11月5日（日）午前9時～姶良市総合運動公園において、平成２９年度 姶良市総合防災訓練が開催されましたが、私は訓練開始前にメイン会場の姶良市総合運動公園行って「来場者用パンフレット」をもらい、訓練前の様子を撮影しながら、訓練開始を待ちました。
パンフレットには「訓練目的」「基本方針」「訓練想定」「訓練実施日時」「訓練実施会場等」「訓練参加機関・団体等」「主要訓練内容」「主要訓練内容詳細及び時系列」「訓練参加展示」「訓練種目案内」「メイン会場案内図」「体育館案内図」等が記載されていますが、その一部を紹介します。
【訓練目的】・・「災害基本法」及び「姶良市地域防災計画」に基づき、各防災機関及び市民等が相互に緊密な連携を保ちながら、情報伝達・共有・避難誘導・避難所運営・救出・救護及び災害応急対策が迅速にかつ的確に実施できるよう防災体制の確立強化に取り組むとともに、市民への防災思想の普及・防災意識の高揚を図り、「自助」「共助」「公助」の効果を最大限に発揮する総合的な訓練を実施する。
【訓練想定】・・１１月５日（日）午前９時、鹿児島湾を震源とする震度６弱の地震が発生。この地震の影響による、津波・液状化・揺れ・斜面崩壊で建物全壊約４００棟、半壊約1700棟、火災による焼損家屋若干の建物被害及び、多数の死傷者、避難者等の人的被害が発生した。また、市内全域で、電気、ガス。水道、通信等、ライフライン全般の機能支障が発生し、長期間にわたり復旧の見込みがないことが予想される。さらに、道路、鉄道、港湾、漁港等、交通施設においても甚大な被害が発生した。今後時間の経過とともに、避難所避難者をはじめ、在宅避難者においても、生活支障者数の増加が懸念される。
【訓練種目】・・「情報伝達訓練」「住民避難訓練」「運用訓練」「情報収集訓練」「画像伝送訓練」「情報伝達訓練」「災害時FM放送局開設訓練」「ライフライン復旧訓練」「避難所運営訓練」「合同救出救護訓練」
訓練は「主要訓練内容詳細及び時系列」により開始され、合同救出救護訓練を最後に１２時には全ての訓練を終了し、１２時１０分～終了式が開始され、訓練終了報告（姶良市消防署長）、本部長（姶良市長）の講評後に副本部長（副市長）の閉会宣言で、姶良市総合防災訓練を終わりましたが、サブ会場を含めると４５団体（約１０００名）が参加する大規模な訓練を見たのは初めてでした。
このような訓練を通して、大規模災害が発生した時に、機関・団体間の情報収集・伝達・共有及び指揮系統の確認などが大切であることを改めて認識すると共に、災害時に必要な臭いが漏れないトイレ、道具を使わずに短時間で建てられるテント、プロパンガス発電機等の機材も見ることができたので、参加して良かったと思っています。
訓練の一部を写真で紹介し「来場者用パンフレット」をスキャンして添付します。
訓練前のメイン会場
訓練前のメイン会場
訓練前の体育館
訓練前の体育館
訓練前の体育館前
訓練前の体育館横
訓練前のメイン会場
訓練前のメイン会場
情報伝達訓練
避難所運営訓練
避難所運営訓練
本部関係者のブース視察（救急救命車両）
本部関係者のブース視察（救援物資輸送訓練）
本部関係者のブース視察(災害時FM放送局開設訓練）
本部関係者のブース視察（災害ボランティアセンター開設訓練）
本部関係者のブース視察（県防災研修センター）
本部関係者のブース視察（防災グッズ・・無臭トイレ）
本部関係者のブース視察・・避難所運営訓練（HUG・・避難所運営ゲーム）
炊き出し訓練（カレーライス・・４００食準備）
本部関係者のブース視察・・ライフライン復旧訓練
救援物資受け入れ訓練
一般参加者（訓練参加要員の関係者）
合同救出訓練
空路輸送訓練
道路啓開訓練
多数傷病者対応救出訓練
埋没車両・家屋救出訓練（救助犬）
埋没車両・家屋救出訓練（自衛隊・消防・米盛DMAT
埋没車両・家屋救出訓練(米盛Ｄｒヘリ搬送連携訓練）
区画外延焼火災消火訓練（消防・消防団・自主防）
区画外延焼火災消火訓練（県防災ヘリ・・放水）
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区画外延焼火災消火訓練（県防災ヘリ・・放水後）
終了式
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