~ SERENE SKY ~

流風香(るうか)の日々の日記や好き勝手な自己主張、呟きを書いていくブログ♪

ドラマ「カラマーゾフの兄弟」感想

2013-01-19 | TV・ドラマ感想
先週の1回目は、途中から見たので、どんな始まり方をしたのかは分かりませんが、ドエトフスキーの原作
「カラマーゾフの兄弟」とは、ちょっと設定が違っているようですね。日本版に、完全に書き換えられてると
いう印象を受けました。ドラマでは、二男が、かなり、追及されていて、次回は、長男の取り調べの様子を
放送するようですが、ロシア版の原作は、もっと、おどろおどろしくて、愛憎が入り混じっているし、しかも、
メインで疑われるのは長男なのにねぇ…。まぁ、文化の違いとか現代版だから… と言われてしまえば、
それまでなんだけど、ロシア版の原作とは、かなり、かけ離れているような気がします。それでも、何となく、
ロシア版の原作と何がどう違うのかを見たくて、たぶん、これからも見ていくと思いますが、正直、あまり、
期待はしてません。できれば、もっと、ロシア版の原作に近い設定でドラマ化してほしかったなぁ… と思い
ます。ロシア文学は、結構、人間の欲望とか愛憎など人間の醜い部分を作品にしてる場合が多いので、私は、
ロシア文学が嫌いではありません。醜い物の中から、

大切なものは何か?

とか

本当の愛とは?

というものを見つけていくというところが、ロシア文学の魅力のように思えます。このドラマの原作は、
日本人が書いたもののようなので、ロシア版とは違う内容なんでしょうね。ロシア版の方が、もっと、
狂気の世界なんですよね。でも、日本でドラマ化するには、ちょっと過激なのかもしれません。
原作とこの日本版の「カラマーゾフの兄弟」、どこがどう違うのか、よく見ていきたいと思います。
ただ、あまり、期待はしないで見るつもりですが…。(ちょっと、失礼でしょうか?)