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総永代経法要と講話(2016)・・・・東本願寺鹿児島別院

2016-06-25 16:34:30 | 日記

6月25日10時より東本願寺鹿児島別院において総永代経法要と講話があり、母に代わって出席したので、私の理解の範囲で紹介します。

10時より、僧侶4名による大無量寿経の読経が行われ、読経の途中から参列者の焼香が始まり、読経が終わって僧侶は退席されました。その後、東本願寺鹿児島別院の輪番(責任者)より講師:長野量一 氏(日豊教区田川組 正法寺住職)の紹介があり,講話が始まりました。まず、和讃の朗読をされてから、演題「帰依処」(よりどころ)について、講師の経験談を含めて講話されましたので、その一部を紹介します。

○永代経は教えが代々伝えられるようにとの願いが込められたもので、和讃などに込められた親鸞聖人の教えを代々伝えていくことが大切である。

○恭敬と供養・・日常生活で先祖の供養をする時に仏壇に生前の好物などを供えているが、それよりも、恭敬の念で仏を敬い念ずる気持でお参りすることが先祖の供養にとってより大切である。

○仏教の経典はインドの古語を漢文に訳したものが中国経由で日本に入っているが、東南アジアにはインドの古語が直接伝えられている。その内容を翻訳したものの中に、「大邸宅(大きなおうち)」の経典がある。2500年前にバラモン階級(神官)で大邸宅に住んでいた人が4人の息子に財産をすべて分け与え、息子たちに面倒を見てもらっていたが、たらいまわしにされて最後は追い出されて、托鉢をしていると、お釈迦さまに救われて、祇園精舎で弟子として暮らすまでのことを詳しく書いてある。

○私達は、お金、子供、健康などを、心の「よりどころ」にして生活するのではなく、仏の教えを心の「よりどころ」に生活すれば、心穏やかな暮らしができる。

約40分間の講演の一部を紹介しましたが、私も門徒の一人として今後、仏の教えを学ぶ機会を増やすように心掛けたいと思っています。

会場の様子を一部写真で紹介します。

東本願寺鹿児島別院の外観

看板

読経

焼香

講演の開始

講演の内容の一部

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