コロナ対応が奇妙に感じます。

ワクチン手配、注射針、打ち手の数、摂取に要す
る期間等、間際になって問題が浮上し、バタバタ
対処している感じです。日本の実情をよくわかっ
てる官僚の皆さんが、ごくごく普通に予測、対処
すれば今のようにはならないと思うんです。

官邸は昨年来、オリンピックに間に合わせたかっ
たんだし、綿密な工程表を作らせ、実行すること
もできただろうに、全く不思議です。

イメージできる理屈に合う原因は、官僚が想
定できる問題点を放置し、意図的に官邸に助言も
していなかったのではないかということです。
なんで進まないのと思う事柄は全て、同根に思え
ます。（精通してるから、言い訳だけは最強。）

民主党政権時代に厚労省、社会保険庁が意図的に
動かない、原発事故の時に東電、経産省が官邸に
事実を報告しないといった姿勢が再び起こってる
んじゃないかしら。

何の目的でそんな事をするのかしらと考える
と、民間だったら仕事があってこそ利益が得られ、
省庁の場合は仕事があってこそ予算が取れます。
持っている仕事、管轄を手放す、解放するなんて、
とんでもない事なのかも。予算、利権、権力、組
織の縮小ですよ。
保健所や感染研が悲鳴をあげても感染症を、PC
R検査もゲノム解析も抱え込んでいたいんじゃな
いかしら。大学や最先端の研究者にも口出しさせ
ません。（実際、かつて京大の山中教授の研究費
を削ったり）
情報を出したくないというのも理屈にあいます。

ここまでの国難であっても省益優先なのかなと勘
ぐってしまいます。自民党には獅子身中の虫、族
議員がいっぱいだし。