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教養懇話会(第90回)「底力を養う」(上甲 昇氏の講演より)・・・姶良市加治木町ふれあいセンター

2014-07-24 14:21:19 | 教養懇話会

7月24日、姶良市加治木町ふれあいセンターにおいて教養懇話会(第90回)が開催され、今月はYさんが当番で「底力を養う」・・(上甲 昇氏の講演より)についてを本文A4版4枚にまとめて発表されましたが、Yさんの了解を得たので紹介します。

今回の発表内容は、5月28日の講演内容と「志を教える」という講師の著書の内容をYさんがまとめたもので、発表内容はスキャンして添付しましたが、その概要について紹介します。

○講師(著者)は1963年松下電器産業に入社、1981年に松下政経塾に転勤、1995年まで同塾頭・副塾長を勤め、1996年退社、1997年「青年塾を創設し現在に至る。

○松下政経塾と青年塾について・・・松下政経塾は松下幸之助氏が85歳で塾を作り、94歳で死去する約10年間で人材育成に努め、熟生の中から30名の国会議員を出した。青年塾は「上甲 昇氏」が1997年に創設。松下政経塾の精神を受け継いで、毎年入塾生は80~90名で現在に至っており、16年経過している。「上甲 昇氏」の人生テーマは「次代を担う青年を育てる」を目標に、学びの基本を「知恵の教育」におき、自らの主体的な意志で、自ら何かを掴み取る教育を目指している。

○日本の過去・現在・未来・・・陽から陰へ進む。戦後60年とこれからの60年は様相が変わる(人口増→人口減、福祉年々充実→切り捨て、年金→減へ、子孫に借金とごみを残す)。百年の計をもった政治家が欲しい(世襲議員80名、金のかかる選挙)。世界の繁栄の中心はアジアにやってくる(エジプト→ギリシャ→ローマ→ヨーロッパの中央→大英帝国→20世紀アメリカ→21世紀中国→22世紀インド→23世紀イスラムの国々へ)

○戦後日本人が失った3つのこと・・・「上甲 昇氏」の志・・志の3条件(人生のテーマをもつ、生きる原理原則をもつ、言行一致)・・青年塾を作った志(日本人の政治意識を変える、若者の目に力を取り戻す、世代としての責任がある)・・これからの年寄りに足りない3つのもの(貧乏を知らない、戦争を知らない、神仏がわからない)・・日本人が精神的に欠けているものを取り戻す(信仰心を育てる、道徳を教える、歴史を学ぶ)

○底力を養う・・・小手先のテクニックだけでは、力は養えない・・真理は、平凡の中にある・・誰でも知っていることを、きちんとできる人が底力のある人である・・その気にんらない人がいたら、できるように変えていく。変わっていく・・難有、ありがたい。今は「飽食」に時代から「崩食」の時代へ・・嘆いても、どうにもならないことを嘆くな・・小さな実践が大きな力になっていく。

○おしまいに・・・時代を知り、歴史を知り、自分を知ることを基本に学び、「周りを良くしようと努力すれば、結局自分が良くなる」という信念を持ち、子や孫たちに生きざまを見てもらい、語らって世代責任を果たしていきたい。

以上が発表の概要ですが、添付した資料に詳しく掲載してありますので、クリックして確認してみてください。

※書類をクリックすると拡大し2回クリックすると更に拡大します。左上の←をクリックすると戻ります。

   

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