~ SERENE SKY ~

流風香(るうか)の日々の日記や好き勝手な自己主張、呟きを書いていくブログ♪

母親の本性

2012-06-14 | AC・虐待する両親の行動と言動
今まで、私は、母親のことを、思いっきり、誤解してたことに気づきました。私が思ってたような人間ではない。
自分のことしか考えず、自分勝手な言動や行動、場合によっては暴力をふるう父親と同じ人種で、結局は、
私の両親は似たもの夫婦なのだということが解りました。昨日書いたように、ちょっとしたことで揉めました。
怒り狂った父親とは、全く話にならず、解決策が見つからなかったため、今日、父親が仕事に行った後、母親に
そのことで相談したのですが、認知症の症状が進んでいる母親とは、なかなか話にならなかったのですが、
何とか、時間をかけて結論を出しました。その後、私は、父親のことを

あの人は、自分中心に世界が回ってると思ってる人だから…

と言ったら、母親から

お母さんも、自分中心に世界が回ってると思ってるから!!

と言われました。この言葉を聞いて、今まで、自分のせいで父親から暴力を受けてると思い込み、責任を感じてた
私の中で、今まで抱いていた母親のイメージがガラガラと音を立てて崩れていきました。子供の頃から、母親が
父親から暴力を受けてたり、喧嘩したりすると、必ず、仲裁に入って子供の頃から母親を守ろうとしてきました。
母親が父親から暴力を受けてるのは、全て、自分のせいだと思っていたから…。でも、そうではなかった。
母親は、父親の怒りの矛先が母親から私に向かって私に暴力を振るっても守ろうとはせず、父親と一緒になって
暴言を吐いていました。それでも、自分のせいで母親が暴力を受けるより自分が暴力を受けるべき人間なのだと
思ってました。もちろん、14年間のカウンセリングの中で父親の母親への暴力が私のせいではないということは
頭では分かっていました。私は、いわゆる、母親と親子逆転した共依存関係だったんですよね。本当なら、子供の
悩みを親が聞くものだけど、私は、母親の悩みや相談、父親の愚痴まで聞かされてきました。私にも、当然、
悩みや相談したいことはありましたが、両親には、とても相談できず、どんな問題も自分で処理してきました。
なので、私は、人を頼ったり、甘えたりすることができませんでした。カウンセリングを受けていくうちに、
14年間、お世話になった先生には、悩みや相談をすることができるようになりましたが、かなり、時間がかかり
ました。そのカウンセリングの中で、私と母親の関係が共依存関係だと分かったのです。そして、両親も、共依存
関係だということも分かってきました。なので、先生のアドバイスに従って、母親との距離を少しづつ取るように
してきました。でも、6年ほど前から母親に認知症の症状が現れ始めましたが、父親や妹は、全くの無関心…。
しかも、4、5年前には、激しい喧嘩をして、すごい物音がしたので下に行くと、逆上した父親が母親の首を
絞めていたこともあり、私が、この家を出る前に、何とか、母親を精神科か保健所や福祉事務所などで相談して
何とかしなければ… と思って奔走していたのですが、そんなことをする価値のある人間ではなかったんです。
いくら、認知症だったとしても、父親と同じような価値観や考え方をしてるような人を守ったり、病気の心配を
する必要なんてなかったんです。家を出る前に、何とかしなければと思っていましたが、私一人の力ではどうにも
ならず、しかも、犬猿の仲の父親が母親のことで私が、保健所や福祉事務所に行って相談に行ったところで耳を
貸すとも思えず、結婚して家を出た妹の言うことなら父親も聞く耳を持つから協力してほしいと言っても、全く
協力してもらえず、困ってたところに母親のこの言葉を投げつけられました。いくら、認知症だったとしても、
この言葉は、恐らく、本心でしょう。だから、母親を守ろうとした私が父親から暴力を受けても守ろうとせず、
父親と一緒になって暴言を吐いたりしてたのも、その言葉を聞いたら納得がいきます。つまり、

自分さえよければいい!!

これが、母親の考え方であり、価値観だったのだと思い知りました。なので、もう、母親のことを心配するのは、
金輪際、やめることにしました。そして、認知症がひどくなって、後々、介護が必要になったとしても、家を
出たら、両親の世話は、一切、しないことにしました。私は、私なりに母親を体を張って守ってきたんですから…。
これ以上、もう、何もする必要がないことが、よく解りました。後は、両親に可愛がられて育った妹が両親の
面倒を診ればいいだけの話です。その方が、両親も私が世話をするより喜ぶでしょうから…。

ただ、今まで、両親が似たもの夫婦だったということに気付かなかった自分が情けなくて仕方ない。
私は、結構、人を見る目がある方だと思っていたけど、一番身近にいる母親の本性を見抜けなかった。
妹は、両親に、できるだけ関わらないようにして生きてきたと言ってたのは、きっと、母親の本性を見抜いてた
からもしれない。

私、今まで、一体、何のために母親を守ろうとしたんだろう?すっかり、騙されていた。正直、すごく悔しい。
でも、過去に戻って過去を変えることなんてできないし、ひどい目に遭った記憶だって消すこともできない。
もし、変えられるとしたら、現在と未来だけです。私は、もう、父親だけでなく母親も捨てることにする。
例え、また、逆上した父親に殺されかけてたとしても、私は、もう、母親を助けるようなことはしない。
それで、母親が死んだとしても、私は知らない。

私にとっての一番の汚点は…

あの二人の子供として生まれたこと…

子供は、親を選べませんからね。私は、もっと、あの二人に冷たくしてもいいんだと思えるようになった。
もっと、距離を置いてもいいんだと思えるようになった。ショックだったけど、ある意味、認知症だという
ことで、なんだかんだと母親の面倒を診ようとして、ズルズルと共依存関係を続けていたけど、もう、
そんな関係も、これで終わりにする!!もう、あの二人に振り回されるのは、もう、ゴメンだから…。