ダイワさんのマグシールドです。
パーツとしては2点、写真下のカバーとユニットです。
難しく考えている方も居ると思いますが、マグオイルが内部を循環していたりとか複雑では無いです。
ユニット部分にマグオイルを染み込ませた物が挟んであり、ピニオンギアに被せるカラーとの間に油膜のシールドを作り防水します。
しかし!!!!
マグシールドユニットとピニオンギアに被せるカラーの間に隙間があり光りが漏れているのが確認出来るでしょうか?
そう、油切れを起こすのですね。
これは油量が足りなく全体に油膜が作れません。
もう一台、’10年式セルテートが入院してますが、こちらは完全に油が切れておりカラカラでした。
油が切れたマグシールドはゴムパッキンの防水性以下になり無防備な隙間からバシバシ海水やゴミが入ります。
クラッチ内部に味塩を振り掛けた様に塩が浮いていました。
’10年モデルが発売されたのは恐らく新年度の4月以降。
現在まだ’13年度が終わって無いので、マグシールドの耐久性は3年持たないと言う事なのか?
話になりませんね………。
怖いのは中古で買った人達です。
売った方がオイル切れに気が付いて無いのだから、当然マグシールドだと思い購入する訳です。
メーカーのお約束文章の
「メーカーでは1年に1度のメンテナンスをお勧めしています。」
だけじゃお客さんには分からないって。
この事は、お客さんに事実を正しく伝え、定期的なユニット交換の理解をしてもらう義務がメーカーさんには有るような気がするんですがね?
日本製リールのパーツ供給期間、メーカーでの修理受付期間は約10年前後です。
マグシールドってパーツ供給が終わると絶対に直せないリールになってしまいますよね?
確かこのメーカーさんは、
「10年後もそのリールは使えてますか?」
みたいなニアンスのキャッチフレーズを使ってますよね。
このブログ内容は非難ではありません。
批評として大人の方が読んで頂ければ幸いです。
疑問に思うのは、ユーザーさんは本当にその製品政略に付いて行って大丈夫ですか?
苦労するのはメーカーさんが打ち切った後、見放されたユーザーさんが僕達民間の修理屋に相談に来られる事です。
メーカーさん、本当に信じて大丈夫ですか?
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