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文化講演会(2018)~大河ドラマ「西郷どん」の魅力~姶良市も舞台~・・・姶良市文化会館(加音ホール)

2018-01-31 20:57:23 | 日記

 1月31日(水)18時~姶良市文化会館(加音ホール)において~大河ドラマ「西郷どん」の魅力~姶良市も舞台~が東川 隆太郎 氏を講師に招いて開催されました。

 姶良市商工会会長の開会あいさつ、司会による講師の経歴紹介の後に、特定非営利法人 まちづくり地域フォーラム・かごしま探検の会 代表理事 東川 隆太郎 氏が登場して約90分間、大河ドラマ「西郷どん」の出演者との裏話や現在すでに放送された第4話まの現地での撮影の様子や撮影に至る背景などについて詳しく説明がありましたので一部を紹介します。

〇講師は、まちづくり地域フォーラム・かごしま探検の会 代表理事として鹿児島県内をくまなく歩き、今回の大河ドラマ「西郷どん」の原作者の原稿を鹿児島弁で書いた場合の表現等、様々な面で深く関わりを持っている話や、出演者の皆さんが鹿児島をお忍びで訪問して現地を訪ねる場合には案内役を引き受け、その時の裏話など、一般に知り得ない情報について詳しく説明がありました。

〇鹿児島県各地でロケが行われる中で、姶良市でのロケ地4か所(龍門司坂、掛け橋坂、詳矛神社、重富海岸)について、ロケ地でのエピソードの他、姶良市に隣接したの小浜で行われたた、稲刈りのシーンを撮影するため、田を借り受けて、撮影時期に合わせるため稲を早めに植えたエピソードなども紹介されました。

〇第一話の中に出てくる西郷家は大家族で貧乏な様子ではあるが、敷地面積は259坪、西郷家が商人から借金した200両は現在の金額で2000万円程度になり明治5年までかかって返済し、利子を含めて400両返済しようとしたが、貸し手の豪商は利子の受け取りを拒否したエピソートなども紹介されました。

〇関ヶ原の戦いの苦難を偲び毎年行われている妙円寺参りの記録の中で、大久保利通の日記が紹介され、19歳の時に郷中で妙円寺参担当となった時は、軽装で前もって下見に行き、当日は鎧甲を着て夕方に出発し明け方に帰宅した様子などが記録されている。(資料2枚目参照)

〇島津斉彬がお忍びで鹿児島に来た記録は残されていないが、祖父の島津重豪がお忍びで琉球に行った記録が残されていたので、ドラマでは島津斉彬が鹿児島にお忍びで訪れた設定になっている。大河ドラマでは記録がはっきりしていない場合でも可能性があれば、ドラマを面白くするため、取り入れる場合もある。・・・講演が終わってから姶良市商工会副会長の閉会の挨拶があり散会しました。

講演内容の一部を紹介しましたが、講演内容は豊富な知識と大河ドラマ関係者との交流体験を交えたもので、興味を持って聴くことができました。講演中は撮影禁止のため、講演前の会場の様子とポスターの写真及び資料をスキャンしたものを添付します。

会場に掲示されていたポスター

開演前の会場全景

※写真をクリックすると拡大し左上の←をクリックすると戻ります

    

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1 コメント

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Unknown (藤井)
2018-02-01 09:35:46
東川隆太郎さんは11年前に観光ガイド講習で初めて存じ上げましたが、現在はテレビやラジオ出演は勿論、行政関連の会議等でも引っ張りだこですね。知識が豊富で、話術も上手く話が面白いですね。県立図書館で色々調べる等、陰での努力も知っていますが、10年で人は大きく成長しますね。有難うございました。
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