ちょうど、昨日が台湾上陸一周年でした。
海外で住むことは、自分にとっては結構な覚悟出来たのだけれど、やってみるとこの一年あっという間でした。そして、中国語も覚えずにこの一年間過ごせた事に驚きを感じます。
ほんと、全くはなせないんですからね。
まぁそれで、この一年を振り返りながら、台湾に住む事について考えたいなと。
どういう風に書こうかと迷ったけれど、この前のグーグルの検索結果を調べたエントリーで見てたら「台湾に留学」を考えてる人がたどり着く可能性が高い、ということで、「台湾に留学するときの注意点」という観点で書きますね。なんか、かいてみるとけっこうずらずらと箇条書き調になってしまった。読みにくくてごめん。そして、長文失礼。
○治安は良い。台北の街は健全
今のところ深夜に一人タクシーでも、運転の荒さでひやっとする事はあっても、「女の子紹介するよ」とか妙に細い路地を行くとかそういうことは無い。そして、聞いた事もない。怖そうな人が歩いてることも少ない。一度だけ、西門のはずれを歩いていた時に、ちょっとだけ雰囲気が怖いなとおもったことはある。
台北では風俗は全くない。噂では聞いた事があるが、一応表だっての風俗はなく、かなり健全。このあたりがきっと大陸と大きく違う居心地の良さだと思う。
観光客と現地人で値段が違う事は全くない。ちゃんとした商売してる。ただし、いわゆる「観光客しかいかないなぁ」という高い店もある。全身マッサージなんてきっとそうなんだろうなぁとかおもったり。そういうところは、日本人慣れしてるから、あんがい、観光で行くと居心地はよい。まぁ観光にとってもフィットしてる。
○物価は安いものと高い物とある。
生活費は安い。水道とか電気とかもう全く気にしていないけれど、水道一月で百元~数百元。電気も1000元超えないぐらい。日本人だと国際電話を使う機械も多いと思うけれど、日本への国際電話は1分13元ぐらい。
食べ物は、現地の食べ物は安い。思いついたところを挙げてみる。(一元は訳3.6円)餃子一個4元、肉まん一個8元、炒飯一人前60元、ショウロンポウ一籠80元(ティンタイフォンはこの倍ぐらい)、自助餐おなか一杯80元、炒ビーフン40元、マンゴージュース35元等々。
私のもっとも普通の一日の食事パターンだと、朝パン+何か飲み物で訳30~40元、昼・台大の生協みたいなところの弁当60元、夜どこか外食訳60~80元併せて150~180元(500円~600円)安。
しかし、洋食・日本食は高い1食最低150元はする。(まぁ日本で考えれば安いけれど上のと比べると高く感じる)うどん。ラーメン1杯150~200元。パスタ200~300元。コーヒー一杯60元~120元
お酒は台湾ビールは安い。330mlカンで32~35元。洋酒はけっこう高い。あんまりかってないけれど、そういう印象。飲み屋でカクテル1杯200~400元。でもベルギービールは安い印象。まぁこれは日本での値段が高いからかもしれないけれど、飲み屋で150~200ぐらいである。スーパーで65~100元で売ってるのがうれしい。 パソコンは、ハイスペックを求めると結構高いが、コストパフォーマンスを求めるとかなりやすくしあがる。私が現在オフィスで使ってるパソコン(前のエントリー)は過不足無くて15000元(モニター込み)だったし、家で使ってる奴は、まぁ機能には不満がある(ネトゲにはつらい)ものの12000元で手に入った。ノートパソコンも同じ。日本製ソニー・東芝はかなり高いがACER、ASUSは安い(2000元ぐらいからある。)マックは日本で買う方が安いという話を聞いた。
美容院は安い(台大には100元の理髪店があるらしい)が、腕は悪い(らしい)。私が行く店はだいたい600元(前のエントリー)ぐらいだが、学生に600元したっていうと、結構驚かれた(高いって)。台大の近くには美容院が乱立しているけれどだいたい600元~400元の間ぐらい。台北市内で探せば日本人がいる美容院があるらしいが1000元以上する。
賃貸マンションはけっこう高い。というか、学生はほとんどルームシェアしてる。(5000~7000元ぐらいらしい)シェアしない事を考えると、最低月10000元は考えないと行けない。普通レベルではたぶん15000元ぐらい。日本の不動産が紹介してる物件だと20000~、1DK3000元ってのまであるらしい。
○ご飯は結構心配ない。
海外生活というと、食べ物が心配かもしれないけれど、台北のご飯は探せばけっこう美味しいところがある。そして安い。もともと外食がさかんなところなので、レストラン(食堂というか食べれるところ)も住むところの近くに絶対なにがしかある。
台湾に良くある、なんか家の軒先で食べさせてるような食堂は、言葉ができない私は結構入りずらくって、美味しそうだなぁと思いながら躊躇してしまうことがあるのだけれど、入ってみれば何とかなる。というか、なんとかしてくれる。注文を取る形式で、伝票に数を記入するだけの場合はほとんど言葉を交わさなくても良かったりする。あと、自助餐は重さで会計とか。
台湾の料理は油っこい物が多い。気をつけていなかったら、かなり太った(^^;最近は気をつけているのでちょっとやせ気味(さりげなくアピール
タイ・ベトナム料理屋が結構あるが、ベトナム料理はいまのところ台湾風な味付けの物に仕上がっているという事が判明しております。
日本食もまぁ味にこだわらなければけっこうある。台北なら、百貨店の地下にはかならずある。ラーメンはある。美味しいところもある。しかし、おいしいそば屋は今のところ見つかっていない。涼麺はそばではない。烏龍麺(ウーロン麺)はうどんではない(うどんのつもりらしいけれど)。
洋食は平均的に日本よりも高いようなきがする(300元とかかかる)。そして、結構流行ってるのに、食べてみるとまずい店が多いと思う。
自炊する能力があれば、食材は結構そろうのではないかと思う。そのあたり自炊した事がほとんどない(パスタをゆでるぐらい)なので・・・。ただし、自炊出来る環境のある一人暮らしの部屋はほとんど無い。
美味しいウーロン茶は売ってるのに、コンビニのペットボトルはなぜか砂糖入りがメイン。「無糖」と書いてなかったら確実に砂糖が入っている。
フルーツは旨い。フルーツのかき氷とかジュースとか至る所に屋台や店舗が出ているので、こいつはいい。
○言語は最低限の生活には必要ない
言語留学生は気をつけた方が良いと思うが、言葉使わなくても食っていけるので、下手をすると全く言語習得できないかもしれない(ここに一例が・笑)
○台湾人気質には気をつけろ!(愚痴ゾーンへようこそ)
言語もわかってないもので、なかなかそれで語れる範囲なのですが・・・。人当たり、とっても親切な台湾人で、この前友達が来たときも「古き良き日本」みたいなんて言ってたけれど、1年住んで、それなりにつきあっていかないとなると、とそりゃいらいらさせられる事もある(というか、けっこう多い)
ちょっと長すぎだな(^^;
海外で住むことは、自分にとっては結構な覚悟出来たのだけれど、やってみるとこの一年あっという間でした。そして、中国語も覚えずにこの一年間過ごせた事に驚きを感じます。
ほんと、全くはなせないんですからね。
まぁそれで、この一年を振り返りながら、台湾に住む事について考えたいなと。
どういう風に書こうかと迷ったけれど、この前のグーグルの検索結果を調べたエントリーで見てたら「台湾に留学」を考えてる人がたどり着く可能性が高い、ということで、「台湾に留学するときの注意点」という観点で書きますね。なんか、かいてみるとけっこうずらずらと箇条書き調になってしまった。読みにくくてごめん。そして、長文失礼。
○治安は良い。台北の街は健全
今のところ深夜に一人タクシーでも、運転の荒さでひやっとする事はあっても、「女の子紹介するよ」とか妙に細い路地を行くとかそういうことは無い。そして、聞いた事もない。怖そうな人が歩いてることも少ない。一度だけ、西門のはずれを歩いていた時に、ちょっとだけ雰囲気が怖いなとおもったことはある。
台北では風俗は全くない。噂では聞いた事があるが、一応表だっての風俗はなく、かなり健全。このあたりがきっと大陸と大きく違う居心地の良さだと思う。
観光客と現地人で値段が違う事は全くない。ちゃんとした商売してる。ただし、いわゆる「観光客しかいかないなぁ」という高い店もある。全身マッサージなんてきっとそうなんだろうなぁとかおもったり。そういうところは、日本人慣れしてるから、あんがい、観光で行くと居心地はよい。まぁ観光にとってもフィットしてる。
○物価は安いものと高い物とある。
生活費は安い。水道とか電気とかもう全く気にしていないけれど、水道一月で百元~数百元。電気も1000元超えないぐらい。日本人だと国際電話を使う機械も多いと思うけれど、日本への国際電話は1分13元ぐらい。
食べ物は、現地の食べ物は安い。思いついたところを挙げてみる。(一元は訳3.6円)餃子一個4元、肉まん一個8元、炒飯一人前60元、ショウロンポウ一籠80元(ティンタイフォンはこの倍ぐらい)、自助餐おなか一杯80元、炒ビーフン40元、マンゴージュース35元等々。
私のもっとも普通の一日の食事パターンだと、朝パン+何か飲み物で訳30~40元、昼・台大の生協みたいなところの弁当60元、夜どこか外食訳60~80元併せて150~180元(500円~600円)安。
しかし、洋食・日本食は高い1食最低150元はする。(まぁ日本で考えれば安いけれど上のと比べると高く感じる)うどん。ラーメン1杯150~200元。パスタ200~300元。コーヒー一杯60元~120元
お酒は台湾ビールは安い。330mlカンで32~35元。洋酒はけっこう高い。あんまりかってないけれど、そういう印象。飲み屋でカクテル1杯200~400元。でもベルギービールは安い印象。まぁこれは日本での値段が高いからかもしれないけれど、飲み屋で150~200ぐらいである。スーパーで65~100元で売ってるのがうれしい。 パソコンは、ハイスペックを求めると結構高いが、コストパフォーマンスを求めるとかなりやすくしあがる。私が現在オフィスで使ってるパソコン(前のエントリー)は過不足無くて15000元(モニター込み)だったし、家で使ってる奴は、まぁ機能には不満がある(ネトゲにはつらい)ものの12000元で手に入った。ノートパソコンも同じ。日本製ソニー・東芝はかなり高いがACER、ASUSは安い(2000元ぐらいからある。)マックは日本で買う方が安いという話を聞いた。
美容院は安い(台大には100元の理髪店があるらしい)が、腕は悪い(らしい)。私が行く店はだいたい600元(前のエントリー)ぐらいだが、学生に600元したっていうと、結構驚かれた(高いって)。台大の近くには美容院が乱立しているけれどだいたい600元~400元の間ぐらい。台北市内で探せば日本人がいる美容院があるらしいが1000元以上する。
賃貸マンションはけっこう高い。というか、学生はほとんどルームシェアしてる。(5000~7000元ぐらいらしい)シェアしない事を考えると、最低月10000元は考えないと行けない。普通レベルではたぶん15000元ぐらい。日本の不動産が紹介してる物件だと20000~、1DK3000元ってのまであるらしい。
○ご飯は結構心配ない。
海外生活というと、食べ物が心配かもしれないけれど、台北のご飯は探せばけっこう美味しいところがある。そして安い。もともと外食がさかんなところなので、レストラン(食堂というか食べれるところ)も住むところの近くに絶対なにがしかある。
台湾に良くある、なんか家の軒先で食べさせてるような食堂は、言葉ができない私は結構入りずらくって、美味しそうだなぁと思いながら躊躇してしまうことがあるのだけれど、入ってみれば何とかなる。というか、なんとかしてくれる。注文を取る形式で、伝票に数を記入するだけの場合はほとんど言葉を交わさなくても良かったりする。あと、自助餐は重さで会計とか。
台湾の料理は油っこい物が多い。気をつけていなかったら、かなり太った(^^;最近は気をつけているのでちょっとやせ気味(さりげなくアピール
タイ・ベトナム料理屋が結構あるが、ベトナム料理はいまのところ台湾風な味付けの物に仕上がっているという事が判明しております。
日本食もまぁ味にこだわらなければけっこうある。台北なら、百貨店の地下にはかならずある。ラーメンはある。美味しいところもある。しかし、おいしいそば屋は今のところ見つかっていない。涼麺はそばではない。烏龍麺(ウーロン麺)はうどんではない(うどんのつもりらしいけれど)。
洋食は平均的に日本よりも高いようなきがする(300元とかかかる)。そして、結構流行ってるのに、食べてみるとまずい店が多いと思う。
自炊する能力があれば、食材は結構そろうのではないかと思う。そのあたり自炊した事がほとんどない(パスタをゆでるぐらい)なので・・・。ただし、自炊出来る環境のある一人暮らしの部屋はほとんど無い。
美味しいウーロン茶は売ってるのに、コンビニのペットボトルはなぜか砂糖入りがメイン。「無糖」と書いてなかったら確実に砂糖が入っている。
フルーツは旨い。フルーツのかき氷とかジュースとか至る所に屋台や店舗が出ているので、こいつはいい。
○言語は最低限の生活には必要ない
言語留学生は気をつけた方が良いと思うが、言葉使わなくても食っていけるので、下手をすると全く言語習得できないかもしれない(ここに一例が・笑)
○台湾人気質には気をつけろ!(愚痴ゾーンへようこそ)
言語もわかってないもので、なかなかそれで語れる範囲なのですが・・・。人当たり、とっても親切な台湾人で、この前友達が来たときも「古き良き日本」みたいなんて言ってたけれど、1年住んで、それなりにつきあっていかないとなると、とそりゃいらいらさせられる事もある(というか、けっこう多い)
- 親切なんだけど、おせっかい。 結構旅行できても、これは経験する事かもしれないけれど、とにかく親切にしてくれる。お節介なぐらい。旅行出来た、友達が人に道を聞いただけで、タクシーに乗せられたっていうのがあったけれど、そんな感じ。まぁ言葉ができないから、細かい希望をちゃんと伝えられないところにも問題はあるんだろうけれど・・・。 で、何でかなーと思ったんだけれど、日本人と違うのは、手助けする事に責任感が特にないのかなと思う。日本人だと、頼まれて引き受けたら、それをかなえる責任みたいなのを感じるけれど、台湾の人は頼まれた事は頼まれた事として、結果の責任は頼んだ人にある事をちゃんと知ってる。頼まれる事の責任の重みを感じないから、かなり積極的に助けてくれる。だから、とっても親切。でも結果は頼んだ方が責任をとらないといけない。(親切がお節介でも困るのは頼んだ方)
- 約束がルーズ ルーズというか、台湾人時間がまだ読み切れてないのかなぁ私は。台湾に来た当時「ちょっと待って」を何回も繰り返されて何時間も待たされたりね。約束を破ったり、連絡無しに何時間も遅れてきたりってのは少ないと思う。だから、最近思うのは、台湾人に取って目の前の世界が一番重要なのかな、ということ。遠くで約束を待っている人よりも、目の前の仕事とか、自分のしたい事とかそういう事が優先される。約束した時は、約束するときは目の前にその約束があるのだけれど、いざ、約束実行時に何か他の物が目の前にくると、それが優先になるということ。対策としては、約束時は自分も他の事しながら、約束を実行できるようにする。そうすると、そんな時間のロスも気にせず、イライラも少ない。
- 批判されるのは嫌い、非は認めない 自分の中で「悪くない」と思ったら、ぜったい非は認めない。論理なり情緒なりなんでも使える物はつかって、悪くない事にする。私は結構、理屈嫌いではないので、自分もそんな感じなので、これにはあんまりイライラしない。結構「あ、それでもいいんだ」ってかんじでやってるから、もしかしたら現地の学生をイライラさしてるかもしれない(笑)
ちょっと長すぎだな(^^;