ＤＩＮＯＳＡＵＲ．ＪＲ 『ＧＲＥＥＮ ＭＩＮＤ』

　昔よく聴いていた音楽の影響ってのはやっぱり絶大で、今日もＣＤショップを何気にぶらついていて見つけたＳＯＮＩＣ　ＹＯＵＴＨとＤＩＮＯＳＡＵＲ　ＪＲ．の新譜を買ってしまった。

　ソニック・ユースとダイナソーＪｒ．。いずれもＵＳオルタナの雄であり、昔よく聴いていた思い入れのあるバンドたち。ＮＩＲＶＡＮＡがブレイクする以前からオルタナをやっていたバンドたちで、まさに「オルタナの祖」と言ったところでしょうか？

　まずダイナソーＪｒ．の新作『ＦＡＲＭ』を頭３曲だけ聴いたんですがこれが素晴らしい。あぁ、これこれ、ダイナソーってこんな感じだったよな、、、と昔にタイムスリップ。

　轟音ギターにへなちょこヴォーカル、んでもってキャッチーでポップなメロディ。あぁ～これだ！昔よく聴いた『ＧＲＥＥＮ　ＭＩＮＤ』と何ら変わっちゃいないのに思わずニンマリしてしまった。

　この『ＧＲＥＥＮ　ＭＩＮＤ』はね、１曲目の「ワゴン」て曲が凄い良くってリピートしてたもんだ。確かＪ　マスシス（ダイナソーＪｒの頭脳）が楽器を一人で演奏してるんだっけ？他のメンバーが抜けちゃったんだっけか？

　んで、２００５年にオリジナルメンバー？で再結成。上記の新譜『ＦＡＲＭ』は再結成第２弾ってことになるのかな？あまりの変わらなさに逆に畏敬の念を抱いてしまった。

　今年のフジロックフェスティバルに出演したみたいですね、ダイナソーＪｒ。どこかのステージのトリを務めたんだとか。サマーソニックにはソニック・ユースが出るとのこと。未だにＵＳオルタナの威光は健在ってことですね。

　ここ１０年くらいオルタナなんて聴いてなかったけどやっぱり昔聴いたもんはしっかり身体に染み込んでるんですよね。久しぶりに興奮しちゃいました。


　

ＣＲＥＡＭ 『ＷＨＥＥＬＳ ＯＦ ＦＩＲＥ』

　邦題は『クリームの素晴らしき世界』。スタジオ録音盤とライヴ盤で構成された変則的な２枚組アルバム。

　ロック史上最高のトリオバンドと言われているクリーム。エリック・クラプトン（Ｇ、Ｖo）、ジャック・ブルース（Ｂ）、ジンジャー・ベイカー（Ｄｓ）というメンバー全員が凄い人たちばかりで、まぁだから史上最高のトリオバンドなんて言われてるわけなんですが。

　サッカーで例えるならマラドーナとジダンとストイコビッチが同じチームになっちゃった・・・みたいな？　とにかく奇跡的にそんな３人がイギリスで出会い、たった２年の活動期間にもかかわらず後世に与えた影響は絶大で、後にレッド・ツェッペリンなどに受け継がれるハード・ロック的な遺伝子はここから始まるのである。

　今でこそバラード・シンガーみたいになってしまったけどクリーム時代のエリック・クラプトンはホントに格好良かった。クラプトンが何故”ギターの神様”と呼ばれているのか？　それを手っ取り早く知るには本作ライヴ盤収録の「ＣＲＯＳＳＲＯＡＤ」を聴いてもらえればいいかと思います。

　ストラトキャスター使いで好きなのは私の場合クラプトンよりもスティーヴィー・レイ・ヴォーンだったりするけど、この「クロスロード」での火花散るクラプトンのストラトも最高です。

　ついこないだリユニオンを果たした際、観客席にはジミー・ぺイジ、ポール・マッカートニー、リンゴ・スター、デイヴ・ギルモア、ゲイリー・ムーア、ブライアン・メイ、ロジャー・ダルトリー、ニール・ショーン、それに俳優のジャン・レノなどなど錚々たる面子が集まっていたらしい。

　ジョルジオ・アルマーニを着こなしフェラーリに颯爽と乗ってバラードを歌うクラプトンも嫌いじゃないけどまたクリーム時代のような熱い作品を出してくれないかなぁと思う今日この頃。

　

ツェッペリンのＴシャツ！

　こないだＴシャツはもう買わないと言ったばかりなのに早速買ってしまいました。ていうかですね、もう本当にこれで最後にします。何故ならね、お気に入りのＴシャツを今度こそ見つけてしまったからです（毎回言ってる気がするが今回はマジです）。

　私、ＬＥＤ　ＺＥＰＰＥＬＩＮが好きなんですがなかなか良いＴシャツを見つけられないでいました。でもどうですか↑ドン！！

　もうレッド・ツェッペリンの４枚目のジャケットそのまんまです。もうこれは究極の形ってやつですねｗ。そう、「そんなに『４』が好きならジャケＴ着ろよ！」ってところまで来ちゃいました。

　で、ドン！！↑

　これですよ。もうこれ以上のものはありません。あまり人とかぶるのが嫌なのでどのサイトで見つけたのかは伏せますが良いお買い物をしました。

　絞り染めで『４』のジャケの色を表現。で、杖をつく老人の絵。バックには４つのシンボルマーク。『４』の背表紙に描かれているあの４つのマークです。

　あまりにも有名なジャケなので弱冠の気恥ずかしさはありますがそんなことどうでもいい。このアルバムなら「俺はこれが死ぬほど好きなんだ！！」と自信を持って言える。それが大事だ。

　このジャケを知らない人が見ても「お？何あれ？渋いじゃん？」ってならないだろうか？別にデザイン自体は変なものじゃないしむしろお洒落だし。

　


　

ドラゴンクエストⅨやってますか？

　やっとダーマ神殿に着きました。で、主人公を旅芸人から戦士に転職させたところＨＰが２０とか意味不明なことになってます。今まで使えたホイミが使えなくなった上、ＨＰが２０で力も弱いから今さら鍛える気にもならない。結局また旅芸人に戻しました。

　戦士だった仲間も武闘家に転職させたらこれまたＨＰが２０とかになって力が弱いから頻繁に空振りしやがりますｗ。結局こっちも戦士に戻しました。うん、結局、転職せずに今のままで進めることにした。

　いやね、今回のドラクエはこれまでのシリーズ同様面白いんですけど細かいことを言えば気になるところがないわけではない。

　例えば仲間。Ⅲと同じくルイーダの酒場でいきなり見ず知らずの人を紹介されて旅をすることになる。たいてい仲間って何かイベントが発生して目的を同じくして仲間に加わる、ってパターンが多かったし、そっちのほうが感情移入もできるし本来仲間ってのはそうやって加わるのがベターでしょ？

　まぁ別にこのゲームの評価を大幅に狂わすものでもないからいいんですけどね。

　あまり書くとネタバレになるのでほどほどにしますが最後にもう一つ。上級職に転職する場合、何か面倒くさいミッションをこなさねばならず、いまいち乗れない。だったら別に旅芸人のままでもいいよ、なんて思ってしまった。皆さんはどうですか？

　

　最近ＨＭＶのサイトがリニューアルしたんですけど非常に重いんです。前のほうがよかったのに・・・。１分くらい動かない時なんてざらにあってイライラします。

　で、２ちゃんねるを適当に見てたら「ＨＭＶのサイトが重い」スレッドがありましてねｗ。あぁ、やっぱみんな思ってたんだ、と妙に嬉しかったりｗ。

　でもまぁ輸入盤安いし時間指定できるから何だかんだ言って私はアマゾンよりＨＭＶ派なんですけどね。でもあの尋常じゃない重さは何とかしてもらいたいところです。

はっぴいえんど 『風街ろまん』

　つい半年前くらいでしょうかね、菅野美穂出演の栄養ドリンク「チオビタ」（？）のＣＭで本作収録の「風をあつめて」が使用されてましたので聴いたことある方も多いんじゃないでしょうか？

　そう、「街～の　はず～れ～の・・・」って昼下がりの午後みたいなまったり感を持ったあの曲です。

　もう私この曲が大好きでして。ファンの間でもはっぴいえんどと言ったら「風をあつめて」だというのが通説みたいです。

　メンバーは細野晴臣、大瀧詠一、松本隆、鈴木茂の４人。今では既に日本音楽界の重鎮になっています。

　細野氏は言わずもがなこの後に坂本龍一氏と高橋幸宏氏を誘いＹＭＯを結成。大瀧氏は『ＬＯＮＧ　ＶＡＣＡＴＩＯＮ』という超名盤を世に残し松本氏は松田聖子他多くの楽曲の作詞家として大御所になっていき鈴木氏はスーパーギタリストへ。

　この４人で７０年代に３枚のアルバムを発表している伝説？のバンドがはっぴいえんどです。

　なかでも最も評価の高い作品が２枚目のアルバムにあたるこの『風街ろまん』で、何でも東京オリンピック以前の東京について歌ったコンセプト・アルバム（？）らしく、発案者は松本隆。

　バッファロー・スプリングフィールド、ザ・バンド、モビー・グレープ、クロスビー、スティルス、ナッシュ＆ヤングなどの影響を感じるサウンドで、”日本語ロックの金字塔”として今もなお高い評価を獲得している名盤。時代とともに評価が高まってきた、と言ったほうが正解かもしれません。

　いやぁしかし「風をあつめて」は良い曲です。東京の名もなき街の路地裏が目に浮かんできます。情景がね、こうパッと浮かぶ歌って良い歌だと思うんですよね。他にも「花いちもんめ」や「夏なんです」など良い曲いっぱいあります。

　関係ない話ですけどドラゴンクエストⅨが今日発売されますね。誕生日プレゼントをもらっていなかったので嫁がこれをプレゼントしてくれるそうです。予約してくれたみたい。サンクス！実はＤＳでＲＰＧをやるのは初めてだから楽しみ。

　

ＬＥＤ ＺＥＰＰＥＬＩＮ 『Ⅳ』

　このアルバムね、以前にも書いたんですけど何度でも書きたくなっちゃいます、もう好きすぎて仕方ないんですｗ。ホント神盤ですよ、これは。素晴らしすぎる。

　自分の中でこれが一番。気分にもよるんだけどＪＩＭＩ　ＨＥＮＤＲＩＸのどれかかＴＨＥ　ＢＥＡＴＬＥＳ『ＡＢＢＥＹ　ＲＯＡＤ』などと並んで間違いなく人生の５枚に数えられるアルバムです。

　「ＢＬＡＣＫ　ＤＯＧ」を今まで果たして何度聴いたことでしょう。この世で一番好きな楽曲かもしれないな。何度聴いても全く飽きない。むしろ聴く度にますます好きになっていく。

　何？この曲の格好良さ。実は一番最初に聴いた時は全然好きじゃなかったんですｗ。これよりも「天国への階段」ばっか聴いてました。信じられないことに「ＢＬＡＣＫ　ＤＯＧ」を飛ばしていたんですねｗ。それが今や・・・。

　リフが超カッコエーです。そして何よりこの変なリズム。変拍子ってやつですか？ギターも難しそうですけどドラムなんてさぞかし拍が取りにくいでしょうに。素人目にもわかりますよ、んなこたぁ。

　こんなカッケー曲を作れるのはレッド・ツェッペリンだけですよ。これ、やばいね、やっぱツェッペリンは凄いわ。

　この『Ⅳ』ってロックンロールナンバーとアコギナンバーがうまいバランスで成り立っててそこがまた良いんですよね。楽曲、ジャケットなど諸々ほぼ完璧なアルバムですね、これは。間違いなくゼップ最高傑作でしょう。今さらこんなこと書くの恥ずかしいんですけどねｗ。ゼップは全ての作品が好きなんですがこれは一歩突き抜けてる感じがします。９９点。

　ゼップには他にも素晴らしい曲がたくさんあって挙げたらキリがないんですけど地味～に大好きなのが『聖なる館』収録の「ＲＡＩＮ　ＳＯＮＧ」です。

　これね、ホント雨の日に聴くと染みます。心の奥底に届くって言うんですか？しんみりします。ジョージ・ハリソンに「君たちは素晴らしいけどバラードがあんまないよね？」と言われて作ったそうです。ゼップにこんなこと言えるのはビートルズかストーンズのメンバーだけだよな。

　
　関係ない話ですけどスバルの車のＣＭにジミ・ヘンドリックス「クロスタウン・トラフィック」が使われてますね。スバルってＣＭの曲センス良いですよね。昔のロッド・スチュワートといいジミヘンといい。

　

ＢＬＡＣＫ ＳＡＢＢＡＴＨ 『ＰＡＲＡＮＯＩＤ』

　ブラック・サバス。言わずと知れたへヴィ・メタルの始祖にしてその影響力は未だに絶大なカリスマバンド。ブラック・サバスはおおまかに二つの時代に分けられます。初代ヴォーカルのオジー・オズボーン時代と次のロニー・ジェイムズ・ディオ時代。

　おおまかに説明すると、オジー時代はアルバムごとに多少の差こそあれ、おどろおどろしいトニー・アイオミのへヴィなリフにオジーの個性的なヴォーカルが乗るというスタイルで、音の隙間が結構目立つがその隙間こそがねちっこい初期ブラック・サバスの唯一無二の個性になってます。

　ディオ時代はオジー時代とは打って変わってメロディアスなスタイルになっていて、これはたぶん、というか間違いなくディオの影響で、このメロディアスなスタイルはディオがかつて在籍していたＲＡＩＮＢＯＷから持ってきたものと思われます。ちなみにメロイック・サイン（ＤＡＩＧＯのウィッシュね）はこのロニー・ジェイムズ・ディオが発案したものです。

　んで、今回のアルバム。まぁ最高傑作かどうかは別にして、一般的にブラック・サバスと言えばこの『パラノイド』を思い浮かべる人が多いんじゃないでしょうか。

　ブラック・サバスの名を一気に世に知らしめた彼らの２枚目の作品であり、イギリスのみならずアメリカ進出も果たしてしまったという記念碑的作品なんです。

　オジー時代もディオ時代も駄作なし、つまりサバスに駄作なし、なんですね、個人的に。でもどっちかって言うとオジー時代のほうが好きで、そのオジー時代の中では本作は一番好きってわけではない。だって駄作のないバンドですよ。そんなバンドの最高傑作を決めようなんて作業は骨が折れるわけです。

　個人的には結構ポップでキャッチーな６枚目『テクニカル・エクスタシー』が一番好きだったりしますが世間ではあまり取り上げられないんですよね、これ。へヴィさとキャッチーさが絶妙にブレンドされた素晴らしいアルバムなんですけどね。

　じゃあ何で『パラノイド』を取り上げたのか？簡単ですよ、ブラック・サバスと言えばまず『パラノイド』だからです。初めて聴く人に薦めるにはもっとふさわしいアルバムは確かにあるけど、サバスといえば本作は無視できないからです。

　これを聴かずにサバスファンを名乗ってる人を信じるな、とでも言いたくなるくらいへヴィ・メタルの源流であり、サバスの何たるかは全てこの中に詰まってます。

　「アイアンマン」や「ウォーピッグス」、そしてキャッチーな「パラノイド」など、サバスの代表曲がずらり。ちなみに「アイアンマン」は映画『アイアンマン』でも使用されてましたっけ。

　トランスフォーマー～リベンジ～のサントラ買いました。豪華ですよ。ＬＩＮＫＩＮ　ＰＡＲＫ，ＧＲＥＥＮ　ＤＡＹ，ＮＩＣＫＥＬＢＡＣＫ，ＣＨＥＡＰ　ＴＲＩＣＫ，ＨＯＯＢＡＳＴＡＮＫ，ＴＨＥ　ＦＲＡＹ，ＡＶＥＮＧＥＤ　ＳＥＶＥＮＦＯＬＤ，ＴＨＥ　ＵＳＥＤなどなど。もう売れ線まっただ中。