せっとせとになってる(ミラー!)

海馬社長を永遠に崇拝しながら、ボッチヲタ生活を送る
昔のよろずサイトのノリで雑食二次ヲタな日々(たまに三次)

【ヴレインズ長雑考】 96話見てムダ思考楽しい(おい、デュエル見ろよ)

2019-04-09 06:14:10 | 遊戯王・ヴレインズ
ヴレインズ見たよ。96話。
ゴメンOP変わってないね変わったのはEDだけか。
…物凄く不穏で怖いんだけど、あの歌をああいう風に使うって…w
およそアニメのEDらしくない雰囲気だし(キダは好き)w

そうか、リボさんの言う通りだな。
確かに「意思」そのものは脳に残せないけど、自分がそういう意思を持った場面の記憶が残っていれば、意思を持った事自体は認識できるわけだ。
ただ認識できるって事と、実際に同じ意思を持つ事は別だからね。
私のこの飽くなき性欲とその延長で生まれた創作イメージを(でもイメージってほんと曖昧で移ろうものだから、一々しっかり記憶しないだろうが)私の脳が思い出せたとしても、でもきっとそれを実現しようという気は自発的には起こらないと予想。

…リボは何度も何度も、あの父との別れのシーンを思い出していたのか(泣)
逆に「復讐」という言葉が意外だった。私情でなく人類にとっての最善策で動いてると思ってたから。
ただ確かにあの瞬間の彼は、強い悲しみと怒りの中で、復讐を誓ったんだな。
その復讐を誓った瞬間を何度も思い出す事、それを意思と呼ぶのかどうなのか?って事か。
「こんなに何度もあの復讐を誓った場面を思い出している以上、復讐こそ自分の意思だ」
と、人間は思いがちだし。要は後付け、理由付けだよね。でもそんなものだろう。
そういうフォールスメモリーとか合理化の力によって、人間は人間らしい「意思」と「自我」は形成されていくわけなんだろうなって。…誤解の塊だよね、極論だけどその人独自の誤解こそが「その人」なんだと思うわけでさ。
相当悩んだ末にリボさんは、勿論あのように聡明なお方なのもあって、今のように自分含む人間や諸々を俯瞰で捉える姿勢に至ったんだろうな…。
──なんだこれ。これがアニメの感想か!!w

ライトニングの事もショックだったな。アイツは実に哀しい存在だ。
自信と自尊心の狭間で苦しむなんて。。。分かる。分かると言わせてくれ(再泣)
実際思考能力はダントツで優秀なんだろうね。自分のシミュレーションには絶対の自信があるから。その自信あるシミュによって、結果的に自分を完全否定されて…。
完全なる自己矛盾。自分を否定する自分を、否定できない。自信があるのに自信がない。
自信がないのに自信がある…∞ループ。そのループの中でもがけばもがくほど、自尊心だけが肥大化していく。少なくとも、自分が高い次元で葛藤している事だけは支えにしたいんだ。というか、実際それくらいしか支えがないから。
まぁその自尊心の支えだって結局、自信が大きくなったり小さくなったりする度に、いつこのプライドが壊れてしまわないかと、常に怖くて仕方なくて気が気じゃない。
…そんな感じ。
でも、ボーマンたちを作るなんて奇策(奇しくも自らを生んだ博士の行動をなぞっているような…)で勝負に出たあたりは、流石表面上取り繕ってでもリーダーやれる器だと思うよ。
そこなんだよなぁ…そこで、器用に仮面を被れるかどうかなんだよ。
プライドが肥大化しすぎて仮面に収まらなくなって。とうとう制御を失いモンスターと化した──のが、私のような哀れな人間の末路ですから=3
頑張ったよ、ライトニングはさ。例え待っているのが破滅の未来でもさ。

あのイグニスたちの未来のチャート、ああいうの大好き!!
マルチシナリオ大好きゲーマーとしては、ああいうの見るだけでワクワクしてくるんだよな。
…あのウィンディがねぇ…。でも確かに、初登場の頃は別に攻撃的なキャラでもなかったし。
使用モンスターを見る限り、なんだかクロノアみたいで(笑)やっぱり子供っぽくて純粋で他者に感化されやすい性格だったんだろうな。
実際それを自覚してたから人と関わるのを避けてはいたようだけど、ライトニングでなく人間サイドと交われば、普通に親しく上手くやっていけた可能性が存分にあったのか。…うーん切ない。
で、とにかくライトニングには人類と共に繁栄する未来は1つたりともなかったわけだ。

ライトニングの一番右の途中で切れてるルート、あれは、自殺ルートなんじゃないかと思ったりナw
(でもそのルートの場合は、他のイグニスは無事っぽいよね?)(ここが…狙い目か…?)
AIに自殺なんかできるかはともかく。
とにかく、色んなパターンのルート全てでヤツは破滅するのか。…だろうな。
きっとパラレルな別の未来では、ライトニング自身がこういう悪のボスじゃなくて、他のイグニスがボスになってる未来もあるんだろうな。
でもそういう遠い世界でなく割と近いパラレルでいっても、やっぱ…まず自殺とか。
あとは人類にライトニングだけ始末されるパターン、初期化されて再構築されたり代役と交代させられるパターン、等々色々考えてみても、
結局「ライトニングは大切な仲間だ!」「人間たちはなんて勝手なんだ!」という反感を買い、それこそ全面戦争はないにしても、共存共栄は見込めそうにない。
一番平和的なのが、完全に人類と決別する事だけど、勿論それもシミュレーション結果のうちの「失敗」ルートに入ってるだろうし。

しっかしさあ、なんでイグニスって6体いるのかね。
さすがの博士も人間をAI1体で完全再現できないから、6体に分けて作る事でカバーしたとか?
或いは、現実世界の人間の負の側面である差別や格差を取り除きながら、それでいて多様な立場の者同士が相関し合う人に近いコミュニティを作るために、わざわざ異なる性質の6体に分けたとか?
…そうなってくると、イグニスが「不完全」なのは最初から仕様のようにも思えてくるのだが。
個別シミュレーションを行わなかったのは、6体で1つの種として博士は考えていたかららしいし。
やはり敢えて6体をそれぞれ不完全にする事で、そこから各々の社会性なり調和が生まれる事を期待していたのかも…。確かに人類の後継種としてはそのほうがしっくりくる。
まぁでも大誤算だったけどさ。

ライトニングの性質はさぁ…。確かに、生きづらいタイプだよな。でもこういう存在も絶対社会には必要なんだよね。
だからライトニングの性質自体が悪とか善とかとは、完全に別の話として。
これは単に自分の趣味なんだけど、…気になるんだよ。
どんなに善人だけを抽出しても、その中から悪人は絶対一定数生まれるって説、さ。
人類には「必要悪」ってのがあるんだろうなと、漠然と考えている。
実際憎むべき悪がいないと、まとまるものもまとまらん。集団ってそんなものかと。

博士は大きな誤算をしたが、確かに生命、「種」を生みだしたのかも知れないね。
ライトニングは必要悪として存在する事になってしまったのかも知れない。
ただ(色々あるけど)人間との一番の違いは、勿論人間は簡単に死ぬし、ほっといても寿命で死ぬ事かと。
どんなに悪い奴でも必ず死ぬし、生涯に出来る事はそう多くもないし、そいつにだって親もいれば故郷もあって云々…後はキリがないw
その点AIの「必要悪」は、人間のそれとは比較にならないくらいの普遍性や影響力を持っていたって事かもね。
まぁ全部私の勝手な妄想なんですけどね★
(おい、デュエル見ろよ)

──んで更に気になるのは、勿論あの不可解なEDです。なんて挑戦的な!!
なにこれ最終回?先取り?こっわ…(ちゃんと3年目もやってくれよ!)←それ

私は~邪道で鬱好きのモンスター人間なので~、
実際のラストはあんなハッピーエンドじゃなきゃいいなと思うのですw
あれはさ、きっとAIのシミュレーションなんでしょ?
その数十億回試行したっていう未来のルートのうち、一番ハッピーなのが、あれらの光景なんでしょ?^^
もしくは、ロボッピが見てる未来の夢とかね。
…現実はそう上手くはいかないっていう、そういう残酷な展開は大好物です!!
(叶わなかった夢、届かなかった願い…)(いいよね)
(Ifの世界とは勿論心躍る希望であると同時に、でも一度目の当たりにしてしまうと、あとは切ないものだよなぁ)
恐らく多くの視聴者は胸糞だって怒ると思うンスけど、、、
勿論みんなには幸せになって欲しいし、惜しいところまではいって欲しいと思ってるんだよ。
でもさ、、、裏切って欲しいんだよ!!つうかこれガチでキメたら、子供向けアニメじゃないねホントねw
キメて欲しいんだよな~ あれは全部キカイの見た幸福な夢でした(キカイじゃない)…
って!!
それで切なさに胸を痛めたいよ。そんな事思うのはごく少数だとは理解しているが…。