ビートルズの最高傑作の一つとして有名な『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』の50周年記念盤が発売され、最初は気に留めなかったのですが、良い評判を聴くにつけ、「何がそんなに良いんだ!?」と気になってしまい、結局買いました。
ビートルズは私の原点であり、それはそれは多大なリスペクトを寄せておりますが、このサージェントペパーズに関しては、そんなに強い思い入れはなかったなぁ。
そりゃあ好きな曲はいくつかありますよ。ていうかジョージ・ハリスン作曲のインドの曲以外wは平均以上に好き。
いや、ジョージは凄いソングライターだとは思いますが、この曲に関しては全く好きではない、という意味です。
全体的に悪くない印象ですが、個人的にいまいちハマれなかった作品でした。
ところが、このニュー・ステレオ・ミックスを聴いて、今までの考えを改めました。
ポ、ポールのベースがはっきりくっきり聴こえる!!
リンゴのドラムも明瞭に聴こえるぞ!!
定位が変わり、音圧も上がっていて、全く別物に生まれ変わりました、良い意味で♫
最近出た新作です、と言われても騙されかねないくらい凄いミックスが施されています。
こうなると、この作品の評価も一からやり直さざるを得ない。
音の万華鏡とも言うべきか、あらゆる実験を試み、アイデアや遊び心を詰め込んだ跡がはっきりと感じ取れる。
ここに、本作の高評価の所以があるんじゃないかな?
娘は踊れる音楽が大好き♫
アース・ウィンド・アンド・ファイアーやジェームス・ブラウン、タワー・オブ・パワーなどは特に好きみたい。
そしてそして、ZAPPも好きみたい♪
これはね、私の中でアースとかJBなどとは一線を画す音楽なんですよね。
もう単純に踊るための音楽♫
凄いシンプルでわかりやすい。
娘もつい体が動いちゃう。
1曲目の「ダンスフロアー」は、JBの「セックスマシーン」のごとく11分もある曲で、ずっと聴いてると陶酔感に襲われる。
他の曲もホント踊れる曲ばかりで、ノリノリで最高なのだが、そんな中で飛びぬけてるのが3曲目の「ドゥ・ワ・ディーティ」。
こんなのが町中で大音量で流れてきたら、ダンスが苦手な私でも思わず踊ってしまうかも♪
ま、とにかく、車に一枚は必要な作品です。
これ、娘とHMVでデートしている時に偶然(?)買いました。
PRINCE 『ART OFFICIAL AGE』
今は亡きプリンスの2014年の作品です。
プリンスは昔から好きで、全部のカタログではないが、結構な数の作品は耳にしてきた。
プリンスの音楽をうまく説明することは私には難しい。
そりゃファンクだとかR&Bだとか簡単な言葉では言えるが、何というか、もっと深いものが彼の音楽にはあるような気がする。
その正体が何なのか、未だにわからない。
本作を何度か聴いているうちに、直感的にだが、今までで一番好きな作品であるような気がする。
実は、HMVのワゴンセールで半額で売られていた本作を手にとり、買おうか迷った挙句やっぱいいやとワゴンに戻したところ、3歳の娘がそれを見ていて、私のところにわざわざ持ってきてくれた、という経緯があった。
「これ買ったほうがいいの?」と聞くと、娘は「うん」とうなずいた。
本作が私を惹きつける理由は何だろう?
これまでの殿下の作品に比べて、音数が最小限まで絞られてる気がするのは私だけかな?
もちろん、じゅうぶんファンクしてて、別にスカスカってわけじゃない。
無駄な肉のない、鋼のような肉体を連想させる。
これ以上やったらくどくなる。装飾しすぎで飽きる。
その限界ギリギリの瀬戸際で音が構成されている。
うまく言えないが、これまでの殿下の作品で、オーバープロデュース気味で、ちょっとくどいな、と思う瞬間が多々あった。
本作にはそれを感じない。
そして何より、これが一番大切なんだが、楽曲が良い。
ファンク、バラード、どれも凄く良い。
シンプルな音作りと楽曲の良さ。
やっぱりこの人は天才なんだな。
亡くなった後に、この人の凄さが改めてわかった気がする。
そういえばフィギュアスケートの羽生結弦選手が、パフォーマンスBGMにプリンスの「LET'S GO CRAZY」を使用していましたね。
この作品をかけていたら、妻が「BIGBANGのG-DRAGONみたいだね」と言ってきた。
そう、殿下は色々な国のミュージシャンに影響を与えてきたスーパースターなのだ。
案の定、「G-DRAGON プリンス」でググったら、G-DRAGONがプリンスの死を哀悼した、という記事が真っ先に出てきた。
本当に数少ない天才の一人だったんだなぁ。
AORを引き続き購入しています。
前回のAIRPLAYもそうだったんですが、今回もAORの必聴盤を買いました。
TOTOの1st『宇宙の騎士』です。
このTOTOの1stも、AORが好きと言っておきながら買っていませんでした。
いや、もちろん、TOTOの作品はベスト盤を含めて何枚かは持ってますが、この名盤の誉れ高い1stは何故か持ってませんでした。
AIRPLAYと同じくソニーAOR名盤1000円シリーズが出たので買いました。
1曲目「子供の凱歌」にいきなりやられました。
聴いたことある曲でした。何かの応援歌じゃないですか?
有名な曲なので誰しも耳にしたことがあるんじゃないかな?
いきなりインストを持ってくるあたり、この曲に相当な自信があったんですね。
実際、かなり気に入りました。
演奏も結構難しい曲だとか?
代表曲の一つと言ってよいのに、ベスト盤に入っていませんね、これ。
2曲目以降も、ポップな曲あり、ロックあり、バラードあり、ジャジーでソウルな曲ありでバランスがよく、何度聴いても飽きない。
ベスト盤で聴いた「ジョージー・ポージー」や「ホールド・ザ・ライン」などは、この作品の中で聴くと、一段と存在感が発揮され、今まで以上に好きになった。
何より、やはりジェフ・ポーカロのドラムスに耳がいってしまう♫
ドラムの技術的なことは詳しくわからないが、この人のドラムが何となく凄いというのは素人が聴いてもわかる。
この作品が他のTOTO作品と何が違うのか?
例えば『TOTOⅣ』や『ファーレンハート』などは、BGMとして流して聴くことが許されるが、この1stは、ヘッドホンでじっくりと一音一音味わいつつ吟味して聴かなければならない、みたいな、ちょっとした緊張感を強いられるものである気がする。
うまく言えないが、良いステレオで、良いヘッドホンで聴く価値のある作品、ということになりますかね。
私が聴いたTOTO作品でダントツ1位はこれですね間違いなく♫ 素晴らしいです。
あ、ちなみにこれはAORではありませんね。
ロックですよ、純然たるロックです。
ここんとこブラジル音楽ばかり聴いてましたが、こいつらの新作が出たと聞いて買わずにはいられませんよ。
METALLICA 『HARDWIRED...TO SELF-DESTRUCT』
BURRN!では94点をつけた人もいれば、77点をつけた人もいましたね。
私は断然前者です。91点くらいつけたいです。
特にDISC2のプログレ風楽曲に関して、聴き手がどう思うかで賛否が分かれそうです。
DISC1は割と受けが良いんじゃないかな?従来の古参ファンにもね。
①は、買ってすぐ車でかけた時に、娘もパパもノリノリで首を縦に振ってしまいましたもん。
②と④も素晴らしい出来だと思います。③、⑤、⑥も全然悪くない。
問題はDISC2です。
私はプログレ風メタルがもともと好きなので、全く抵抗はありません。
DREAM THEATERとかSHADOWS GALLARYとか好きですし。
まぁメタリカがやるプログレメタルはちょっと違ってきますけど・・・。
確かに、今思い出してみても、どんな曲だったか思い出せませんw。
しかし、だからと言ってダメってわけじゃありません。
プログレメタルって結構そんなもんだからですw。
流して聴いていて、苦行じゃなく、飽きずに聴き続けられれば好きってことです。
DISC2最後の⑥が速い曲で、こいつがまた素晴らしい。
こうして全体を聴いてみると、77点をつけたレビュワーの、2枚組にする必要性がない、という主張も一理あるかな、とも思う。
DISC1全部と、DISC2から⑥を含めて2曲くらい選べば、締まりのいい1枚のアルバムが出来たんじゃないか?って気もする。
まぁ私はDISC2も好きだから、2枚組というボリュームは嬉しいけど。
やっぱりさすがメタリカです、貫禄の出来栄えです。
同じプログレ風メタルだったアイアン・メイデンの新作が退屈で、頼れるのはメタリカしかいない(あとジューダス・プリーストも)、と思っていた矢先だっただけに、嬉しい限りです。
メイデンはもうここ何年も退屈で、たぶんもう買わないw。80年代は傑作ばかりなので、これを見たメイデン初心者の方、最近のメイデンは買わず80年代に出たやつを買って下さい。
買ってよかった!
あと100回以上は余裕で聴けそう。
全然飽きない。
久しぶりに過去の作品が聴きたくなったし、Tシャツも欲しくなった。
これカッコよくないですか?
白のメタリカTって珍しいなって思って。
買っちゃおう!
あ~ブラジルに行きたい!
リオデジャネイロに行きたい!!
サンバが熱いです。ここんとこアホみたいにサンバを聴きまくってます。
カルトーラは別格として、こちらのアルバムも素晴らしいです。
『QUATRO GRANDES DO SAMBA』という原題で、邦題は『サンバの巨匠たち』です。
生楽器で演奏される穏やかでまったりなサンバです♫
おじいちゃんたちばかりなので、枯れた声も味があって好きです。
まぁカルトーラの激しく渋い声には敵いませんが。
ん~たまらん。
何回聴いても飽きないなぁ。
リオデジャネイロの北側にあるという貧民街で生まれたといわれるサンバ。
その楽しいリズムとは裏腹に、人生の悲哀を含んだ奥深い音楽、それがサンバだ♫
「人生いろいろあるけど音楽やって楽しもうぜ!」みたいな、ブラジル人の明るさは見習いたいものです。
リオ・オリンピック観てますか?
卓球の水谷隼選手が銅メタル獲りましたね!おめでとう♫
何かもう異次元の世界で意味不明ですよね、あのクラスになるとw。
何であんなボールが曲がんねん! って感じで。
ってことで、HMVで買いました。
ブラジルのポピュラー音楽史上、最も偉大な男の一人、カルトーラです。
前からずっと聴いてみたかったんですけど国内盤1000円で再発されたのでゲット♪
これは3枚目で『愛するマンゲイラ』という邦題がついてます。
この人、CDデビューが66歳の時なんですよね。
で、この3枚目の上のジャケットのおじいちゃんが本人なんですが、この時69歳(!)。
デビューするまではサンバの曲を作曲したりと、音楽に携わってはいたんですが、CDを出すことはなかったみたい。
そう、このおじいちゃん、サンバで超有名なんですよ。
やばい、ゼッタイ悪い人に違いない。
ジャケットから察するに、どんな音楽なのかな?とおそるおそる聴いてみると、何とも優しいオーガニックな緩やかなサンバが流れてきた!
サンバってジャカジャカ騒がしい印象が強いですが、これがもともとのカタチだったのか!
うん、確かに優しいけどサンバのリズムは確実に流れてます。
実に心地良い♫
何と優しい音楽なのか!
これはいい!!!!!
当たり前だけどヴォーカルは渋いおじいちゃんの声。この声が音楽に深みを与えている。
何だこれ、永遠に聴いていられるんじゃないかというくらい気持ちいい♫
カエターノ・ヴェローゾ(開会式に出てましたね)やジョルジ・ベンも好きだが、この作品を前にしたらそんなの軽く吹っ飛んだ。
カルトーラが素晴らしい。
何て気持ちの良い音楽なんだ♫
これが1000円で買える時代なんだね~、おしゃれなブラジル音楽を聴いてみたい方、これはマジで買いです。
今まで買ったブラジル音楽で一番好きかも♪
ブラックミュージック史に名を残すだろうレジェンド、THE ISLEY BROTHERS。
あのジミ・ヘンドリックスがバックでギターを弾いていたことでも有名なグループです。
これは1973年に発表された『3+3』というアルバム。
ソウルミュージック名盤特集で必ず上位に挙がる傑作です。
いやぁ良いですねぇ。
ジミヘンがいたくらいなんで、この人たちロックも好きみたい。
ロックからの影響も強く、ブラック・ミュージック特有のコッテリした感じは薄い。
ライトでアーバンでメロウでファンクな、実に聴き心地が良くサラッとした肌触り。
「THAT LADY」や「SUMMER BREESE」などに顕著なギタープレイが目立ちます。
「IF YOU WERE THERE」は、山下達郎さんの昔のバンド、SUGAR BABEでパクられてますw。
ジェイムス・テイラーのカバー「DON'T LET ME BE LONELY TONIGHT」がこれまた良い♫
スィートなメロウナンバーで、ファルセットヴォイスが冴え渡る。
以前買ったアイズレーのメロウナンバーばかり集めたコンピには入ってなかったな。
うむ、やっぱ全てのアルバムを聴いてみたい。
車でデートする時にこのアルバムかけたら「センスいい!」って思ってくれますよ♪
お洒落でメロウでファンキーでポップ♫
絶妙なバランス!!
ラジオやテレビでしょっちゅう耳にしてましたし、名前も知ってましたが、ちゃんとCDで聴いたことがなかったアース、ウィンド&ファイア。
夏という季節も相まって、やっぱ良いバンドですね。
こういうのを聴いて、ウキウキせずにはいられません。
「SEPTEMBER」、「LET'S GROOVE」などの踊れる曲も好きですが、「SHINING STAR」などのファンクナンバーも好きです。
コテコテのブラックミュージックでもないし、かといってポップグループでもない。
その中間に位置する何とも言えない折衷感がたまらないというか、人気のある理由なのかなぁと思ったりします。
2歳7ヶ月の娘が「LET'S GROOVE」でノッてました。
もっとも娘の一番のお気に入りはジェームス・ブラウンの「SEX MACHINE」(ゲロッパ)ですけどね。
私がこの世で最も好きかもしれないこの楽曲を娘が気に入ってくれて最高に嬉しいです。
これがかかると「キャハハ♫」とはしゃいで手拍子しますから。
JBの写真を見せると「ゲロッパ!」って返してきますよw。
いやぁでも良いバンドですよ、アースは。
すぐ飽きるかなと思ったけどなかなか飽きないしね。
音楽を好きになって20年もかかりましたよ、アースをちゃんと聴くまで。
あのEXILEのATSUSHIさんが、スティーヴィー・ワンダーと並んで敬愛する天才シンガーがダニー・ハサウェイです。
この人の歌を聴くと、ATSUSHIさんが強い影響を受けているのがわかります。
上の作品は彼の最高傑作と名高い『LIVE』です。
タイトル通りライブ盤です。
大昔にこの作品を購入した時はそれほど良いとは思わなかったのですが、 年を重ねて、メチャ久しぶりに聴いてみると、すごく心に響きました。
勿論、初めて聴いた時は「歌がうまい人だなぁ」とは思いましたけど、「え?これが名盤?」くらいに拍子抜けでした。
あぁ、何もわかっていなかった自分が恥ずかしい。
色々と人生経験を積むことによってわかることがあるように、たぶん彼の音楽もそういう類いのものだったのだろうか?
否、私のような人間は少数派なんでしょう、きっと。
多くの人は、彼の歌声を聴いて何かしら感じるものがあると思います。
歌がうまい人というのは、もちろん技術的な問題もあるのでしょうが、それよりも、その歌声が雄弁に何かを伝えようとしている、ことが伝わってくる人、だと思うのです。
ある歌を聴いて、魂(ソウル)がビンビン伝わってくる、何かわからないけど思わず目頭が熱くなった、という経験は誰しもあるでしょう。
きっとそういうことなんじゃないか?
歌うことが何よりも好きで、そこに思いのたけを乗せられる人。
上手に歌うことだけに捕らわれた「エセ歌手」からは何も伝わらないし、何も感じない。
彼は繊細過ぎたのかな?
人気絶頂の時期に、ビルから飛び降りて亡くなってしまった。
ATSUSHIさんのファンの方、彼のルーツの一つは間違いなくダニー・ハサウェイにあります。
個人的には、『愛と自由を求めて』の「someday we'll all be free」も聴いてもらいたいです。
彼の音楽は、夜、星を眺めながら、たばこをふかしながら聴くと最高ですね。
最も偉大な黒人歌手の一人です。
ふと気がついてしまいました。
このブログを始めて10年以上経ちますが、SLY AND THE FAMILY STONE を取り上げていないことに!
取り上げたかもしれないけど、もう覚えてないし、確認するのも面倒くさいので、あえてここで取り上げます。
スライ&ザ・ファミリー・ストーンというバンド名です。
ソウルミュージック、というかファンクに分類されます。
黒人音楽史上、私が大好きなジェームス・ブラウンに次ぐビッグな存在と言ってもいいかもしれません。
スティーヴィー・ワンダー、サム・クック、オーティス・レディング、マーヴィン・ゲイ、カーティス・メイフィールド、ダニー・ハサウェイ、アレサ・フランクリン、マイケル・ジャクソン、プリンスなどと同列と思ってもらってかまいません。
あのkinki kidsの堂本剛さんが大好きなバンドでもあります。
堂本さん、先日のジェイムス・ブラウンを特集したラジオの番組にゲスト出演したみたいですね。
他にも山下達郎さんもいたとか。
堂本剛さんのファンならご存じですよね?
最近もFUNKライブのDVD出しましたよね。
ギター雑誌のインタビューでもスライへの愛を語っています。
何より彼のファッションがファンクですもんねw。
話をSLY AND THE FAMILY STONEに戻します。
どのアルバムが最も好きか、と聴かれると迷いますが、一番よく聴く「I WANT TO TAKE YOU HIGHER」と、次によく聴く「EVERYDAY PEOPLE」が収録された『STAND!』が一番かな。
「FAMILY AFFAIR」が収録された『暴動』も捨てがたいですが。
『FRESH』も好きなんだよなぁ。
『STAND!』と『暴動』と『FRESH』、どれも名盤です。
JAMES BROWNを動のファンクだとすると、彼らは静のファンクといったところ。
JAMES BROWNははっちゃけてますけど、このバンドは大人しいんですよ。
ダークでだる~い感じのファンクです。
そこがいいというか。
最も好きな「I want to take you higher」はぶっとんだファンクですけど。
何度聴いても飽きないんだよねぇ。
一生関わっていくアルバムだなぁきっと。
あ、今ふと思ったけどPRINCEも取り上げてなかったような。
取り上げたっけ?まぁいいか。
最近亡くなって再び彼のカタログが売れてるみたい。
今後はPRINCEも取り上げたいと思います。
いやぁ何故売ってしまったのか?
最近キング・クリムゾンのベストを買って聴いていたのですが、「太陽と戦慄PART1」が無茶苦茶カッコよくて♪
かなり前に、クリムゾンのCDは『クリムゾン・キングの宮殿』とライブ盤『THE NIGHT WATCH』以外全部売ってしまい、たま~にこの2枚を聴くくらいで、クリムゾンとはご無沙汰してたんですけど『太陽と戦慄』は買い直さねば。
『THE NIGHT WATCH』に「太陽と戦慄PART2」は収録されていたのでよく聴いていたんですが、PART1はどんな曲だったか忘れてしまってました。
やばいよ、「太陽と戦慄PART1」。
車で大音量で聴くと、車内が振動でガタガタ揺れますからねw。
恐ろしい破壊力を持った楽曲です。
クリムゾンよりヘヴィなメタルバンドかけてもあれほどビリビリこないのに・・・。
やっぱ凄いわキング・クリムゾン。
メタルバンドじゃないのにメタルバンドよりヘヴィって・・・。
なんだかまたプログレの波が来ているようです。
プログレにはまると果てしないんだよなぁ。
いやぁ素晴らしい曲ですね!
『劇場版 アイドルマスター』の主題歌「MASTERPIECE」のことです。
アニメが大好きとかそういうことはないんですが、アニソンは好きです。
この神曲祭りというミックスCDの大トリで、この曲だけフル収録されてました。
う~ん、良い曲だ。
レンタルで借りて映画観たくなった。
娘もこの曲が流れると口ずさみます。
ホーンがにぎやかで、壮大な曲ですね。
覚えやすい歌メロですし、やっぱ良い曲は何歳で聴こうが同じなんですね。
アニソン、恐るべし。
もう30回くらい聴いてね、ちょっと他のものが聴きたくなるわけです。
例えばPRAYING MANTISとかね。
PRAYING MANTISも最高ですけどね、すぐにまたこれに替えたくなっちゃう。
そう、BABYMETALの2ndアルバム、『METAL RESISTANCE』です。
どの曲も好きですけど、30回以上聴くと、リピートしたくなる曲が出てくる。
「ROAD OF RESISTANCE」と、「AMORE~蒼星~」と、「TALES OF DESTINY」の3曲。
最近はこの3曲のエンドレス再生になってます。
特に「AMORE~蒼星~」は、個人的に神の領域に踏み込んだ楽曲だと思っています。
これまで20年近くメタルを聴いてきましたが、ここまで何度も聴いた曲ってそんなに多くない。
メロスピ、メロパワ系も好きなジャンルなので、多くのバンドに触れてきましたが、この「AMORE~蒼星~」というナンバーはその中でもトップクラスに位置している。
車でかけてたら娘が一緒に口ずさみ始めたw。神の曲は世代をも超える!!w
「ROAD OF RESISTANCE」も素晴らしい曲です。
何だか歌詞も力強いし気合入りますね。
「TALES~」はDREAM THEATER直系のプログレ・メタルでカッコイイですが、途中、疾走するパートがあって、そこも好きですね。
1stも2ndも甲乙つけがたい出来栄えです。
この2枚のアルバムの中で、好きな楽曲ベスト5を選ぶとすると以下のようになります。
①AMORE~蒼星~
②ROAD OF RESISTANCE
③紅月
④おねだり大作戦
⑤CATCH ME IF YOU CAN
次点は「TALES~」と「BABYMETAL DEATH」かな?
「AMORE~蒼星~」には95点くらい付けてもいいけど、アルバム総合だと91点くらいですかね♫
まだ飽きないです。
3rdが楽しみ♫
あ、そうそう、アメリカのビルボードチャート39位にランクインし、坂本九さん以来、トップ40入りは53年ぶりの快挙だそうです。
日本人で2位に位置付け。
英国ではトップ10入りし、こちらも快挙。
まさかここまで大事になるとは・・・もう行くところまで行ってほしいです。
HMVで1500円だったので買いました。
SLAYER 『 REPENTLESS』
BURRN!のレビューについて日々文句を言っている私ですがw、これに関しては文句はありません。
86点、91点、94点・・・でしたっけ?
いやぁ素晴らしい作品だと思います。
帝王SLAYERと言えども、2000年以降のものは手放しで喜べるものではありませんでした。
それなりに「さすがスレイヤー」と言えるものもありましたが、『REIGN IN BLOOD』、『SOUTH OF HEAVEN』、『SEASONS IN THE ABBYS』、『DIABOLUS IN MUSICA』などの水準には達していなかったと思う。
94点付けたレビュアーは、ここ20年の最高傑作だとか何とか言ってませんでした?
ひょっとして私もそうなるかもしれない。
音質が良く、今風の造りというよりは、むしろオールド・スクールな造りになってる?気がする。
プロデューサーはテリー・デイトだったっけ?
2000年以降のものはレンタルで済ませてきたが、これは買って大正解。
ジェフ・ハンネマンが亡くなり、デイヴ・ロンバードが脱退するというゴタゴタの後だっただけに、ケリー・キングとトム・アラヤは本作が今後の行く末を占う重要な作品になるだろうと気合が入っていたのかもしれない。
もしくは、ジェフへの手向けとして下手なもん作れないなという気持ちもあったでしょう。
代わりにEXODUSのゲイリー・ホルトと、おなじみポール・ボスタフが加入し製作された。
これまでのSLAYERと何かが違うとかそういうのはない。
SLAYERはSLAYERw。
どこから聴いてもSLAYER以外の何者でもない。
そしてさらに、2000年以降で最も素晴らしい作品かもしれないという嬉しいオマケ付き。
SLAYERどれを聴いても同じだろ?と思っているアナタ、これを買って下さい。
『SEASONS IN THE ABBYS』とか大好きですけど、ひょっとしてそれより気に入ってるかもしれない。
IRON MAIDENの新譜より100倍良いですよw。
メイデンは好きなバンドなだけに、ここ十数年の作品が残念なものばかりでガッカリ。
あまり期待してなかっただけに、良い意味で予想を裏切られた時のテンションは半端ないっす。
91点。