿を通りビットリオ・エマヌエール2世記念堂(白亜の建物)へ行きました
正面には騎馬像が立っています

ビットリアーノの階段を上ってみました。とても美しい景観です。

フォーロ・ロマーノのサトゥルヌス神殿はローマ最古の神殿です
イースターの前日だったのですが世界中から観光客が大勢来ていました。
前日はここをローマ法王が訪れたそうです。



ウェスタ神殿:フォルム広場からパラディーノの丘へ向かって上り始める一角にあります
パラディーノの丘は花が咲きとても綺麗でした

コロッセオは巨大な楕円形の建物でした。この日はとても混んでいて
中に入るために並んでいても、長蛇の列は動かないので外観だけ見ました。
この日はラツイオvsメッシーナの試合があるとイタリア人がチケットを売りに来ました。
ここからオリンピコへ連れて行ってくれるというのですが
「安全だしだいちょうぶですよ」と言われましたが、午後は遺跡巡りの予定が
あったので諦めましたがローマは世界遺産の宝庫です。
夜にライトアップしたコロッセオを見ましたがとても幻想的で綺麗でした。

地下鉄も工事していても遺跡が見つかると工事を中止しなければならないので
2線しか走っていないので非常に分かりやすい都市です。
方向音痴の私でさえ迷子にならずにすみました。

コンスタンティヌス帝の凱旋門

今日、明日とセリエの試合があって忙しいので、バルセロナは来週アップ予定です
もちろんサグラダファミリアへ行きましたが、バルセロナの話で大いに
盛り上がりました